ポケットのふくらみ

最近あったこと。

 

〇【応用情報技術者試験を受けてきた】

10月に実施された「応用情報技術者試験」を受けてきた。春に開催されるはずが延期になっていたもの。

結果を言うと、前試験(択一)は受かっていると思うけれど、午後試験はなんだかイマイチ。結構難しかった。「応用情報」は「基本情報」とは異なり記述式の試験なので、合格発表の時まで合否にドキドキすることになる。

仮に落ちてもまた来年の春に受けりゃいいけど、もし合格していたらプロジェクトマネージャに挑戦したいので、ワイロを渡してでもここで受かるべく、現在は採点者の連絡先を調査しているところ。

受験中、隣の机に座った男が、ちょっとした子供の頭ほどの大きさがある目覚まし時計を自分のリュックから取り出して、その瞬間に試験監督が2人飛んできたのをよく覚えている。「これ、間違ってもアラーム鳴りませんよね?!」と詰められていた。

あいつは受かったのかなあ。

あれがOKだったら俺は次に大型のハト時計持っていきたいな。「これ、間違ってもハト出てきませんよね?!」って言われてみたい。

 

〇【ポケットのふくらみ】

社員の誰かが遠方に出張や旅行をした際、お土産(お菓子)を買ってきてくれることがあって、それがよく職場に「ご自由にどうぞ」と置いてある。これは皆さんもご存じのとおり。

夏に人事異動があって、現在の職場になってから、このお土産お菓子をよく見かけるようになった。出張が多い職場なのだと思う。

中には豪華なお土産もあって、この前は、手のひらほどの大きさの箱入りチーズケーキがいくつも置かれていた。もっとも、こんな豪勢な土産になると、「よっぽど図々しくないと、こういうのって手に取れないよね~」とは同僚のご意見。

俺も「小さいチョコレートとかだったら気軽にもらえるけどね」などと同意したけれど、その時の俺のジャケットの左右のポケットがこんもり膨らんでいたことに気が付いた?

 

あれどっちもチーズケーキなんだよね。

 

 

〇【何も覚えてません】

この前、出張でとある取引先にお邪魔することがあったんだけど、そこが扱っている情報の性質上、めちゃくちゃセキュリティの厳しいところだった。

扉を開けるために、専用のIDカードのほか、静脈認証(手の平をかざすやつ)、パスワード入力なども必要になる。面倒くさいけど、しっかりしている会社だなあ。しっかりしてるけど、面倒くさいなあ!!

パスワードは受け付けで教えてもらえた。

「これを忘れてしまうと、部屋から出ることもできなくなるので、お気を付けください」

それに対してぼくは「はいわかりました、まかせてください。」と胸をたたき、さっそうとスマートフォン(最新型のiPhone8)を取り出してはメモ帳に入力。今回のパスワードは4桁だったけど、これならたとえ1兆桁でも大丈夫。

 

などと自信満々に受付けを離れ、空港にありそうな金属探知ゲート(こんなのもあった!)をくぐり抜けようとしたら・・・大きなアラームが響き、「何か金属類をお持ちですか?」と聞かれた。

リュックに入れてきた大きな目覚まし時計がいけなかったのかな? それともああ、きっとズボンのベルトが良くなかったんだと思い、ベルトを外して、ズボンも脱いでパン1になったところで「申し訳ありませんが、スマホは持ち込めません」と教えてもらえた。バツが悪そうにズボンを履きながら、受付にスマホを預けるぼく。

 

そんな騒動を引き起こして担当者に苦笑いされつつも、2つのエレベータを乗り継いで、地下を歩いていく。すると、見るからに頑丈そうなセキュリティゲートが登場。

こいつがご丁寧に音声案内で「パスワードを入力してください」と言った。

 

 

あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!しまっ!!!!た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

同行してきた他の人が次々とゲートを通過するなか、気まずそうな顔して待っている僕。

この時間が永遠に続いて、銀河が崩壊して、こんな面倒くさい会社自体もなくなってしまえばいいとさえ思った。でも、すぐに僕の番が来た。

セキュリティゲートの音声案内「パスワードを入力してください」

ぼく「ぼく自身は何も覚えてません

 

 

・・・。

担当者によると、スマホにメモしてパスワードがわからなくなるのは「あるある」な話なんだそうで、すぐに別のパスワードを発行してもらい、とりあえず事なきを得た(多少みんなを待たせたけど)。

パンツ1枚の僕は涙を流してその担当者にお詫びしたのだった。なんでまたズボン脱いでんだよ。

 

西友のレジが変わってた。

西友のレジが 変わってた

俺たちみんな 驚いた

 

以前のレジは そりゃ酷い

ルフレジだが 酷いモノ

 

バーコード判定 厳しすぎ

そんな容易に 「ピッ」できない

 

いろんな角度で アボカド持って

機械に当てれば ようやく「ピッ」

 

お客はみんな いろんなふうに

ブロッコリーを かざしてた

俺もおなじく かざしてた

 

 

以前のレジは そりゃ酷い

ルフレジだが 酷いモノ

 

お酒買うのも一苦労

どんな人でも「お断り」

【年齢確認必要です。店員さんを お呼びなさい。】

 

 かなりのジジイが買おうとしても 学生気分になれるのさ

 

すかさず背後に 婆さん出現

(セルフ化前の レジ係)

 

機械に向かってカードをかざせば

不思議と僕らは お酒が買える

 

でも十度に一度は間違えて 年金手帳をかざしちゃう

セルフ化前の ババアは必須

 

買い物カゴも 特殊なルール

「ピッ」した物は 台座に置くこと

でなけりゃ次が 「ピッ」できない

 

一度は置いた 商品を

気軽にどかせば 機械が怒る

 【重さが変わった おかしいぞ。店員さんを お呼びなさい】

 

さっきと同じ ババアが登場

なんにも盗んじゃ いないよう

 

 

 みんなみんな我慢して 西友のレジを使ってた

そこそこ安いし 我慢した

 

そんな我慢も 限度くる

アボカド買う時 やってくる

 

「俺たちみんな 限界です。次からダイエー 使います。」

そんな書状をしたためて 俺たち西友押しかけた

 

 

 

西友のレジが 変わってた

 

みんな新品 ピッカピカ

埃ひとつも ありゃしない

 

ブロッコリーでも 気軽に「ピッ」

アボカドだって お手の物

 

買い物かごも 必要ないし

重さ変わっても 怒られない

 

お客はみんな レジ前で

感動しながら 泣いていた

アボカド片手に 泣いていた

 

西友だって やりゃできる

俺たちみんな 喜んだ

 

 

普段は買わない お高目ビール

今夜はこれで お祝いだ

 

新たなレジで ピッします

途端に響く アラーム音

 

【年齢確認必要です。店員さんを お呼びなさい。】

 

よく知る顔の ババアが登場

AI時代も 生き残る

 

(終わり)

 

9月にブログが書けなかった、その理由 の話。

お気づきかもしれないが、前回の更新(8月30日)から1ヶ月以上が経過した。

もう10月なんですってさ。

 

つまり、9月はなぁ~~~~~~んにも書きたいことが無かった。

 

確かに9月には何もないから特にブログに書きたいことも生じない。これは皆さんも御存知の通り。あっても俺の誕生日くらいなもんだ。

 

でも過去を振り返ってみると、1ヶ月間何も書かなかったことはさすがに無いようで、何かしらネタを引っ張り出してきてはろくでも無い駄文を掲載しているようだ。 

ところが今年はゼロ。

このままだと、醜いことで有名な例の【この広告は一ヶ月間更新がないブログに表示しています】という、ブログの下半分だけ半透明のうす~~~い広告表示されかねない。

 

が、ありがたいことに、ツイッターなどでこの怠慢を非難する声は一切寄せられなかった(そもそも気にかけてないという人がほとんどかもしれないけど)。

でも、俺は知っている。声なき期待が、ブログを更新しろと俺に言っている。

そんな思いで本日もテレワーク中だというのにキーボードを打っています。仕事をしろ。

 

○○○

 

うん、そうなんです。コロナということもあって、テレワーク勤務が常態化したことも、更新頻度を下げる大きな要因になっていると思うんです。

 

なぜテレワークだとブログの更新が減るのか?

以下、その複雑な背景を説明する。

 

会社にいる間は、たとえ仕事がなくたって、どこかでブラブラしているわけにはいかない。

つまりずっとデスクに張り付いているんだが、やることがない。ヤフーニュースに掲載されている、知らない芸能人の不倫ニュースの全てにもつぶさに目を通した。「へ~昼間っからねえ!」 

その後はもう死ぬほど暇すぎるので、自然とブログを更新する運びになりますよね。

ここまでは誰もが頷く論理的な流れだ。

 

 

が、家で仕事をしていてやることがなくなると、仕事の替わりに始める余計なことはブログの更新に限られなくなる。

 

例えば、グランブルーファンタジーグラブル)のクエストを周回し、必要なアイテムを集めること。仕事場ではさすがにできないけれど、上司の目が届かない家だったら机の上においたスマホでポチポチやることなど造作もない。

 

グラブルの、具体的には「シエテ」というキャラクターのレベルを上げるための素材(消費アイテム)を集めるために、「エンジェルヘイロー」とよばれるクエストをひたすらやり続ける

こうした作業が、ブログの更新とは別の、より優先度の高いタスクとして発生するのである。

 

また、この他にも、グランブルーファンタジーのクエスト、具体的には「アビススパインの杖」を上限解放するための素材を集めるために、「アバター」とよばれる敵を倒すクエストを周回するといった優先度の高い作業も生じる。

 

更には、グランブルーファンタジーのクエスト、具体的には「オールド・エッケザックスの剣」を上限解放するための・・・ってどんだけ素材集めのために周回しなきゃいけないんだよこのゲームは!! このゲーム、加入したキャラや装備を強くするため、ただ延々と素材集めのクエストを繰り返す必要があるから、その武器が完成する頃になれば、そんな武器なんざ無くたってストーリーモードの敵なんかすべて一撃で粉砕できるほど強くなっているほどだ

が、このブログの読者みんながグラブルをやっているとは限らないので、この話はここでやめておく。要するに俺はなんでそんなゲームを日夜一生懸命やってんだということだ。

 

◯◯◯

 

以上がテレワーク下においてブログの更新が激減している理由の全てだ。

要するに「ゲームばっかりやって遊んでる」というものだが、さすがに放置しておくと(ただでさえ少ない君のような)読者も離れていくし、Googleでの検索順位も落ちる。そうなると俺がせっせとアフィリエイト連携でお金を稼いでるスマートドラッグの売上も落ちてくる。

 

だからこれからはゲームの時間を減らし、気を引き締めて仕事中にブログを書くという意気込みでいる。仕事をしろ。

 

 

○○○

 

ネタがねえってわけじゃないのよ。

 

以前、ツイッターでも言ったけれど、

 

・1,000円以下で美味しい赤ワイン

・ダイエット

 

の2つについては、期待も大きいらしく「こんなネタ書こうかな~」というツイートには驚くほど無数のイイネ(3~4つほど)がついた。

もちろん書こうかなと言いつつ数カ月間書きもしていないのはご存知のとおり。

 

それから、俺は男なんだけれど、意外と香水に一家言あるやつで、大学生の頃は20種類くらい持っていた。その知見を活かして、これからデートに望むティーンにおすすめな香水ベスト10みたいな企画もやろうと思えばできる。ただ残念なのはツイッターを主とするこのブログの読者にティーンと呼ばれる人がおそらくはゼロだということだ。誠に残念なことである。

 

後はなんだろう、毎日のようにスマホゲームを一生懸命やっているという話はしたけれど、俺が主にやっているグランブルーファンタジー実況パワフルプロ野球、またはFGOの話でもしようか。でも、そのどれもが「延々と同じクエストを回っては素材集めしているんです、ぼくはどうしてこんなゲームを一生懸命しているんでしょうか。誰かおしえてください」という話になりそうだ。

 

据え置き機のゲームだったら、最近ではプレイステーション4のフォールガイズにハマっている。

このゲームは簡単にいうと、可愛らしいキャラクターたちを操って、他のプレイヤーを蹴落とし邪魔し、嫌がらせをして自分が1位になれば勝ちという、この世界の縮図のようなものだ。俺たちが普段暮らしている世界をゲームに置き換えたようなもんだな。

 

これが買った初日は上手にできなくて、ただストレスが溜まるだけのクソゲーだと思っていたが(つまり上記の逆で、ヘタクソなやつは、邪魔され、嫌がらせされ、蹴落とされるだけのゲームになるが)、1回やれば1回やった分上手になる、上手になるほど周りを蹴落とすことができて、これがおもろい! 

みんなにオススメしたいゲームなので、これはいつかご紹介したい。

でも、文字で説明するよりは、プレイ動画を見てもらったほうがよっぽど伝わるので、自分の実況動画を撮影した上でブログに載っけようかと思う。テレワークだと会議中でも余裕でそんなことができる。仕事しろよ。あっそうだ仕事しましたってブログ賭けば一石二鳥じゃないかな? 今度それしよう。

 

 

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車の運転って大変だよな~~~。運転して旅館まで行ったよ。の話。

こんにちは~。

 

突然だけど、普段から自動車を乗りこなしている君たちは本当に凄いと思うよ。

俺は心からそう思うとともに、そんな君たちに車のタイヤの形を模した大きな鉄のオブジェをプレゼントしたいくらいだ(これには8キロの重さがあり、捨てると不幸になる。)。

 

なぜこうした話から始めるかと言うと、最近、車を運転する機会があったからだ。
今日はその話をする。

 

===

 

例年、1週間ほど与えられる俺のサマーバケーションでは、親戚をたよって山形県に行くと決めているものの、近頃の流行り病ではそれも叶わない。


でも、政府からは「Goto」という大変おいしいキャンペーンが展開されていることから、これを利用しないのは損だな~、引きこもっているのも鬱屈してくるしな~、ということで、「県内で、そんなに混雑してなさそうな宿だったらセーフ」という全く個人的な線引きのもと、住居地と同じ、千葉県内の温泉宿に泊まってきた。*1

 

で、遠方へ遊びに行く時は、飛行機なり電車なりで現地まで行き、そこからレンタカーを利用して観光スポット目当てに少しだけ運転するというのが通例なんだが、今回は宿の場所からいって、周囲にレンタカーショップも無く、電車の利用も不便だったから、自宅からレンタカーを借りて直接向かわざるを得ないことが分かった。

一方で、俺の運転テクニックはというと、だいたいマリオカートに出てくる弱めのヨッシー並みのもので、公道では常にバナナを踏んづけて滑っているくらいの腕前だ。

そんな俺が、遠方まで車でおでかけ! なんでこんなことになっちゃったの~~??

(このように、実際の交通のことを考えずに宿を取るのは、大人ADHDの有名な症状のうちのひとつなんだそうです。)

 

とりわけ、今回の運転は、2019年2月に宮古島へ行った時以来となる。
その宮古島での運転というのも、宮古島旅行をしたことがある人ならばご案内のとおり、車や人間よりも牛を多く見かけるような大変走りやすい道であって、きっと自動車教習所の初心者コースよりも楽勝なものだったと思う。
それから時を経て、今度はいきなり高速道路あり、込み入った道あり、飛び出してくるジジイババアありの地獄の道を数時間運転をしなくてはいけない。

 

・・・。

 

あのね。

運転の上手な男性はモテるというし、俺も見栄っ張りな性格だから、こういうブログでもあんまり格好悪いことを言うのはイヤだ。

イヤだけど、正直に言うと、車を借りる前日の夜、俺は親に「車で旅行してきます!! 高速とかも走るよ!!! いままでありがとうね!!!」(大きなクマが涙で手を降るスタンプ)というラインをしたくらい今回の運転はヤバいと思った。

もう本当に、死ぬか、人を殺すかのどっちかだという決意で当日を迎えたのだ。

(なお、俺のラインに対する親からの返事は「いま、うちに梨が沢山ありますが、食べますか」という大変簡素なものであった。)。

 

==


車の免許自体は大学生の頃にとったものの、これまでに車を運転した経験は、それらをすべて明確に思い出せるくらい少ない。ペーパーではないけれど、というレベル。


もっとも、免許は持っているわけで、基本的な操作方法や、交通ルールなどは分かっているつもりだから、差し当たり世間様に迷惑をおかけしていないつもりなんだが、車のライトの付け方になってくると早速怪しくなってくる。


車のライトすらまともに付けられないヤツが、むしろどのように世間に迷惑をおかけしていないのかわからんが、なんか、ライトの光の強さ(?)が何段階か変えられるよな?? これがまずわからん。 

 

車を運転したことがない読者にはわからんだろうが、車のライトには「強い光」「弱い光」がある。弱い光は「車幅灯」という名前のようだ。


で、夜道を走るには強い光でなくてはいけないのだが、強い光をつけているつもりでも、なぜだか弱い光(車幅灯)で走っていることがある。

 

でも、どこをどうしたら弱い光がついて、何をどうしたら強い光になるのか、これは毎回やってみないとどっちの光になるかわからん! 完全な「運」だと思う。

 

従って、夕暮れ時、そろそろライト付けないとなーと思ったら、いったん車を停める。
ライトの付け方に自信がないのだから停車は当然である。


そして、普段はウインカーをつけるための棒のようなものの先端をひねる。これは棒としか表現の出来ないものであるが、とりあえずその先っぽをカチカチする。

こうすることでライトが付くはずなんだが、上記したように、これで付くライトが、寝る前にちょっと本を読むくらいに使うような弱いライトなのか、道路を走るための強いライトなのかがわからん。(更に聞くところによると、これよりも更に「ずっと強い光」の、合計3種類のライトがあるんだって。何なんだよ!!!)

 

自分が付けたライトが弱いのか強いのか?

これを確かめるため、俺はいったん車から降りて「ヨシ!! ちゃんとしたライト、オン!!」などと電話ネコのような確認をしてから、再び車に乗り込んでは出発するのである!


実際過去に、ちゃんとライトをつけて走ってると思ったら、車の両脇の小さい電球しか光ってないことがあった。大変危険な走行であるし、違法でもある。

その時から俺は心配だから常にこうした行動をしている。

 

そもそも俺は思う。なんで車のライトの強さに何段階もあるねんと。

具体的に言うと車幅灯の意味がよく理解できていない。
俺が幼児の頃、寝る時間になると部屋が真っ暗になり、それが怖くて毎晩大泣きしていたそうだ。それに困ったお母さんは、俺だけのために一晩中オレンジの小さな明かりをつけたまま寝ていたそうだ。

この車にも、それとまったく同じ小さなオレンジのライトがついている! いりますかこれ??? もう真っ暗になっても、20歳を超えたあたりから徐々に泣かなくなってきたというのにだよ??

 

俺が将来車を買う時は上記のような説明を車屋さんにして、あんなライトがついてない車を選ぼうと思う。*2

 

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みなさんが信じられないような目で俺を見ているのがわかる。

 

人によっては、「お前のような奴が適当な運転をして事故を起こすんだ。お前などはもう一生車に乗るな」などとお怒りにもなるだろう。

全くもって当然のご指摘である。でも、まだあるよ。

 

 

車線変更って難しくないか。


車線変更するためには、当然ながら変更先の道路に誰もいないことを確かめる必要がある。でも、これが一筋縄にはいかないんだ。

 

サイドミラーを確認して、とりあえず誰もいないようだ。

でも、誰もが教習所で習ったように、サイドミラーには「真横」という死角がある。

 

この死角を確認せず、サイドミラーだけを頼って車線変更すると、ほんの2秒後にはタイヤの下にチャリンコと年寄りが潜り込んでいることだろう。

 

なので、真横だけは目視しなくちゃいけない。

そして目視するからには、いったん真横をチラっと見るしかない。

 

うん、そんなに難しい仕事じゃなさそうだ。
何だったら窓から顔を乗り出して、カルガモの親子達が車のすぐ脇を歩いていないか確認することだってできそうだ。

ただ、この仕事を、高速道路などで時速100キロ程度の速度を出している時に行うとなるとかなり話が変わってくる。


時速100キロ。

これは光の速度の約半分であり、こんな速度で1時間走ったら進む距離なんて想像もできないほどだ。

 

こんなレッツアンドゴー兄弟も泡吹いて倒れるくらいの爆速で走っていたら、たとえ一瞬でも真横を見るなんて恐ろしくてできやしない。みんなどうやってるんだ?

 

車を運転しない人(または、車の運転に慣れている人)からすれば「そんなの、チラっと見りゃいいじゃん」と思うことだろう。

その感覚がいかに誤ったものかは、今回検証用の車載カメラの画像を持ってきたので、こちらを参考にしてもらいたい。

 

 

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うん、マリオカートだけど、車を運転したことがない読者にとってはむしろ分かりやすいのではないかと思うので、こちらで説明する。

 

 

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みなさんこんにちは ぼくは弱めのヨッシーです。

 

例えばこのような場面で、右の車線から左の車線に移ろうとするよね。


もっとも、このゲームではサイドミラーなんてものはないが、一応それを確認した後、真横を目視で確認する必要があるってわけ。


君に問いたい。マリオカートやりながら、一瞬横向けます?
つまりはそういうことだ。

 
さっきの写真のこの状況から、横を向いて確認します。

その光景がこちら。

 

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家でマリオカートやってるんで、家の壁ですけど。
そして、真横に車がいないということを確認してすぐ視線を戻す。

 

すると、こうなる。連続写真で見てみよう。

 

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 バナナがあるね

 

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滝がある

 

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ほんのわずか、一瞬でも目を離せばヨッシーが死を迎えることをお分かりいただけるとともに、実際の高速道路でも真横を見てから車線変更するのがいかに難しいかをご理解いただけたことだろうと思う。東関東自動車道にこんな滝があるか知らないけど。


が、こうした事をこともなげにやってこなす人たちが、高速道路を走っていると非常に多くいる。

彼らはいかにしてこうした芸当を行っているのか??

俺の推論によれば、彼らは特に何も見てないんじゃないかと思う。

自信満々に運転していれば他の車の方からよけれくれるみたいな感じで。

 

というのも、昔、俺の父親が言っていた。

このブログでも言ったかもしれないが、俺の父親は大学生の頃にだいぶバイクに凝っていて、それが高じて車のディーラーになったくらいだから、運転技術には長けているはずで(息子はその血をまったくと言っていいほど継がなかったが)、そんな父親に車の運転について相談したことがある。

その時の彼のアドバイスは次のとおりだ。

車の運転が不安? 大丈夫。ぶつけようと思っても向こうが避けるからw」。
この人が少なくとも周りに気遣った運転をしているとは俺には思えない!!!!


思えないけど、とりあえず父親がまだ生き残ってるところを見ると、運転についてはある程度図々しくなったほうがむしろみんな快適なのかもしんない。

「行くのか、行かないのかどっちなんだ??」って車に苛立つこと、よくあるでしょ。

 

「そんな運転に不安な奴が車線変更なんかするな。のろのろと一番端の車線を走ってろ」という皆様からのお叱りが、まるで耳元で聞こえるかのように、いま私はキーボードを叩いております。


でも、大丈夫です。そんな皆様が気絶するようなエピソードがまだまだあります!


===


そのような命を賭けてまでたどり着いたお宿は、それはそれは素敵なものだった。
旅館の屋上に個室のお風呂があるほか、部屋に露天風呂がある!!

とりあえず写真をうpしておく。

 

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屋上の風呂

 

 

 

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お部屋の露天風呂。

 


コロナ下で大浴場とか危険だなーと思っていて、個室のお風呂に絞って探していたらこの旅館見つけたんだよね。

それに、星空も見たことがないくらい素晴らしかった。

 

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今年の2月に行ったフィリピンよりもすごかった。

千葉県でも、明かりがないところだとこんな光景を見ることができるナリなあ。星が見えないのは、空が悪いんじゃなくて、周りが明るいんだと思い知らされた。


皆さんも感染リスクを考慮しつつ、でも、こうした宿に安倍さんからもらった10万円をあげるくらいのことしたらどうかな、と俺は思う。もっとも、Gotoのおかげで、こんな宿でも大変安くすんだ。レンタカー+ガソリン代+高速代とどっこいくらいだったほんと。

 

みなさんも、コロナに気をつけつつもどこかにお出かけすることを予定しているのであれば、Goto考えてみたら。

 

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が、次の運転はたぶん2年後とかになると思うので、運転に関する次回の更新は「こっちはブレーキ! ヨシ!」とかになると思う。

誰かライトの付け方おしえて。

 

*1:ところで、政府がこうしてGotoをやったり、他方では自粛要請を出したりするものだから、「結局俺たちはどうしたらいいのかわからない、政府はどうさせたいんだ。セーフのラインはどこなんだ(政府だけに)」という意見またはしょうもないダジャレをよく見かけるけど、そんくらい自分で感染リスク考えてどうするか決めるんだよ!! 政府はお前たちのお母さんじゃねえ!! とすげえ思う。行くべきでないと思ったなら、それは大変立派な判断だと思うし、ある程度の対策ができれば平気だと思ったらお出かけしたらいいのであって、そんなことを国からいちいちああしろこうしろとか言われるものじゃない。
そんなら政府が「明日からデニムのパンツを頭からかぶって、笑顔を絶やさずハイジャンプしながら通勤または通学を行ってください。デニムパンツが飛沫の拡散を防止すると考えられます。」とか要請したらそうすんのか!? とか言ってイオンのデニムコーナーに長蛇の列が出来たら嫌だからこれ以上は言わないけれど、その辺の外出するリスクと経済活動を自分なりに天秤に計れることが、いわゆる「常識」ってやつじゃないかなあ、と俺は思う。

*2:読者さんから早速コメントいただいた。最近の車はライトがオートなんだって。俺もその車借りればよかった!!というか、俺がなにかわちゃわちゃしなくても、ライトは付いてたのだろうか?わからない。 ついでに運転も自動になってくれたら本当に嬉しい。というか旅館が来い。

今日の玉木雄一郎はかっこよかった!

君は玉木雄一郎という政治家を知っているか。国民民主党という小さな政党で代表をしている男だ。

今日はその男のことについて少し書く。

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このブログの読者ならば、玉木の名前を聞いたのは初めてではないかもしれない(このブログを読んでいないと玉木なんか知らないくらいの物言い)。

 

以前、彼が最低賃金について発言してプチ炎上した際に、俺が「でも言ってることは経済学的には正しいよ」などと擁護したことがある。リンク先は長い話なので読まないで良い。

玉木議員の言う「最低賃金引き下げ」について - 青山日記

 

その時、ついでに俺は次のような事を(彼に対するエールのつもりで)言った。

 

立憲民主党も今や(最初から?)プチ共産党社会党2世で、つまんない揚げ足ばっかりとる一方で国会をサボるような連中で大いにがっかりしていたところに、彼は一筋の風を起こせるんじゃないかと密かに期待している(これまでの加計学園問題における大いなるクソみたいな追求はとりあえず脇に置く)。


このように、普段から「政府から金もらってTwitterやっている」とか揶揄される俺が、野党の政治家で唯一褒めたのが、玉木だった。


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玉木はその昔、「民進党」という、「あべやめろ」という5文字しか言葉を知らない政党に属していて、やはり「あべやめろ」の5文字しか言わない生活をしていた。

 

とくに加計学園問題を追求していた時の彼は、政府の揚げ足を取りしてテレビに映りさえすれば良いという、野党のお手本のようなろくでも無い議員の一人に思えていた。

 

でも、その民進党が分裂し、「立憲民主党」には向かわなかった(比較的なまともな)人を拾い集めた「国民民主党」という、決して大きくない党の代表となった後の彼は、俺から見ると人が変わったようだった。

何でもかんでもダメと言うのではなく、こうしたらもっとマシになるという提案や、アベノミクスの弱点である「家計支援」を軸に据えた経済政策、若者と直接ミーティングをして積極的に声を聞く態度・・・。

これが本当に同じ人なのかな? 似た名前の別人かな?? などと思って、何度かWikipediaで調べたことがある。
同じ人だった。

 

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代表になった後の彼を語る上で外せないエピソードがひとつ。

ある日の国会質疑で、いつものように野党が、壊れたラジカセのようにモリカケ問題をとりあげ、やはり壊れたラジカセのように「アベヤメロ」の5文字だけを繰り替えす中で、国民民主党の代表として質問にたった玉木が安倍晋三に追求したのは、日米の通商問題や北方領土問題だった。
(そして、まさに安倍政権が最も痛いのはその話題だったのだ。)


でも、質疑が終わった後、玉木に駆け寄って握手を求めたのはなんと、痛い話題を追求された安倍晋三本人だった。

 

jijinewspress.com

 

安倍さんにも「いや~~~何年かぶりに、本当にマトモな政策論争をしたわ」という感動があったのかもしれない。

 

これは自民党支持者にとっても感動の場面だった。
モリカケばっかり言って相手にされなかった立憲民主党の連中は、面白くなかっただろうけれど)

 

===


でも、これでもまだ俺には玉木に民進党時代の面影が残っているから、まだまだ口先だけの男だと思っていた。国民にウケることを単に言ってるだけでは?


でも、俺がそうした評価をも覆したのは、2019年1月、玉木が本会議で行った代表質問にタブレット端末を持ち込もうとして、与党から阻止された時だ。

 

news.livedoor.com

 

これは俺の推測だが、この時、玉木はちょっと前からやっていた学生たちとのミーティングで、タブレット端末などをもっと活用しろとか、ペーパレスを進めるべきとか、言われたんじゃないだろうか。


その若者とのミーティングから数日後、玉木はタブレットを片手に国会にひとり突撃して、そして与党側に阻止された。「前例がないから」というのが理由だった。

この時に、俺は玉木に、魂のある政治家の姿を見たんだ。

 

===

 

そしてここ数日、玉木の前に、政治家としての大きな岐路が立ちはだかっていた。

数年前に袂を分かった立憲民主党と、国民民主党との合併話だ。

 

立憲民主党は、お金持ちの国民民主党政党助成金目立てに合併を持ちかけてきた。「よりを戻そう」ってわけ。
え、それじゃ何のために「立憲民主党」になったの? 

 

でも、国民民主党の中にはそれを望む声もあって、玉木はそのせめぎ合いに立たされていた。国民民主党も、もともとは希望の党やら、小沢一郎自由党やら、本当にいろんな人達のごった煮みたいになっている党で、中には俺が「ろくでも無い」と呼んでいるような連中もいるってわけ。

 

さて、玉木は困った。
立憲民主党の国会議員の「数」はたしかに魅力だけど、彼はそのために、「消費税を減らす」ことや、「憲法改正」などといった、自分の政治的な「こだわり」を全部手放すことになる。立憲民主党って消費税を減らすことに反対なんだよね。


で、俺は、彼の決断を固唾を呑んで見守った。
政治家としてのこだわりを守るのか、それとも(これまでずっと繰り返してきたよう)野党の合併を繰り返すのか?

 

まあ、多分合併するんだろうけれど、でももし、そうなったら、彼はまた「ろくでも無い野党」の中の一人として埋もれていくことは間違いない。


そしてその結果、安倍政権と自民党は、少なくともあと10年間は無事に与党であり続けると、自民党支持者の俺は内心ホっとしつつも、また内心寂しさも感じていた。


===

 

そんな折、今日、玉木が緊急会見した。

国民民主党 玉木代表 分党の考え示す 立民との合流めぐり | NHKニュース


つまり、国民民主党を分けて、立憲民主党に行きたい人は行く、違う道を進みたい人は新しい党を作る。そして自分は、大きい方(立憲民主党)に行くのではなく、新しい党を作るんだと。

 

しまいにゃ、「理念や政策が異なる人が集まって無理やりに党を作っても過去の反省は生かせない」だってさ。

 

最近、ここまで理想的な政治家の言葉って聞いたことなかった。

しかもおかげで、これで立憲民主党に行くようなろくでも無い議員を追い出したうえ、提案力と良識を兼ね備え、経済政策も立案できるまともな野党の出来上がっちゃったじゃん。

 

これ、本当に、平成以後で真に「まともな野党」の誕生の瞬間に立ち会っているのかもしれない。


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ちなみに、このニュースを受け、Twitterでは、むしろ普段から自民党支持(というか野党不支持?)を公言してはばからない「黒瀬 深」氏や、「アベのせいだbot」氏らも、不器用ながら(というか自分のキャラを崩さないように)、玉木に賛辞を送っていたのが印象的だった。


というのも、この日本に「まともな野党」の誕生を望む声は、自民党に不満を持っている人のみならず、自民党支持者の間にも強かった。

 

というのも、今の自民党は選挙に無敵だった安倍におんぶに抱っこで、その次を任せられる政治家の名前が支持者の間でもすぐには出てこない。
だって最近まで首相にもっとも相応しいと思われていたのが小泉進次郎なんだぜ??

 

とはいえ、野党はもちろん「壊れたラジカセ」なので論外。

安倍晋三がお嫌いだという意見は、Twitterを見ていると自分のフォロワーにも多いけれど、大変恐ろしいことに、個人的に安倍晋三はいまいる政治家の中でももっとも「マシ」なほうの人物だと思う。その後、一体誰が、何をして、日本をどうするんだろう?

この危機感は、何より自民党支持者が一番よく感じているんじゃないだろうか。


でも、今日、こういう決断をした玉木は、そういう状況に一陣の風を吹かしてくれるだろう。

政治に緊張感と、質の高い対話をもたらしてくれる・・・そんな自民党のライバルたる『理想的な野党』に、玉木はなれる。


その結果、彼に対抗するような、政治家としての気概とカリスマを持ち合わせた人物が、きっと自民党からも現れてくれる。

そして、日本の政治が全体的に底上げされ、国民のための政治を行うようになる。このことは、ただひたすら「あべやめろ」を念仏のようにつぶやき続ける他の野党には絶対不可能だ。

 

それが分かってるからTwitterの与党支持者も、立憲民主党と合流するのではなく、自分の道を切り開こうとした玉木に賛辞を送ったのだ。


このままいけば、「まともな野党の登場」を求む少なくない自民党支持者も、比例代表では国民民主党に投票することが増えるんじゃないかと思う。
俺もそうしようかと思っている。
そうなれば、決して遠くない、いつの日にか政権交代ということもあり得る。
むしろ、「政権交代があり得る政治の世界」が理想なんだ。


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というわけで、今日の玉木はかっこよかった! 文句あっか?!

 

玉木くん、今日ほど君のことをかっこいいと思ったのは、タブレット持ち込もうとして阻止されたあの日以来だぞ。

これから、自民党を脅かし、そして政権交代が可能なくらいの偉大な政党を率いてほしい。自分の政策へのこだわりを、これからも大切に。

 

 

選挙に行くことを強制しても、ろくなことにならない。

 こんにちは。

「ミイラ取りがミイラになる」ってよく言うけど、ミイラ取りに行ったことそんな無いよな。俺も25歳を境にしてめっきりミイラ取りに行ってないし。
もちろん、ミイラになったミイラ取りの知り合いもいない。

どなたか、ミイラになっちゃった知り合いがいましたら、Twitterでお知らせください。

 

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「選挙に行くことを義務にして、もし投票所に行かなかったら罰金とったらどうか」みたいな意見が、いよいよ政治家の人からも出たようだ。

そもそもそんなの人権侵害じゃないかとか、身体が不自由で選挙に行きたくても行けない人はどうすんだ、とか、そういう意見はとりあえずさておいて、俺は普段選挙に行かない人に投票を強制しても、あんまりろくなことにならないと思うんだよね。

 

なぜなら、そういう「罰金がイヤだから、しぶしぶ選挙行く」という人が増えたとしても、そういう人って「せっかくだし、各政治家の意見を比較したうえ、熟慮を重ねて自分の投票先を決めよ!」だなんてこと、多分しないんじゃないかと思う。むしろ、どこかのテレビで見たとか、顔が面白いとか、考えうる限りのどうでも良さそうな理由で投票先を決めるんじゃないかな。

で、罰金まで課して、そういう(ある意味では無価値な)投票をたくさん増やしたとして、それって何の意味があるんだろうと思う。

 

「いや、強制的にでも政治の活動に関わることで、自ずと興味や関心が湧くものである!」という意見もあるかもしれないけれど、そういう人はとてもお勉強や努力が好きなお利口さん。

お利口さん過ぎて、世の中にはそういう前向きなエネルギーを全く持ち合わせていない人たちのことがあんまり想像できていないように思える。


それなりにやる気があって生きている僕らだって分かっているとおり、誰かに無理やりやらされること(しかも日曜日に)って、驚くほどやる気わかないんだよね。

実際にやるとしても、なるべく労力を使わず、「やっつけ」で済ますだろう。そんな「やっつけ投票」を、罰金まで払わせながら増やしていく必要性が、俺にはあんまり見いだせない。

 

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罰金が嫌だからと、無理やり投票所に行かされた人が投票する先は、合理的に考えると次のとおりと考えられる。

 

・「選挙に行かなきゃ罰金」みたいな制度を変えてくれそうな政治家

NHKをぶっ壊すとか、よくわからないけど面白いこと言ってる人

・なんか名前が面白い人、テレビで見たことある人

・鉛筆転がし

 

「いや、たとえそういう人たちに投票したとしても、行かないよりはマシ」と言うならば、それはそれでアリだと思う。

でも、俺はそう思わない。

こういう人は(本人にとっても時間のムダだから)選挙に行かないほうがいい。

 

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そもそも、「投票率をあげたら日本の政治が良くなる」という意見には、「みんなが政治に興味持って、よくよく考えて投票する」という、暗黙の前提があるように思える。
でも、俺は必ずしもそうじゃないと思うというのは上記のとおり。


「罰金が嫌だから」という理由で、政治家の政策を調べたり、少しでもスマホで検索したり、そういうことをする人って、そもそも強制されなくてもこれまで選挙に行ってる人だと思うんだよね。


「投票に行く人が増えたら、組織票の威力が減って、平等な選挙になる」という人も見かける。
組織票ってのは、具体的に言うと、創価学会の人たちが必ず公明党に投票するようなもの。
彼らの投票率は100%だから、そのほかの(一般の)人が投票しなければ投票しないだけ、(必ず学会員が投票する)公明党が有利になってしまう。

それはイヤだから、創価学会以外の人もみんな投票しようよ! という理屈。

 

でも、そうして無理やり投票に行かされた人が、どうして公明党に投票しないって分かるんだろう。
むしろ、そういう「政治に興味ないし、どこに投票したって一緒」と思っている人ほど、かんたんに周りの人の意見に乗っかって「お前が言ってるんだったら、そこに入れるわ」ってなるんじゃないかな。
そして、そういう人に対して「ここがいいわよ」などというアドバイスをしてまわるのを日頃の仕事にしているのが、創価学会などの宗教団体だということをお忘れなく。

 

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以上、人を無理やり選挙に行かせてもロクなことにならないという意見を言ったけれど、それとは逆に、やっぱり(ちゃんと考えて)選挙に行く人が増えたら政治が良くなるというのも事実なんだよね。

理由は以下のとおり。

 

選挙に行く人が、たとえば就職していて、大企業で働いているお金持ちだけだとする。
他方で、ほかの(例えばアルバイトで食いつないでいるような)人がみんな「誰に投票したって同じだろ」と言って、投票しなかったとする。

 

この場合、政治家は、そういうバイトの人たちを哀れに思って、彼らのための政治をする・・・・わけがないんだよね。
彼ら政治家を評価するのは、結局「選挙」だけだから、その選挙で投票するだろう人にウケるためのことをする。というか、それ以外のことをしない。これが合理的な行動だ。

 

そう考えると、この場合で言えば、きちんと選挙に行くお金持ち向けの政策(富裕層向けの政策、つまり、固定資産税や相続税の減税)を行いつつ、ど~せ選挙に行かない人たちにその分の苦労を押し付ける。例えば、消費増税など。

 

で、そうして苦労を押し付けられた人たちは、たとえ怒ったとしても、選挙に行いかないんだから、何したって構わない。
たとえ老人の医療費を若者がみんなで負担するような制度を提案しても、選挙に行くのは老人だけで、若者はせいぜいTwitterでぶつくさ言うだけだから、何をしたって構わない❣ いや~こんな楽ちんなことってあります? どうもありがとうございます。

 

で、それがイヤなら、政治家に、国民みんなを平等に考えてもらうため、国民みんなで選挙に行きましょう、という理屈が成り立つ。

 

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とはいえ、強制的に選挙に行かせるのは、上記のとおりろくでもない結果になる。どうしたら?


俺が提案したいのは「1回投票に行かなかったら、次から2回の投票権剥奪」という制度。

人は、無理やり与えられたもの、当然の権利として持っているものにはあまり価値を感じないのに、その権利を奪われた時には大きな損失として感じるというもの。

 

与えるのではなく、取り上げることでその大切さに気づかせる。

これは心理学的にも理にかなっている。「こち亀」の主題歌でもあったでしょ、「無くして気がついた、バカな俺だから」って。

 

ここで、投票権に全く価値を感じず、奪われたってどうってことないって人のことは、もう放っておく。それが彼らの選択なのだから何を言ったって仕方ない。

 

他方で、政治に関心がないわけじゃないけど、実際に投票に行く価値を見いだせない人たちについては、この制度を活かすチャンスだ。彼らのモチベーションを少しだけ持ち上げることで、政治の質を上げるのに資する投票を促すことができるというわけ。

 

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この「投票に行かなかったら投票券喪失システム」によれば、次の選挙からは、以下の3つの有権者に分かれることになる。

 

1.「本当に本当に選挙に興味なくて、政治なんかどうなってもいい」という人は、無理やり選挙に行かせてもろくなことにならないから、投票権が無くなってそれでおしまい。これは残酷な話ではない。彼は投票権を持っていても、持ってなくても実質同じことだからだ。


2.普段は選挙に行かないけど、「いざって時に口出せなくなったら困るな」くらいの関心がある人は、その権利が奪われるのが嫌だから選挙に行こうとする。この制度で増やしたい投票率はこの層だ

そして彼らはそれなりに政治に関心はあるので、それなりに政治家の政策を調べてから投票すると見込まれる。


3.普段から選挙に行く人は、当然選挙に行く。彼らも放っておいたら良い。

 

 

こういう感じで、基本的には2.3.の人たちだけが選挙に行き、70~80%くらいの投票率で緩やかに続けていく民主主義がいいと思う。

 

もちろん政治家はこんなこと言えないから、今回俺が言ってみた。


俺は選挙権者になってからすべての選挙で投票に行ってるけど、Twitterで見かける「選挙に行かない奴はクズ」みたいな運動もなんかな~と思ってるんだよね。

 

それでも「たとえ何も考えなくても、投票に行くだけで価値がある」と言うならば、それはそれで意見としてはアリだけど。

 

 

方言かわいいの話

それがし、『見た目は都会的に垢抜けた感じなんだけどちょっと恥ずかしそうに喋りだすとめっちゃコテコテの方言な女の子にときめく侍』と申す者にござる。

なんと、お主もそうだと申すか!!いやはや世の中というのは誠に小さきものでござるなあ!!!! 

 

いわゆる標準語を話す人が「方言を話す人が可愛くて好きなんです」という話をすると、「田舎者だと思ってバカにしやがって」の顔をされながら一撃のビンタが来ると決まっている。

これ以上に悲しい誤解がこの世界にあるとは思われない。

 

また、方言喋る人のことを可愛い可愛いという人は、自分でも方言を喋りたがる。簡単な外国語感覚で得意げに喋りたがる。

しかも自室の壁に向かって一人で喋ればいいものを、わざわざ方言を話す人の前で喋りたがる。
これが方言を喋る人にとっては大変イラつくもので、待っているのが「田舎者だと思ってバカにしやがって」というお顔と往復ビンタだ。

ところが、赤く染まった両頬をさする人にどうしてそんなビンタされるようなことしたんですかと話を聞いてみると「方言が純粋に可愛くて一緒に同じ言葉喋りたいという素朴な気持ちしか無かった」と供述するものだから、これ以上の悲劇もこの世界にあるとは思われない。

 

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我々の「方言が可愛くて好き」という感情に、地方をバカにするような意味は1ミリ足りとも無いのだが、これはたとえ数多の言葉を用いたとしても決して理解されることはないだろう。


この「方言可愛くて好き」は、例えば女性が男性の腕の血管にときめいたり、または男性が女性の膝の裏の関節(「ひかがみ」という)に心躍らせたりすることと同じ(もしかしたらこっちは俺だけの特殊なやつかもしんない)話なのだが、やっぱり東京一極集中だの、都市と地方の格差だのが叫ばれている昨今、方言可愛いって言われるとムカっとするのも大変わかる。

 

大変わかるけど、それがしは方言が可愛くて好き侍なんじゃよおお! どうしたらいいのじゃああ!!

 

あ、そうだ、こういう時には知り合いの経済学者に相談してみよう。
コンコン。
あ、すみません、予約していた見た目は都会的に垢抜けた感じなんだけどちょっと恥ずかしそうに喋りだすとめっちゃこてこての方言な女の子にときめく侍と申す者にござります。カウンセリングで、はい。お薬は飲んできました。

 

経済学者「実に簡単な話です。そういう時、経済学では次のように解決します。

方言が可愛いと言われてムっと来る人に、ムっと来ないですむだけの金銭を支払ったうえで方言を喋ってもらうのです。ここで、ムっとくる感情をX、支払う金銭をYとした時、」


私「それって自治体に許可とらなくちゃいけない別のサービス業になったりしませんか?」

 

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サービス業といえば「方言カフェ」って何で無いんだろうね。


世の中には様々なカフェがある。

メイドカフェに始まり、執事カフェ、吸血鬼カフェだとか、探せば銀河の星の数だけ何とかカフェがある。それってカフェにする必要あるんか?? とも思うが、我々の方言可愛いという願望が一般の人に受け入れられぬのならば、せめて方言カフェという商業の場での癒やしを提供してもらいたいとも思う。

 

もし、俺に起業家としてのやる気があれば、クラウドファンディングでお金を集めて、Twitterでダラダラしてるこれから東京に出てきて勉強に励みたいという地方在住の人たちを雇いたいくらいだ。このように、地方から都市に出てきた人にとってうってつけの雇用の場にもなるんじゃないだろうか。

それに、方言カフェでは、メイドだとか執事だとかのように特別何かを演じる必要もなく、ただ地元の言葉を喋りつつ1杯850円のアイスコーヒーを出しているだけでよい。

働く側にとっても、お客さんにとっても素晴らしいサービスのように思えるのだが、何で無いんだろう。

こういう時にはやはり、知り合いの経済学者に相談してみるのが早い。


コンコン。すみませんまたなんです。これこれ、こういうわけで・・・・方言カフェの・・・・津軽が・・・博多もかなり好きで・・・はい。

 

経済学者「そうですね、まず供給側の問題としては、そんなコテコテの方言を話す人が、実際はあなたの想像よりずっと少ない可能性がありますね。

関西弁ならまだしも、あなたのお話にあったような津軽弁だの博多弁だのというのは、その地方の人からしたら『そんなコテコテの方言のヤツ今どきいねーよ』と言われるのかもしれません。知りませんが。
また、需要側の問題としては、そもそもそんなお金出して方言聞きたがる人なんかいないのかもしれません。方言が可愛いという話も、あなたが先程さらっと口走った『ひかがみフェチ』と同じく、一般の人からすれば全く受け入れがたいものを延々と言っているだけで、この記事を読んでいる人も最初から最後まで一貫して『さっきからこいつは何言ってんだ』と思っている可能性もあります」


私「それ以上に悲しいことってこの世にあります?」