長野行く。車で。

緊急事態宣言だということで、長野県にお出かけする。

 

緊急事態宣言だっていうのに、よもや遊びに行くやつぁいねえだろうな、などと冒頭の数文字だけ読んでお怒りになる皆さんの顔が思い浮かぶ、でも待ってほしい。違うんだ。


長野県に諏訪神社という場所があり、そこは厄除けで有名な神社だ。そこに、コロナが終息することをお祈りしにいくのだ。
そうすると、立ちどころにこの世界からコロナが消滅する。
このブログの読者は一般的な日本国民を想定しているから、そうした願掛けだとかに何の意味があるんだと思われそうだが、俺にはなんだか、そんな気がするんだ。


そしてついでに、最近軽井沢にオープンしたという、庭で焚き火ができる半キャンプ型のホテルに泊まってくる。
キャンプしてもよし、ホテルのベッドで寝てもよし、そんな宿泊施設だ。素晴らしい。コロナ終息のために、俺はやる。

 

で、そんな神の祝福を受けた戦士である俺だが、大きな問題がひとつ。

車で行くんだよね。それがとても怖い。神の戦士にしてはなんとも情けない話だ。


半年おきくらいに旅行してるんだが、そのたんびにこの問題が大きくのしかかる。
前回は九十九里浜までいったけど、一度だけ「ぷっぷー」されたし。

車の運転って大変だよな~~~。運転して旅館まで行ったよ。の話。 - 青山日記

 

 

あれは千葉の浜辺まで行くもんだからそんなに困難は無かったが、今回は割と都心を抜けていくルートだから、今からこうして遺書をしたためている。
遺書の内容は、具体的には次のとおりだ。

 

・大切なことなので、最初にいいます。この遺書を読み終わったら、このPCとスマートフォンを完全に破壊してください。
・会社のデスクの脇机の、下から二番目の引き出しに「まずい書類だから、ほとぼりが冷めたころに捨てる書類」がたんまり入ったボックスがあります。
 それも完全に捨ててください。間違っても燃えるゴミの日に出さず、シュレッダーしてください。
・クローゼットの革のかばんも、中身を見ることなく捨ててください。
Twitterに「青山の母です。生前は息子をフォローしていただき・・・」だけはやめてください。

 

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ペーパードライバーってわけじゃなく、半年に一度くらいは乗るんだよね。
そして幸いにもこれまで無事故でいるんだが、乗るたびに「前に進むときは、Dだよね」などとググって調べているのは頼りない。


早く、少なくとも首都圏の道路はすべて無人運転化してほしい。
その無人運転のために、AIを一生懸命開発しているんだそうだが、そんな必要はまったくない。ディズニーランドの乗り物みたいなのでいいんだよ。全部レールがついているような道路、あれでいいんだ。クマ太郎のハニーハントみたいなの。

 

都会は信号も複雑で困る。

俺が知ってる信号は、赤、黄、青の3つだ。これ以外にない。
ところが、都心部の道路では、この信号の上にさらに別の信号がついていることがある!
牛を育て、羊を追い回す生活をしている皆さんには想像もできないだろうが、信号が複数ついている道路が世の中にはあるのだ。

 

さて、公道に出る前に道交法を勉強したらどうですかとTwitterに書き込もうと決めていた君よ、すこし待ってほしい。
全く心配ない。なぜならば、俺は神に祝福された戦士だから。

あと、そんなバカみたいな理由じゃなくても、明日は安全運転ができそうな合理的理由がもうひとつ。それが緊急事態宣言だ。
緊急事態宣言だっていうのに、よもや遊びに行くやつぁいねえだろうな。