銀行員

最近、こんな雑談があった。

 

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俺「ウーバーイーツ、いつか利用してみたいんですよね、物は試しに。」

 

Aさん「便利そうだけど、料金高いですよね」

 

俺「だいたい1.3倍くらい違いますよね」

 

Aさん「いいえ。1.4から1.5倍くらい高いです

 

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1.3も1.4も1.5もそんな変わんなくねーか?!*1そこは「そうっすねー高いっすよねー」でいいんじゃね??

 

などと言いたかったんだが、そこで彼の発言に納得できるのは、このAさんは銀行にお勤めの方だということ。

さすが銀行員は数字に細かく、妥協が無いわ。

銀行で働いている人全員がそうってわけじゃないんだろうけれど・・・。

 

そして、良いと思う、その厳密な態度。

ただ、事情を知らない人のために、まずは自分の職業を名乗ってから話を始めたほうがいいと思った。

 

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銀行員と雑談する時、俺が決まって話す鉄板トークがある。

バイトには絶対に透明なビニールバッグを持たせる説」がそれだ。

 

銀行、信金、信組などの金融機関は、漏れたらシャレにならない個人情報で溢れているから、そこで働く人が間違っても(故意でも)そうした情報や、悪用できるようなブツを持ち出さないよう、オフィスに出入りする際には透明なビニールバッグを持たされ、自分のバッグからそのビニールバッグに私物を移し替えることが義務付けられていることが多い。

そして、だいたいバイトがそういう目にあっている。

 

これを初めて見た時、俺は「砂金掘りだ」とつぶやいた。

皆さんは、砂金を掘る鉱夫がどんな格好をさせられているか知っているだろうか。

彼らは外側にポケットの無いつなぎを着せられているのだ。なぜそんな特殊な服なのかわかるだろう。出てきた金をポケットにいれて持ち帰らさないようにするためだ。

 

透明なビニールバッグは、外側にポケットのないつなぎと一緒。

そういう意味で、銀行員と「透明なビニールバッグありますよねー」というあるあるネタで一笑いした後には、この「砂金掘り」のたとえ話もしてやると決めている。

今のところ、その比喩にピンときた人物はいないようだ。

もうやめたらいいんだそんなたとえ話。

 

 

 

*1:具体的な金額でイメージしよう。例えば580円の牛丼をウーバーで注文したとすると、1.3倍は754円、1.5倍は870円となる。そんな変わんなくね?

良いお年を

今年もコロナのおかげでどこに出かけるということもなく、したがってブログのネタもなく更新頻度も低かった。すみません。すみませんと言ってもそれで困っている人が我が国に一人でもいるとは思えないからそれ以上はお詫びしない。

でも改善できると思う。来年いろいろありそうだ。

 

「いろいろありそうだ。」

これが生きる希望だと思う。

 

みなさんに幸せな「いろいろ」がありますように。良いお年を。そして、来年もよろしく。

 

来年は「俺が考えた駅伝で絶対勝てる方法」から更新を始めます。

2021有馬記念(G1)予想した。

有馬記念 予想。

 

今年は強い馬が2頭(エフフォーリア、クロノジェネシス)がいて、それでガチガチに固い決着になると思われているようだけど、過去振り返ってみると有馬記念ってのは2着とか3着に人気がない馬が突っ込んできて「まあまあ荒れる」印象がある。
どちらか片方は勝つのではないかと思うが、どちらかは3着以下となって、それなりの波乱になる。俺はそう見た。


あと1時間半で出走だけど全馬を評価する。

 

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番号:名前:評価:コメントの順。

 

1:ペルシアンナイト:C:枠と騎手は最高。ただ中山競馬場で勝つイメージがないし距離も長い。

 

2:パンサラッサ:C:中山実績がなく、逃げ切れない。距離も長い。

 

3:モズベッロ:C:個人的には好きな馬だけど、馬場が激走条件ではない。年だし。

 

4:メロディーレーン:S:可愛い。

 

5:ディープボンド:C::天皇賞のような潰し合うタフなレースになれば突っ込んでくる? ただ、中山競馬場で大敗ばかりなので苦手なのだろう。切る。

 

6:ウインキートス:B中山競馬場も2500mも得意。こういう馬が走る。なお、同コース、同距離の日経賞は大きな不利があったので考慮外。今回は輸送もないし、一撃は十分ありうる。12番人気は舐められすぎ。

 

7:クロノジェネシスA:説明不要の歴史的名馬。今年は引退レースで優勝するトレンドだし、JRAが勝つと決めている可能性がある(??)。凱旋門賞でも一瞬伸びかけたし、帰国後はここを狙い撃ちしたのも好感。体調が戻りきっていないと言われているが引退間際の馬なんだからそんなもの。勝つ。

 

8:ユーキャンスマイル:C:3000メートル以上のレースでのみ買う馬。

 

9:ステラヴェローチェ:B:どんな条件だろうが必ず好走する相当強い馬で、将来何らかのG1を取るだろうが、エフフォーリアには勝てないんじゃないだろうか? エフフォーリアとのワンツーフィニッシュはあり得る。

 

10:エフフォーリア:B:名馬。皐月賞馬は有馬記念も強く適正は問題ないと思う。ただ、ベストは1800~2200程度だと思う。菊花賞ではなく天皇賞を選択したくらいだし、2400mではシャフリヤールに負けたし。天皇賞でコントレイルを撃破したくらい目一杯のレースをして、初めての2500はどうか? 鉄板とは言い切れない。呪われし粗品の本命。勝ったらもう仕方ない。そうなったら、来年出走するすべてのレースで勝つだろう。

 

11:アリストテレスC:イメージ的にはユーキャンスマイルみたいな感じで、消耗戦に強い感じ。今回はそういうレースにならないだろう。

 

12:シャドウディーバ:Cマイラー(1600mを得意とする馬)だと思う。

 

13:アカイイトB:舐めてると最後の最後に飛んでくる可能性がある。前走は差し有利だったかもしれないけど、それでも2馬身差ってのは圧勝に近い。去年のサラキアや、過去にはアドマイヤモナークといった馬のように、最後に僅差の2着に突っ込んでくるような怖い存在。少なくとも6番人気24倍は付きすぎ。

 

14:アサマノイタズラ:C:中山は得意だから内枠だったら買おうと思ったけど、外枠すぎ。有馬記念(中山2500mは外枠が極端に不利)。

 

15:キセキ:C:この馬も内枠で走らせてあげたかった。掲示板までだろう。

 

16:タイトルホルダー:C:人気してるけど大外枠。騎手も武史ではなく(彼の弟である)和夫だし。消し。中山は不得意ではない。

 

以上を考慮した結果の買い目。

 

【ワイド、馬連

7:クロノジェネシス:A

  →6:ウインキートス:B

  →13:アカイイト:B

 

の4点と、

評価Aのクロノジェネシスから軸1頭の3連複流しで、B評価全員と絡める。

3連複流し】

7:クロノジェネシス:A

 →6:ウインキートス:B

 →9:ステラヴェローチェ:B

 →10:エフフォーリア:B

 →13:アカイイト:B

の6点。

以上合計10点。

 

どうなるかな~。

異動したい(ぐち)

異動したい。

 

俺の職場ではだいたい2~3年で他の支店だとか事業所とか、そうでなくても同じ事業所内での配置換えなんかがあったりして新鮮な空気と緊張感を味わっているものなんだが、今の俺は同じ席で同じ仕事を4年している。

あるプロジェクトの末席で関わらせていただいて、それがプチ炎上中(あと半年ほどで大炎上になる予定)だから、なまじ現任のメンバーを異動させて更に燃え広がってしまうのを防ぐ意味で、俺達は残されている。

そういうと聞こえはいいけれど、生贄か、または懲罰的な意味もあるのかもしれない。

俺とメンバーの名誉のために言うと、炎上の理由は委託先の業者が「中学生がみんなで職業体験はじめました、っていうほうがまだマシ」なくらいの碌でもない、本当にどうしょうもない業者だから、なんだが。

この話はいつかする。

俺は異動したい。やりたい仕事があって3年ほど希望している。そのための資格もとったんだが、結局そんなのは関係ない。会社の都合で、座る席は決まるのだ。

まあそう言うと、そもそも会社の都合で俺は雇われているんだが。俺は異動したい。

自分で言うのもどうかと思うが、「俺にしかできない」ことなんてまったくない。引き継げば誰だって出来る仕事なのに、さっきも言ったけれど炎上中の責任を取らされる意味でここに残らされているんだろうと思う。が、俺はこの炎上には無関係だ!!

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働く上で、

「このままずっと同じことをしていくのかな」

っていうことくらい、絶望的な想像はないと思う。転職する理由はだいたいそれで、

「先が見えてしまう」ことだと思う。もっとも、俺の多くの同僚がそうするように、俺は今のところ転職する予定はない。まだこの会社でやりたいことがあるからだ。

そのやりたいことをずっと志望しているんだが、この前、課長が冗談交じりに「まだ青山は他に行かせるわけにいかないな~笑」などと言ったので、口もきかずにずっと不貞腐れていた(俺はこういうときに言い返すのではなく態度で示す男なのだ。)。

そうしたところ課長はさすがにまずいと思ったか「まだ何も決まってないけどね!」と取り繕っていたが、冗談半分に言うことがだいたい本音というものだと俺は知っている。

 

異動したいな~。本当に今の仕事が嫌ってわけじゃないんだけど、これしかやりませんでした、ほかは特に経験ありません、業界のことも法律も制度も知りません、という状態で、課長代理とか、そういう責任ある役割に付きたくない。怖すぎる。

そういう意味でなるべく幅広な経験を積むことが、将来の自分にとって最も価値あることなんだが、それが会社の都合でできないのは本当に不幸だと思う。ここでしか経験がないということは、将来的に偉くなってもやはりこの仕事の延長で偉くなるしかないことを意味する。これが「先が見えてしまう」ということだ。

 

俺の周りで転職が増えていると冗談めかして先程述べたが、本当かどうか知らないけど、あるうちの社員が転職サイトに応募して話を聞きに行くと「また○○社さんですか! ほんっとあんたの会社でうちの相談来る人多いんですよ!」とか言われたらしい。

 

今年はよっぽど異動を希望してみようと思う。

変化がないことは、今はぬるま湯なのかもしれないけれど、10年後に本当に恐ろしいことになる。

平安時代を見てみろ。

変化もない、外敵もいない、貿易もない、そんな状況だと、人間は400年以上も、同じ格好で鞠蹴って遊んでんだぞ。江戸時代も、鎖国なんかしていたから400年、同じ着物で刀振り回していた。

 

意識高いことを言うつもりではなく、自分が将来、それなりの役職にならなきゃいけない状況を考えると、今の状況は恐怖でしかない。

異動したい・・・。

最近の夕飯の話。

最近仕事が忙しいこともあって、あんまり料理していない(俺はこれでも「料理アカウント」なのだ。)。

で、代わりに何を食べているかというと、セブンイレブンの冷凍食品の「ジューシーつくね」。

これマジでうまいぞ。今まで食べた全てのつくねの中で確実に最もうまい。

これさえあれば、日本酒とビールが無限リットルいける。

無限リットルということは、この惑星の海が全てビールだと仮定したとき、その全てを飲み干したとしても1%にも達しないほどだ。何故なら、無限、それはインフィニティだからだ。

 

裏を返すとそんな酒のツマミみたいなものしか毎晩食べていない。ほんとに夕飯はジューシーつくねしか食べていない。

米も食べてなければスパゲッティなんか気の利いたものも最近家で食べていない。ただただ、つくねを食っている。

 

そこでふと、俺の記憶の中にある父親がだいたいこんなふうに、毎晩食べない、ただし酒はバカみたいに飲む、という生活だったのを思い出す。

人はだんだん食べなくなり、飲むようになる。そして咀嚼力が弱くなり、老いていくのかもしれない…。

 

やだ! 老いたくない!

せめて咀嚼力を失うような生活を改める必要がある。

そこから3日ほど、俺は酒を飲みながら考えた。そして3日目の夜に名案が浮かんだ。

 

これまでレンジで2分間解凍していたつくねを、次から1分30秒解凍することに改める。そうすることで若干歯応えが残ったつくねができるから、それを食べる。そうすると咀嚼力が維持され、いつまでも健康でいられる。これだ。

 

ところでこんな生活をしていると、お金はむしろかかる。食べ物よりお酒のお金がかかる。なにせ毎日無限リットル飲んでいるからだ。

手元でざっと計算すると、仮にビール1缶を210円とすると、210円x無限で無限円かかってることになる。イメージしやすいように例えると、無限円を稼ぐには仮に時給1000円のバイトをしたとして無限時間が必要だ。

 

うーん、お金貯めたい。

米を炊こう…。

 

【ネタバレ感想】007ノー・タイム・トゥ・ダイ(余りに寂しく、不可解な映画)

10月2日(土)に007の新作「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」を見てきたので、その感想を書く。

俺だってキモオタ向けあにめ映画以外だって見るんだ。
完全なネタバレを含むので、これから007を見るつもりの人は、ご注意を。過去の記事など(例えば実家を火事にしかけた面白い話など)をご覧ください。

 

 

 

以下ネタバレ含む感想。

 

あまりに寂しい映画

この映画を見てからというもの、何度か感想を書いてみようと試みた。

でも書くたんびに、いつもの長大な、とりとめのない話になってしまうので、いっそのことシンプルな感想を書いてみた。

 

「寂しい」

それがこの映画の感想だと行き着いた。

その寂しさの出どころについては、本作でダニエル・クレイグのボンドシリーズが終幕したという事実ももちろんある。

でも、この映画が醸し出す圧倒的な寂しさは、それだけを原因にしたものじゃない。

というのも、この映画のストーリーは、最初から最後まで、まるでセピア色の写真を見ているかのような、寂しく、弱々しい、人生の終わりや哀愁を感じさせるものなのだ。

 

そして、この映画を見に行ったほとんどの人がそうであるように、俺は007の映画にそういった寂しさを一切求めていなかったから、本作のストーリーには相当モヤモヤするものを感じた。

そのモヤモヤが極大化するのが例のラストシーンで、やっぱり各レビューサイトで物議を醸しているようだ。

俺も、映画の終盤でラスボスが言い放つ「誰かの記憶にのこることで、人生には意味が生まれる」という分かりやすいテーマのために、あのラストシーンがボンドに用意されたのだとしたら、悲しいし、脚本への怒りも感じる。

 

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俺たちが見たあの男は、本当にジェームズ・ボンドだったんだろうか?

俺たちの知っているボンドは、冷徹で、非人間的で、女好きも任務と祖国のため、何の躊躇いもなく人殺しをして、どんな困難を前にしても諦めない無敵のエージェントだった。

 

ところがこの作品のボンドは、現役を引退し、妻子をもち、そして老いていくだけ。

罠という罠にも平気でかかる、人の裏切りや焦りも見抜けず激高する、MI-6では新007から老害扱いで、完全に隠居した爺さんのよう。こんな弱々しい男がジェームズボンドなの??

 

でも、妻子を持ち、仕事を引退した男への扱い方としては、このストーリーはある意味正しい。

というのも、生物学的に、子が生まれると、男には生きる意味が無くなるんだという。

そのとおり、妻子をもった時点で、これまで何もかも「銃!車!セックス!」で突破してきたボンドは死んだかのようだった。

映画の終盤で、ラスボスがボンドの子を盾にしたとき、ボンドはうろたえ、(演技であっても)深々と頭を下げる。

あれこそが「守るもの(弱点)を背負ってしまった男」であり、非常に弱い存在として俺には見えた。そして、例のラストシーンでは家族を守って、名実ともにさようなら。

 

これはまるで、男の人生の、とりわけその終末期だけのダイジェストのよう。

そんなふうに「男の老いと死」がテーマとなっている本作は、ものすごく寂しい印象がある。

 

でも、老いと死は無意味じゃないと、この映画は示唆する。
彼は「英雄」として、MI-6の、そして何よりも大切な妻子の記憶として残ったのだ。

無意味な人生ではなかったんだ、よかったなあボンド!

このように「死して名を残す英雄」だとか、あいつはみんなの心の中に生きてるぜ!で全部OKになるのは、アベンジャーズの「エンドゲーム」と全くおんなじで、これが今の外国映画の流行りなのだろうか?

そういうの見に来たんじゃないんだけどな~と心から思った。

 

そんじゃ、俺は何を見たかったのか?

ラストシーンでいえば、あのミサイル攻撃を華麗に受けながし、よくわからん毒素も取り除いたボンドが、例のテーマソングをBGMに、颯爽とアストンマーチンを滑らせる。

そんな映像を出そうもんなら途端に陳腐な娯楽映画に思われてしまうだろうが、もともとのボンド映画ってほんと、ご都合主義の、男の子が好きな秘密兵器だとか女とか酒とか詰め込んだバカ映画だったんだと思うんだよね。

 

でも、ただスーパーマン的なボンドばかりではワンパターンだから、そこからの脱出を図った「カジノ・ロワイヤル」では、まだ皆さんが知らないボンドを見せましょうといって、荒々しく、若く、人間味のあるボンドを登場させてみせた。

そこからの成長物語としてクレイグのボンドシリーズは続いていき、その成長の最後に待ち受けるのが「老い」と「死」なのは人間である以上逃れようがないけれど、俺としては最後までご都合主義の娯楽映画であってほしかったなあ〜と思う。

こんな人間味を追求するような映画でしたっけ?

少なくとも、最初のカジノ・ロワイヤルで見せた「人間味」は、彼にはこんなところもあったんだよ、という「チラ見せ」だったように思う。

寿司に少しだけつけるワサビのように。

ところが最終作では全部が全部「人間味」で、これをメインに据えられると、もはやそれは007ではないんじゃないかという気がしてならなかった。

 


敵のやりたい事も、よくわからん。

ところで、さっき「よくわからん毒素」と書いたけれど、映画見てきた人たち、あれが何なのかわかりました? 俺にはよくわからなかった。

何だか、ボンドとスペクターの禍根の裏で、もっとタチの悪い奴らが、何かとんでもない事をしようとしてるのはわかる。

でも、具体的に誰が何しようとしてるのか、最後の方まで見てもよくわからないんだよね。

スペクターの残党と「そいつら」という2つの敵が出てきてるのも分かりづらさに拍車をかける要因になっている。


ラスボスの身の上や振る舞いも謎が多い。

過去に、ホワイトに家族を皆殺しにされて、その復讐をして回っているのはわかる。
でも、そいつが何でレア・セドゥだけ助けたのか、能面の意味は結局何なのか、なんで成長してから毒工場なんか作ったのか、なんでブロフェルドを含むスペクターを皆殺ししようとと思ったのか(あ、そっか。ホワイト(=スペクター)への復讐か)、なんでボンドの娘に手を噛まれたくらいであっさり開放したのかその後になんで一人でノコノコとボンドの前に戻ってきたのか・・・。

まじでわからんことだらけ。

 

このように敵の行動もわからないことだらけで、はっきり言えば狂ったサイコパスだとしか思えず、そこもモヤモヤする点だった。

「結局あいつ、何だったの?」ってみんな思ったんじゃないかな。

 

ラスボスの行動原理について、推察しようと思えばできないこともない。

家族を殺された自分とレア・セドゥを同一視して助けたものの、自分とは違って新たな家族を持ったセドゥが許せないと思い再び現れた。自分には家族がいないから記憶してくれる人もいない、だから遺伝子に作用する毒をつくることで生きた意味を作りたかった・・・。

最後にボンドの前に現れたのは、「誰からも記憶されない孤独な人」として同一視していたボンドが、万が一生還して、セドゥや娘と幸せに過ごすことが許せず、せめて毒を塗りたくることで家庭崩壊させてやろうとしたのではないか。

 

こんなふうに想像を働かせてみても、やっぱりサイコ気味の構ってちゃんって以上の存在に思えない。

3時間もある映画なんだからもっと説明してほしかった。

 


Mが無能すぎる

3時間のうちに説明してほしかったことはまだある。それが「ヘラクレス計画」とやらだ。

 

事の発端は、Mが極秘裏に進めていたヘラクレス計画(首相にも内緒???誰の意思決定だったの??)が敵に利用されたことで、いつものとおり地球の危機になるわけ。

で、ボンドがそれを阻止するんだけど、Mのやつ、そんな独断で地球を危機に陥れていたら、ふつーはクビだし、何なら逮捕されるよなあ!? 

それが、Mには何のペナルティもないようで、ラストでも普通に仕事を続けている。ボンド一人さようならしておしまい。


そのこと自体は「重箱の隅」かもしれない。でも、3時間もあるくせに、そもそも中核となるこの「ヘラクレス計画」がなんで生まれて、具体的にどういうものかって説明が少ないから、何だかふんわりと「やばい計画が敵に乗っ取られた」くらいにしか思えないんだよな。

敵の目的の分かりづらさに加えて、舞台設定もよくわからないのが、この映画のモヤモヤの濃度を高めている原因だ。

Mは前作スペクターではかなりかっこよかったけど、今作ではあまりに無能すぎでは?


新007が無能すぎる。

映画公開前から話題だったが、007を引退したジェームズ・ボンドに代わり、本作では「新007」として黒人女性が登場する。が、これがもう、映画館のみんなをイラ立たせるほどの無能っぷりで非常にイライラする。Qは毎回いい仕事するけど、他が揃いも揃って無能揃いのMI6って大丈夫なのか??


とりわけ、ボンドがノルウェーの森の中で戦い、妻子が連れ去られた後でようやく新007がノコノコと現れた時にゃ、映画館で見ていた僕らも、劇中のボンドも、まったく同じことを同時に思ったろう。
お前いままでどこで何してた?


で、最後にはやっぱりボンドにとってかわって活躍するかと思いきや、ジェームズ・ボンドを007に戻してください」だと。はい~?! 

そこはお前が意地でも奮起すんだろふつー!

仕事が手に負えなくなってから前任者に泣きつく無能な社員にしか思えん!

 

また、その後、ボンドと一緒に敵基地に乗り込むんだが、敵側の科学者からちょっと差別的なことを言われただけで、そいつを平気でぶち殺す! えー!! 今まで苦労して生け捕りにしようとしてきたのに?!

俺は映画の最初から最後まで、この無能な新007が存在する意味がよくわからなかった。

この映画と構成がにている「エンドゲーム」で、トニー・スタークの代わりに若いスパイダーマンが大活躍したように、世代交代がテーマならば、新007は「もうジェームズ・ボンドは必要ないんだ」と分からせるくらい、めちゃくちゃに強くなきゃダメなのに、存在価値がわからないような新人が出てくることでそのお題目もボヤけていた。

 


CIAエージェント(パロマ)だけはよかった。

この寂しく不可解な映画で唯一スカッとしたシーンは、やっぱりキューバでのバトルだろう。

ここで、ボンドは一時CIAと手を組み、いつものタキシードでスタイリッシュに戦う!
こういうのでいいんだよ、こういうので!!!

 

また、この時にパートナーとして手を組んだCIAエージェントのパロマアナ・デ・アルマス)がすごく可愛くてかっこいい!! 新人エージェントとしての初々しさや豪快さがアクションに表れていて素晴らしかった。
彼女をボンドガールにして2時間のアクション映画にしたらよかった。

また、仮に、クレイグの次の007が女性になるならば、どういう経緯かでCIAからMI-6に移籍してきたパロマがいいなあと思った。

 

うん、それなら必ず見る(男性007とは違って誰かとエッチするシーンは不要だと思うけど)。そうでなくてもスピンオフとかで再登場してほしい。彼女の登場があれっきりなのは余りにもったいない。

 

もっとも、彼女の登場シーンに違和感がまったくなかったわけではない。

ボンドがパロマと会った時、ボンドからの合言葉の確認に対してパロマ「私、緊張すると合言葉なんてすぐ忘れちゃうの♡」などというどうみても裏切り者だとしか思えない発言をするんだが、ふつーに味方。あ、本当に、単に緊張していただけなんだ・・・。

でも、合言葉が未確認のまま、ボンドはホイホイとパロマに付いていってしまう。

過去に「007 ゴールデンアイ」では、合言葉をはぐらかすKGBエージェントのズコフスキーに対して、拳銃を突きつけたうえ、尻まで出させて本物であるか確認したボンドとは思えない・・・。

また、パロマとの共闘のさなかに、二人でグラスを乾杯させて酒を飲むシーンがあるんだけど、緊張して合言葉を忘れるくらいの新人が、人殺ししている時にグラスでカチンとやる余裕なんかありますかね?? ここは美しいシーンだったけれど同時に違和感があった。

まあ、そういうシーンはボンド映画にありがちな「ツッコんだら負け」の重箱の隅ではあるけれど、全体的にモヤモヤする映画だったのでそういう部分も余計に目についてしまった。

 


これは007ではない、ボンドの物語。

結局、なるべくシンプルにしようと思って書いた今回の感想も長々としてきたので、そろそろまとめに入る。

ダニエル・クレイグのボンドは、カジノ・ロワイヤルからスペクターまで、ずっと「時代の流れ」を感じさせてきた。

カジノ・ロワイヤルではまだ若々しく人間らしいボンドだったものの、それがスペクターまでに完成する。でも、人間は「完成」して終わりじゃない、どうしたってそこから老いていき、最終的には死に向かって崩れていく。

そうした遺伝子の運命のとおりに、本作でボンドは00エージェントを辞めたうえ、家族という弱点を背負う。そして、もはや007ではない「ボンド」という一人の男性が、「老い」から「死」へ続くセピア色の階段を登っていく・・・。

そんなとても寂しい映画だったのだ。

 

クレイグから続くボンドシリーズの終幕として必要なストーリーだったのかもしんないけど、俺としては、こういうの見に来たんじゃないんだよな~と思った。

カジノロワイヤルから続く「人間としてのボンド」をきれいに決着させようとして、昔ながらのボンドファンをモヤモヤさせた作品だと思う。好きな人はすまん。

 

(余談)

女王陛下の007』でジェームズ・ボンドを演じたジョージ・レイゼンビーに本作の感想を聞いたところ『音楽は良かったね笑』って言われた、と何かの記事で見た。

3時間の映画を見て、良かったのが『音楽』ってよっぽど酷い皮肉なんだろうな…と嫌な予感はしていた。で、たしかにその皮肉の意味もあるんだろうけど、彼としては本作の音楽を褒めて然るべきだと思うのは、劇中のワンシーンで『女王陛下の007』のオープニング曲がかかるのよ。

そこは鳥肌ものだった。

だから他人にこの映画の感想を言うときは、モメるのを防ぐためにも『音楽は良かったね』と言うことにしようと思う。

この暑い時期、ワクチン接種前に準備しておくべき【意外すぎるもの】とは!?

ワクチン1回目打った

去る8月下旬に、1発目のモデルナワクチンを打つべく、大手町の大規模接種センターに行ってきました。

 

予約時刻は18時と、仕事終わりに寄っていく人も多く見られる時間帯でしたが、そんなに混んでいませんでした。ディスニーシーのマジックランプシアターくらいの込み具合。その例え話でいったい誰がわかるというのでしょう?

 

しかし、まるでディスニーランドの待ち行列を思わせるような行列と、係員による誘導。決められた人数集まったらエレベーターに乗り込むところなど、まるでセンター・オブ・ジ・アースを思い出しました。

 

そんなふうに、受付から、その後の案内、接種まで非常にスムーズで、手際がよく、導線や指示内容もわかりやすいため、接種者側で何か困ったり、迷ったりすることは全くありません。

そして何より、職員さんの対応の丁寧さ、愛想の良さが本当に印象に残りました。

商売でやっている病院とかでもこんな丁寧さはあんまり見たことない。


こんな劣悪な環境で、しかも、基本的に面倒くさいことを押し付けられてデフォルト設定で怒っている大勢の連中、それもお客でもない相手に、よくあんなに丁寧な対応ができるもんだと感心し、涙しました。本当にありがとう。皆さんの活動で我が国が救われているのです。

 

しかしそれは、裏を返すと、対応が悪いだとか、何がどうとか、理不尽な理由でキレては業務を遅延させてくる連中が多い(または想定される)ことから、ああいう対応を取らざるを得ないんじゃないかと推察しています。
みんな、無料で受けさせてもらってるんだから大人しくしましょうね。

といっても、私が行った時間帯は、特段のトラブルもなく順調に回転しているようでした。私が上着を羽織ろうとして、垂れ下がっている蛍光灯の電気ケーブルに指がひっかかり、接種会場までの廊下の電気の一部を一瞬消してしまったことが最大のトラブルだったくらいです(その節は本当に申し訳ありませんでした。)。

みんな、大手町の接種会場では、垂れ下がっている蛍光灯の電気ケーブルにはくれぐれも気をつけてください。


○接種するまでに準備しておいたほうが良いこととは?


さて、1回目接種した後、翌日に至っても、身体にはうんともすんともありません。

めっちゃ平熱で、腕の痛みもなし。1回目はこんなものなのでしょうか?

一般的に、若い人ほど副反応が辛いといいますから、落ち込む、逆に!

 

で、接種後2日目。
午前3時頃、急激な体温の上昇を感じて飛び起きた。来たよ・・・若さが!!!


数秒間で3度くらい体温が上がり、体中が震えだす感じです。

人生ではじめて感じる「熱が出る、その瞬間」。

まあ不思議な感覚。不思議なのはともかく、めっちゃ寒い!!

 

それまでガンガンにつけていたクーラーを消して(こんなにも寒いのに、なんでこんな狂ったもの稼働させてんだ)、それでもなお寒いから毛布を取り出してくる。
毛布なんざ最後に使ったのが半年以上前だから、かなり埃っぽい。
埃っぽいけど、毛布なしではこの寒気に耐えられないので仕方がありませんよね。

こんなことなら、ちゃんと綺麗に収納しておけばよかった。

 

この経験から、これからワクチン摂取を控える人たちに言っておきたいアドバイスとしてはずばり、【毛布の埃を払っておけ】すなわちこれです。

 

皆さん、夏場だと基本的にタオルケットなどで寝ていると推察しますが、その装備だと、ワクチン後の急激な熱発に耐えられず、埃っぽい毛布を我慢してかぶり、それで更に具合が悪くなるので十分気をつけてください。

 

そして、その夜はそのまま意識を失うようにして眠りました。熱を測る余裕もなし。

そして目覚めると、幸い、夜ほどは辛くはありませんでした。

熱も37.0度と微熱以下。良かった~。


良かったのですが、2日目は断続的に37度台の熱が出続けて、寝込むまではいかないけれど、仕事をするのにやや支障が生じました。


腕も1日目とはうってかわって、かなりの痛みがあり、Tシャツが脱げなかったり、パンツが上がらなかったり、このあたりに不便さが感じられました。

 

もっとも、シャツが脱げずとも、パンツが上がらずとも、家に一人でいるんだったらそれでもいいですよね。家族がいたって別に構わない。

よくないですか? いいですよね? あ~よかった。いま、多数決で「いい」ということに決まって安心しました先生。

 

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1回目の接種で感じた辛さは、だいたいそんなところです。
ポカリとかゼリーとかいろいろ備えていましたが、それらの「非常時用食料」は2回目接種後に回されることとなりました。


そして何より、2回目の接種前には、毛布の埃はちゃんと払っておこうと思います。

どんだけ埃まみれなんだお前の毛布は。