健康診断の話。あのバリウムみんなやってるのか????

今日は健康診断だった。

 

会社では夏と冬に健康診断を実施している。
年に1回なので、そのどちらかに申込むことになる。
夏季の募集時に、面倒くさがって、ぐずぐずして申し込まないでいると、強制的に冬期での健診に回される。
社外に止められたレントゲン車の前で、寒空の中、吹きすさぶ寒風に耐えながら半裸で並ぶおじさんたち。
ものぐさには代償が求められるということだ。
ちなみに俺は冬期以外で受診したことがない。


・健康診断は、まず、身長・体重測定から始まる。

ご存知のとおり、これが女子中高生たちにとってのヤマ場だ。
俺が女子中高生だった頃はもうだいぶ昔のことではあるが、今でもヤマ場である。


というのも君たちは【175の壁】というのを聞いたことがあるだろうか。

俺が名付けたのだから聞いたことがあるという者は大嘘つきだ。


過去にも記事にしたことがあるのだが、俺の身長は175センチを優に超えているはずなのだが、劣悪な設備で身長を計測すると174センチ台になる問題のことだ。


この量子力学上の未解決問題については過去(いまや8年前だ)にも記事にしたことがある。俺は同じ問題について少なくとも8年以上はグダグダと話していることになる。

 

amemiya-a.hateblo.jp

サムネイル画像からは想像もできない内容の日記だ。

そしてこの時は、寝てから検査会場に来るまでの重力によって身長が縮むことを問題視しているから、量子力学ではなくて万有引力の問題だったかもしれない。

 

身長・体重測定の会場に到着して、まずは測定員の目をじっと睨みつける。これは基本である。わずかではあるが1~2ミリ程度の身長上昇効果がある。
「早く乗ってください」という計測員の指示に従って体重をはかり、次に身長をはかる。

結果はその場ですぐに見せてくれる。自分の身長がいかほどか今すぐに知りたいという、30代にもなって身長の高低に一喜一憂する不思議なやつが世の中には意外と多いのだろう。

 

とりあえず良かった。安堵してこれで家に帰ろうとしたところ「まだこれからです」と言われて健診コースに戻った。

 

・ところで、体重が昨年より結構増加している。ウエストもだ。


理由は明白で、最近、あまりランニングできていない。
20代の頃は「基本毎日走る。雨が降っていても多少なら走る」という精神で1年のうち360日くらい走っていたのが懐かしい(飲み会のあとでも走っていた)。


それが今では週に1~2回走ればいい方だ。
走れていない理由も明らかで、子どもをお風呂に入れたり、寝かしつけしたりしているからだ。

とにかく子が起きている間は自分の時間が確保できず、ランニングに行くのは早くても午後8時頃となる。

更に、それまでに風呂だの寝かしつけだのやっていると、自分の体もリラックスして(「おやすみモード」に入って)しまって、とてもそこから何キロも走れる気分じゃない。


このように、子どもの寝かしつけとランニングを両立させる方法は無いものか。
そう悩み続けていた俺だったが、つい最近、範馬刃牙(はんまばき)」という医学の専門書を読んでいる中で、その答えを見つけた。
それがこのシーンだ。

 


10割の読者はこれがいったい何なのか分からないだろうから解説する。
これは、「範馬刃牙」に登場するとても強いキャラクターである「ビスケット・オリバ」という人物が、自分の恋人をキングサイズのベッドに寝かせたまま、それを持ち上げて歩いているシーンだ。


オリバは自分の大好きな恋人に、自分が戦っている場面を見せたかったのだが、恋人はある理由でベッドの上から動けないものだから、ベッドごと運んでいるというわけだな。


この方法によれば、理論的には「子どもを寝かしつけしながらランニングする」という問題が解決できる。
しかし問題も1つある。ランニングする前にまず上半身をとてつもなく鍛える必要があるということだ。その時間がない。

 

 

・続いて採血に移る。

男のくせに情けないと思われそうだが、俺はこの採血が苦手で、自分の血が管を伝って流れ出していく様子が気持ち悪くて仕方ない。
なので採血の間はぐっと目を瞑っているのだ。
採血の前に問診があって、「これまでの採血で気分が悪くなったことはないか」と聞かれるのだが、あまり毎回気持ちの良いものではない。
が、こういう医療的な問いに面倒くさい答えをすると、面倒くさいことになるから毎回「気分悪くないです」という嘘をついている。俺は嘘をついているのだ!!

 

・心電図検査の時に慌ただしく働いている看護師さんの腕が俺の顔にぶち当たってメガネがぽとりと床に落ちた。

 

・胃の検査である。

うちの会社の健診では、胃の検査はバリウムを飲んで行う。
これは甚だしい人権侵害である。

 

バリウム検査をしたことがない幸運な読者に、こ

れがどのような人権侵害であるかを説明しよう。


まず罪深き俺たちは、検査場につくなり、「よくわからない粒」と、「よくわからない真っ白の液体」を手渡される。

まずこれを飲めというのが乱暴な話である。


「粒」の方は、飲み込むとたちまち泡が発生して、胃の中を空気で広げる作用がある。

ただこれがものすごくゲップを誘引するというか、とにかく込み上げてくるものがある。
だがそれに負けてゲップをすると全てが台無しになり、最初からやり直しなのだという。場合によっては罵られすらもするらしい。なんと言ってもこれが辛い。まずこれが日本国憲法の11条に定める基本的人権の侵害に該当する。

 

次に、粒をようやく飲み込んで、込み上げてくるものを全力で我慢しているところに、本題の「バリウム」を飲むように指示される。
これは牛乳のような真っ白をしている液体であるが、とにかくクソまずい。人によっては「ヨーグルト味でうまい」などという感想を持つ者もいるというが、完全に頭のおかしい奴である。


こんな得体のしれない、味も何もない、もったりとして飲みづらい、ケミカル100%の(果汁100%の対義語である)液体を、しかもかなりの量飲まされる。そのへんの居酒屋で注文して出てくる生ビールくらいの大きさのコップで飲まされる。

 

しかもこれは、ゆったりと、時間をかけてちょっとずる飲むものではない。待っている人がいるから、込み上げてくるものを我慢しながら1分くらいで飲まされるのだ。


これだけでも日本国憲法36条に定める拷問及び残虐な刑罰の禁止に完全に違反しているではないか!!

 

俺達を待ち受ける酷い仕打ちは、これで終わりではない。バリウムを全て飲み、苦しがっている俺達は、ある小部屋に通され、機械の前に立たされる。
そこでただ突っ立って写真を撮られるだけではないのだ。
その小型の機械にしがみつき、ぐるんぐるんと振り回される!!

これは文字通り全方位、360度に回転する拷問具だ。

ドローンの車が空を飛び、量子もつれを利用したコンピューターが開発されるこの時代に、胃の写真をとるためにこんなぐるんぐるんをやる必要なんか当然ないから、不当な刑罰である。


正直、バリウムを飲まずにこれに乗ったら結構楽しいだろう思う。

俺が胃の検査の業者だったら、昼休みとか暇なときに自分が乗って遊ぶと思う。
だが、今の俺はバリウムを飲み、込み上げてくるものを我慢しながら、絶体絶命の状況でこいつにしがみついている!

小一時間ほどこの拷問具で我慢して小部屋から出てくると、助手の人から薬を渡され、できるだけ早くこの薬を飲め、そして、◯日以内に飲んだバリウムが体外に排出されない場合はすぐに医師の診断を受けるように、とのことだ。人に無理やり飲ませておいて今度はなんとしてもそれを出せってそれはないだろうと思う。

俺は最大限の抗議の意味を込めて「わかりました。ありがとうございます。」と言って薬を受け取った。


こんな話を同僚にしたら、
 【お前まだ会社の健診でバリウム検査してるの? 俺なんか胃の検査は自分で病院を予約して、胃カメラにしてもらってるよ。最近の胃カメラは、鼻の穴からカメラを挿入するから快適だぞ】とか言うから、手近にあったフリクションボールペンを同僚の鼻の穴に突き刺してやった。
鼻からカメラだあ??? 世の中には色々な拷問が用意されていることだ! そんならまだあのクソまずい液体を我慢して飲んでいたほうがマシかもしれない、いやでも実際楽なのかな・・・。


俺は思う。国は伊藤園とか小岩井フーズとかに多額の税金を投入して、あのバリウムをめっちゃ美味しいジュースみたいにするよう研究開発を促してくれないかな。


1年に1回とはいえ、あれを飲む日が近づくと思うと気分が憂鬱になるのだ。来年は鼻からカメラいれようかな。

けろけろけろっぴ

子どもが2歳半になった。2歳半になって、むしろ段々と甘えたがりになってきた。


例えば、寝かしつけの時は、親と体の一部を密着させていないと寂しいのか文句を言ってくる。

また、部屋の電気を消してもすぐに文句を言ってくる。

例のオレンジ色の薄暗い明かりじゃないと寝ない。これは物凄くわかる。

俺が子どもだった頃の記憶はほとんど失われてしまったが、同じようにオレンジ色の光じゃないと怖くて寝られなかったことをとてもよく覚えている。

家族みんなで川の字に寝て、親が電気を消すやいなやこの世界の終わりかのように泣きわめいて、オレンジ色の光に戻してもらった。

または自分でムクっと起き上がり、天井から垂れ下がる蛍光灯のスイッチのケーブルを引っ張ってオレンジに戻していた。

 

そういえば子どもの頃、天井から垂れ下がっている蛍光灯のコードを延長させる紐に「けろけろけろっぴ」がついていたのをとてもよく覚えている。

眠れなかった時に、天井から垂れ下がるけろけろけろっぴをずっと見ていたから記憶に残っているのかもしれない。

 

という話を妻にしたら、妻の家でもけろけろけろっぴだったらしい。

 

これ。



 

全国共通で、あの「天井から垂れ下がっている蛍光灯のコードを延長させるための紐」としか呼びようがないやつ*1は、けろけろけろっぴだったのか????

 

その天井からぶら下がったけろけろけろっぴを、手で叩いて、振り子のおもちゃみたいにして遊んだよね~
遊んだ。全国の子どもはみんなそれして遊ぶのか???

たまに、けろっぴが手の指の間にひっかかって、電気がついちゃって、親に蹴飛ばされたよね~
蹴飛ばされた蹴飛ばされた。

たまに足の指でもひっぱたいて遊んだよね

足はないかなすまんな~


そういえばうちで使っていた鉛筆削りとか、学習机のクッションシートとか、だいたいけろけろけろっぴだった気がする。


俺がけろけろけろっぴをそこまで好きだった記憶がないんだが、あの頃(平成1桁台)はけろけろけろっぴの一大ブームがあったんだろうか???
みんなもけろけろけろっぴだった??

*1:おやすみコードという名前らしい。

政治などの話

政治の話を書いても誰からも読まれないんだけれど、自分の記録のためにも書いておく。

テーマは2つあって、玉木雄一郎と消費税。

 

玉木雄一郎について

 

前回の総選挙で国民民主党議席が4倍増となって、皆さんご存知のとおり、ちょっとしたフィーバーとなっている。

ここ数日だけでも、国民民主党の党首である玉木雄一郎の顔を何度もテレビで拝見した。これに対して石破の顔なんか全く見ていない。

一応、いまだに議席数のトップは自民党なのに、まるで首相が玉木に交代したかのようだ。

おまけに今度はアメリカの駐日大使が玉木に会うんだって*1

 

SNSでもYoutubeでも、玉木の話ばっかり流れてくる。

こういう、一時的に人気のある、話題性のある人物にのっかって、または応援していましたという体で、再生数、閲覧数を伸ばすというのはあまり健全ではないように思う。

 

ところでこのブログは玉木雄一郎大応援ブログだということはご存知だろうか。

 

知らない人はあまりいないだろうが、このブログで昔から言及している2大政治家が、残念にもお亡くなりになられた安倍晋三さんと、そして玉木雄一郎なのである。

例えば以下の記事では2018年ごろから長文で彼を擁護している。

 

amemiya-a.hateblo.jp

 

amemiya-a.hateblo.jp

 

 

こうして記事を紹介しても絶対読まないだろうから(政治の話はまったくアクセスされない)、ちょっとだけ引用する。

 

安倍晋三がお嫌いだという意見は、Twitterを見ていると自分のフォロワーにも多いけれど、大変恐ろしいことに、個人的に安倍晋三はいまいる政治家の中でももっとも「マシ」なほうの人物だと思う。その後、一体誰が、何をして、日本をどうするんだろう? この危機感は、何より自民党支持者が一番よく感じているんじゃないだろうか。


でも、今日、こういう決断(注:立憲民主党に吸収されずに国民民主党を存続させ、そこに残る決断)をした玉木は、そういう状況に一陣の風を吹かしてくれるだろう。

政治に緊張感と、質の高い対話をもたらしてくれる・・・そんな自民党のライバルたる『理想的な野党』に、玉木はなれる。その結果、彼に対抗するような、政治家としての気概とカリスマを持ち合わせた人物が、きっと自民党からも現れてくれる。

そして、日本の政治が全体的に底上げされ、国民のための政治を行うようになる。このことは、ただひたすら「あべやめろ」を念仏のようにつぶやき続ける他の野党には絶対不可能だ。

 

まさにそのとおりになりつつあると思う。

自民党の人材難、そして、相変わらず「自民党とカネがー」としか言わない野党、そんな中で全く新しい「建設的な議論ができる野党」という、見たこともない、眩しく、理性的で、平和的で、熱い政党という選択肢が用意できた。それが今回の選挙の勝因だと思う。

そういう政党の輝きに対し、相変わらず「政権を交代させることだけが野党の仕事」だと認知している立憲民主党だとか共産党だとか*2は、早速、玉木に対して「なんで野田を首相にするように動かないんだ」と不満らしい。

あのような連中に耳を貸す必要なんか全くないので、そのままの玉木雄一郎でいてほしい。

 

■国民民主党の方向性について

いわゆる「103万円の壁」の撤廃にはじまる「手取りを増やす政策」が大いにウケたので、方向性としてはそれで良いと思う。

なんだか世間では、この政策に対して、無意味、不十分、もっとアレやれこれやれ、などという注文もワンサカ湧いているけれど、躍進したとはいえまだ28議席の政党に色んなこと言わないでほしいと思う。それこそ、100議席以上ある自民党、立憲共産党は日々どんなお仕事をされているんですかと聞いてみたらいいと思う。

勝負は来年の参議院議員選挙であって、そこでも議席を何倍増にもできれば、とりあえず存在感が安定するから、多少国民にとっても耳障りの政策を出していくのはそれからだ。

 

例えば、何と言っても「社会保険制度をどうするのか問題」だ。

社会保険料が高すぎる。

103万円の壁もいいけど、この社会保険料こそが、いかなる控除より、消費税より、ずっと大きな「手取りが増えない原因」になっているのは間違いない。

そこを指摘しないといけないんだけど、社会保険料を下げますというと、それはつまり、社会保険の水準を切り下げることとセットとなり、例えば今回の選挙では維新が主張した「高齢者の医療費の窓口負担を原則3割」という主張や、消費税率の引き上げにどうしてもつながってくる。

その維新は、今回の選挙で大負けした*3高齢者の選挙に及ぼす影響は計り知れないのであり、そこに正論だけをもってぶつかってもだめだ。

 

国民民主党はまだまだ小さい政党なのだから、今はそういう「本当に言わなきゃいけない主張」は控えめにしておいて(玉木雄一郎は正直だから、「年齢ではなく能力に応じた負担」という表現で今回の選挙に臨んだようだ)、力を蓄える。

そんで、十分に存在感を発揮した段階で、自民党と議論しながら社会保険の改革に着手する。そういう政党となってほしい。

本当は小泉進次郎などが、自分の人気とキャラクターで、そういう「明らかに人気がない政策」をちゃんとやらなきゃいけないんだけどな~。

 

社会保険料と消費税

消費税率の話が出たのでついでにする。俺自身は消費税をそこまで悪いと思っていないと言うか、「社会保険料をこれ以上に上げるのであれば消費税を上げろ」と思っている。

 

今は大量にいる高齢者の社会保険の負担を、現役世代(働いている人たち)の給料から保険料という形で賄っている。

現役世代の数がどんどん増えていく時代だったら良いけれど、この先、若い人の数が高齢者を逆転することなんて全くありえないだろう。つまり、いつの日か必ず破綻することがわかっている制度なんだ。

これを解決するためには、まず、「現役世代の保険料で払う」方法を止めたうえ、高齢者には(能力に応じて)自分でも自分の医療費などを支払ってもらう必要がある。

このためには維新が言うように窓口負担を原則3割にするほか、財源を保険料から消費税に切り替えるのが良いと思う。

消費税は、もはや世間では「悪魔」のような扱いをされている*4税だが、お小遣いで買い物をする子どもから、窓口1割負担の後期高齢者まであまねく負担することの「できる」公平*5で合理的な税だと思う。

こういう「高齢者もきちんと負担する税」で社会保険を賄っていくことが、今後の高齢化社会での持続性というものなんじゃないかなと思う。

が、上記したように今は消費税そのものが「悪魔化」されているので、それもムリだね。

 

■どうしたら消費税は「悪魔」でなくなるのか。

昔から消費税をアップさせると政権が滅びると言われているけれど、なんで消費税がイヤなんだろうか。

それはやっぱり最も身近にある税金だから、それが上がると「みんなが気がついて嫌な思いをする」ことに尽きる。これを「痛税感」というらしい。

 

他方で、毎月何万円も差っ引かれている社会保険料については、問題だとは思うけど、悪魔のように嫌っている人はそんなに見かけない。

 

俺は、この関係を逆転させればいいと思う。つまり、社会保険料をもっと身近に感じるようになれば、「社会保険料」が悪魔のようになり、その悪魔を倒すために消費税をもっとあげても良いという議論につながるんじゃないだろうか。

そこで俺に考えがある。

まず向こう3年間は社会保険料を全ての個人が銀行振込みで行う。

そうすると、毎月、自分がいかに多額のお金(しかも自分で消費せずに、他人の医療に対して支払っているお金)を毎月国に対して支払っているかがわかるだろう。また、自分でわざわざ銀行窓口に行ったり、ネットバンクから支払うことも面倒くさい。

このようにして「痛税感」をしっかりと味わってもらうのが社会保障改革の第一段階だ。

 

そして十分に「社会保険料は悪魔だ」という感覚を植え付けたところで「ところで、この社会保険料を減らして、その分を消費税のほうに変更できますがどうしますか?」と言う。この時点では全体の税金の増えた・減ったはない。

が、毎月支払う数万円より、小手先の数十円のほうがずっと「痛税感」は少ないだろうから、みんなこれに賛成する。

すると、社会保険料を大きく下げ、消費税率20%に税金を付け替えられる。

このようにすると結果的には現役のサラリーマンの負担は減り、その分の負担を全ての世代に振り分けることができるので望ましい。

以上が「青山新党」の主張する「社会保険料の痛税感アップ政策」の一部だが、誰か採用しませんか? 「れいわ」でもいいよこの際。

 

 

 

*1:個人的には何の用だよとは思うが

*2:彼らのことはまとめて立憲共産党と呼ぶらしい

*3:本当は社会保険料で一番ワリをくっているはずの若いやつが選挙にいかないからだ。

*4:消費に対する「罰」とすら言われている

*5:消費税は公平である、というと必ず低所得者ほど負担が多い「逆進性」が発生するという批判がある。でも社会保険料には上限があるから大金持ちにとっては負担が軽いし(つまり社会保険料にも逆進性はある)、累進消費税という方法だって可能は可能みたいだよ

しまじろうコンサート行った

子供を連れて初めて子供向けのコンサートに行ってきた。それが「しまじろうコンサート サンタの国の不思議なクリスマスプレゼントコンサート」だ。まだ10月だし、俺は半袖だ。

 

俺が幼児だったころも「こどもちゃれんじ」をやっていたし、しまじろうの事も知らないわけじゃない。が、昔に比べると色々と変わっている部分もある。

俺が子供の頃、基本的にはしまじろうとトリッピーだけだった。

それがしばらくしたら、ピンクのリボンをつけた羊の女の子が仲間に加えられたのだ。これはみんなも知っていると思う。

あれはショックだった。男だけの野球部の汚い部室に、女の子のマネージャーが入室するようになったというか。言い表せない落ち着かなさを感じたものだ。だが年代的に、その羊の女の子、名前はたしかラムだっちゃが定着する前に俺はこどもちゃれんじを卒業したのであった。

それが、今のメンバーにはあのラムだっちゃがいない!! 知ってました? もうあいついないの。 虎と鳥は相変わらずいるのに、途中で加入した羊がまっさきに脱退しているのはどういうことなの?? 部室でトリッピーと何があったの?

それと入れ替わりで入ったウサギとネコの女の子は名前もわからん。

あの羊がどこに行ったのか知っている方がいたらご連絡ください。

 

で、電車に長いことのって吉祥寺の市民文化会館まで来た。たしか今日が初日の公演だと思う。初日はしまじろうも疲れてないからきっと良いだろう。

 

 

ついた。

2歳くらいの子どもを連れてこういうイベントに連れて行ったことがある親ならわかるだろうが、着いた瞬間から眠そうにする。

 

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会場に着くのが早くて物販が空いていたから、記念にライブTシャツを買ってやった。しまじろうのデザインで、2,500円は破格の安さだと思った。ベネッセの「本業はほかにありますから」の安定感がすごい。

 

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サイズは110のワンサイズで、まだ2歳児だから大きすぎる。というかまだ2歳児だからぬいぐるみの適切な持ち方がわからない。

 

サイリウムライト(ペンライト?)は、以前、妹*1から赤ちゃん宛におもちゃとして貰ったライトがあったので、それを使うことにした。

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ところでこのライトに記載されている蒼井翔太(AOI SHOUTA)」という人物を俺は全く知らない。しまじろうのライブに持ってきても大丈夫な人物なのだろうか急に心配になってきた。

頼むからライブの舞台上で豚の●●を引きずり出して大騒ぎするタイプのバンドでないことを祈る。

 

コンサートが始まると、さすがに食い入るように見ていて楽しんでいたようだった。

が、2、3歳の子どもが集中して見ていられるのはさすがに30分程度が限度だと思った。

それを見越して、ベネッセも、1時間の公演を前後半30分ずつに区切り、間に15分の「歩きたい欲発散タイム」を設けているのはさすがのノウハウだと思った。

 

だが、それでも後半の公演では集中力が切れてしまって「歩く!!あるく!!!」と言ってきかなかった。あれ以上の長時間公演はちょっとムリだなと思った。押さえつけていられない。お恥ずかしい話だ。

それにしてもああいうところに連れて行くと、周りの子の大人しさが目に付く。

うちの子は大丈夫なんだろうか??と思って心配になったり苛立ったりするけれど、最後にしまじろうとお別れのハイタッチをするときの笑顔を見ると全てどうでもよくなる。子育てというのはこの繰り返しだな。

 

そんで明日は動物園に行く。

 

 

*1:ど声優オタク

バスツアーのデートは良いぞ(きっと)

男「あの・・もし、今週末、予定空いていたら、一緒に出かけませんか・・・??」


女「え・・・いいですよ(これデートのお誘い?! ヤバどうしよう! 気になってた人だからラッキー!)」


男「ほんとですか!? やった! それじゃ、今週末にハトバスツアーに行きましょう!


なんで?「女」

 

バスツアーってさ、よくよく考えるとめっちゃデートに良いと思うんだよね。

だが最初に言っておくと俺がデートでバスツアーを利用したことはない。なので空想上、よく言えば論理的な話となるものの、デートでバスツアーに参加するのは極めて合理的な選択肢だと思える。端的に言えば「絶対失敗しないデート」になると考えられる。

 

そもそも「失敗するデート」のパターンとして考えられるのは、だいたい次のようなものだ。

 

・歩きすぎて疲れる。
 駅から目的地までの距離が意外とあったりして、相手を歩かせすぎ、疲れてしまい、段々と喋る気力がなくなってきて険悪になるパターン。
 *1

 

・目的の店が閉まっていたりと、予定外のことが発生する。
 よく調べずにデート先を決めた場合、目的としていたお店が定休日だったり、酷いのだとずいぶん前に閉店していたりする。
 「えーとごめんねすぐ代わりのごはん屋さん調べるから!!」とかいってGoogleマップを起動するみっともない事態となる(そんなハプニングを一緒に楽しんでくれる人と仲良くなりなさい、とキリストは言ったそうだ)

 

・車だと、運転手が酒が飲めない。
 車などで目的地まで向かうデートもありがちだろう。この場合の最大の欠点は、運転手が酒が飲めないことだ。そして、相手もそれに気遣って飲酒しなかったりする。*2

 

・目的地やレストランを調べる手間がかかる。 厳密には「失敗するデート」の例ではないが、デートプランの作成は大きなコストだ。
 そもそもの目的地自体はデートに誘った時から決まっているだろうけど、それ以外にも色々と立ち寄ったり、ご飯を食べたりするとなると、全体の計画を立てる手間がかかる。
 その手間が楽しいのだ、という人も多くいるだろう。もっともな指摘である。ただ俺がその多くいるだろう人の中に入れていないのが口惜しい。また、計画を立てて、連れてきて、これが不評だったりすると、「俺が手間かけて決めてやったのに文句ばっかり言いやがって…」などと割と一方的なものであるが怒りが湧いてくることもあるだろう。当然こうした負の感情もデートに悪影響を及ぼす。


バスツアーはこれらの失敗パターンを全て解決する最強のデートなのだ!!!!!!!!!!!!!!


・疲れない
 バスツアーは、その名の通りバスで移動する。バスが風呂を意味する英単語ではないことを祈る。

自分で運転する必要もないし、駅からの長い道のりを歩く必要もない。
 また、バスは目的地に近い駐車場の専用区画に確実に停車し、合理的なルートで君たちを目的地に導いてくれるだろう(しかも先導してくれる人がいる)。

 

・予定外の事が起こらない
 バスツアーで立ち寄る予定のレストランが閉店していることは恐らくありえない。あったとしたらとんでもないポンコツツアーで、むしろ笑えてくるだろう。どっちにしたって良い。
 完全に計画され、なおかつ、これまで何回も別のツアーで実証されてきた安全・高評価の店に確実に連れて行ってくれるのはとても安心だ。

 

・飲酒可能
 バスを運転するのは、恐らく君ではないだろう。なので、カップルそろって何も気にせずに酒が飲める!!!
 これは何物にも代えがたいメリットのひとつだ。アルコールに脳が支配されているタイプのカップルには、バスツアーがうってつけだろう。いや、そんなアル中どもはそんなツアーじゃなくて駅前の魚民で昼から飲んでいればいいのでは?

 

・立ち寄り先やルートを調べる必要がない。
 バスツアーに参加したら、後はすべてがオートメーション。バスの中で喋っていようが、酒を飲んでいようが、次々に目的地に到着するだろう。
 道のりも、飯を食う場所も、どこで遊んで、どこでトイレ休憩して、どこで何して・・・全て調べなくてよい!!
 あなたが意思決定すべきなのはたった2つだ。どのバスツアーに参加するということ、そして、極めて近い将来に相手に送る婚約指輪をどこで購入するかだ。

 
自分で書いていて夢みたいな話だと思う。

独身時代になぜもっとバスツアーを利用しなかったのだろう?
実際、婚活目的のバスツアーとかも結構あるようだ。
だがそういうものを除き、一般的に男女間のデートでバスツアーはなぜか使われていない。
と言うと、冒頭で俺がでっちあげた男女の会話のように「え、なんでバスツアー???お前はジジイか?」という負の印象が強いからだろう。

ジジイまたはババアの慰安旅行じゃねえんだぞと。もっともな指摘である。

例えば東京近郊でバスツアーを提供している「ハトバスツアー」だが、ハトバスって聞くと、それだけで昭和時代の中年の夫婦だとか、昭和時代の社員旅行とかの団体客が楽しんでいるイメージが拭いがたく存在する。

間違っても、お互いに照れあっている令和の若い男女が乗り込んでいるイメージなんかない。

 

思うに、ハトバスツアーという名前がよくない。

お前たちは常にものごとを合理性ではなくイメージで判断するものだから、ハトバスも可哀想だ。
この際ハトバスツアーという名前を変えたらいい。ラブリーカップルドライビングツアーとか。ハトバスツアーと並び称されるほどの昭和感。


「旅にはハプニングがつきものであり、そういう不測の事態も含めて楽しみたい。バスツアーにはそれがない」という意見もあるだろう。もっともな指摘である。
だがそうしたデート(ハプニングあり)は、それなりに仲良くなり、信頼関係が構築され、多少みっともない姿を見せても愛想を尽かされない関係になってからの方が良いだろうと思う。
というか、俺は思う。デートでハトバスツアーを提案されること以上のハプニングって多分ない。


上記ではハトバスツアーの名前を変えたらいいなどと近視眼的な提案をしてしまったが、この際ドストレートに「俺とハトバスツアー行かない?」と誘ってみたらどうだろう。


それに対し「なにそれめっちゃおもしろ」と付き合ってくれる人と仲良くなりなさいと、キリストは言ったそうだ。俺はそのキリストではないから責任は取らん。

 

*1:昔、ある相手から「今日は結構歩いたんでよく眠れそう」と言われたことがある。

*2:俺の妻は問答無用で生ビールを注文していた

(子育て)男女で違うんじゃないかと思うこと

 

うちには男1名の子供がいる。
1人だけなので、男の子はどうで、それに対して女の子はこうです、みたいな比較はできない。
でも、男の子ってこんな感じですという紹介をすることで、女の子と同じじゃんとか、全然ちがうねーみたいな感想を持ってもらえれば楽しい。

 

(※)お約束の免責事項
・あくまでうちの家庭の話であって宇宙の全ての男の子がこうではない。
・内容を面白おかしくするために部分的に話を盛っている。
・女の子のことはまるで分からない。なので、男女に共通のことを延々と言っている可能性もある。

 


○いつまでたっても喋らない。
うちの男の子は5月生まれだから現時点で2歳4ヶ月。現時点で、まだほとんど3語以上喋れない。2語も自由自在というわけではないし、まだ自分の名前も理解していないと思う。
この前やっと3語喋ったかと思ったら、それが「パパ ポンポン いたい」とのこと。別に腹を痛がっている様子はない。

 

子供パラダイスワールド的な施設(別名、ドッグラン)で、1歳数カ月の月齢の女の子と一緒に遊んだりすると、女の子があまりにペラペラ喋るもんだからびっくりする。
一般的には男子の方が言葉の習得が遅いようで、女の子の育児に慣れているとかなり心配になると思う。
が、よく喋るお姉ちゃんがいれば、男の子といえどかなり早くからペラペラ喋りだすかもしれない。

俺自身も、言葉を理解すること(喋る、読む)ことがだいぶ遅かったようで、かなり大きくなっても同級生の女の子から本を読み聞かせしてもらっていたらしい。

 

ただ、言語の習得がいくら遅くても全く問題ない。その理由を説明しよう。
自分の身の回りで、やたらとお喋りで、四六時中ペラペラペラペラ喋っている人を思い浮かべてほしい。そして、その人物は幼少期から現在に至るまで特別に知能が高いのかを考えてみてほしい。
言語の習得速度なんか全く問題ないことがこれでわかっただろう。どうか安心して見守ってほしい。

 

それに、赤ちゃんは舌っ足らずなところが可愛いのだ。
うちの子に「お名前は?」と聞くと全くリアクション無し。
俺がかわりに「青山○○です」と子どもの名前を言ってあげると、つづけて「3しゃいです」と言い出した。まだ2歳もそこそこだから、明らかに年齢詐称である。しかし彼は悪びれる様子もなく、つづけて「パ♪ パパ♪ パパパ♪」と歌い始めた。
これでわかった。名前を聞かれてそれに答えているのではなく、普段見ている「パジャマでお邪魔」の冒頭シーンをそのまま言ってるだけなのだ(あの番組に出ている幼児は決まって3歳なのである)。

舌っ足らずな男の子には、こういう可愛い期間がとても長くあるので幸せだ。


○やたら乗り物に惹かれる。
男の子は、どういうわけか、電車や車という乗り物に接していないうちからそうした「車輪のついたデカいもの」に心を奪われ、電車の玩具や、ただ延々と電車が走っているだけのYoutube動画ばかり好むようになる。
これは全く理由が分からないらしい。
会社の上司いわく、石器時代にマンモスを追いかけていた名残りだそうだが、ツイッターで見た真偽不明の情報によると、猿の赤ちゃんでも同じ傾向があるんだそう。
猿の赤ちゃんに、リカちゃん人形と救急車のどっちで遊ぶか実験したんだろうか???
お姉ちゃんのお下がりと言って、ぬいぐるみや人形を与えても、大して喜ばないかも知れない。

 

いろんな絵が書かれたカードを散らばせて、親が言った絵が書かれたカードを集めてこさせる遊びをしているんだが、「トマトは?」とか「スイカは?」とか言っても大してやる気を出さないが、総武線は?」と言うと秒でカードを探して持ってくる。
別に、このまま鉄道愛好家になってもらっても本人の自由ではあるものの、別の意味でちょっと心配になる。

 

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とりあえず電車を見せておけば静かにしているので、Youtube動画であれば定番のトレインキッズなどがオススメだ。

https://www.youtube.com/watch?v=4Il6QdZF9ow&t=1199s


○やたら走る
2歳児だとだいたい10~12時間くらい寝るんだろうが、起きている12時間程度ずっと家の中を走りまわっていることがある。
時速5キロ程度で10時間走り続けたとすると、毎日、東京駅から八王子駅くらいまで走っていることになる。
何が彼らをそこまで駆り立てるのかわからんが、これには良い面と悪い面がある。
悪い面としては、ドタドタうるさい。マンションで子育てをするのであれば、フロアマットを増強したほうがいい。
良い面としては、勝手に走って勝手に疲れてくれるので、勝手によく寝てくれる。

 

○やたら食う
この前、夕飯に生姜焼きを作ってやったら、大人が食べるサイズのロース肉を1枚全部食いやがったうえ、おかわりまで要求していた。


○遊び方の違い
前述の子供パラダイスワールド的な施設には「おままごとコーナー」がある。
そこでは他人の子供とも遊ぶ機会があるのだが、女の子はおとなしく、親も巻き込んだおままごとごっこをするのが好きなようだ。
女の子の社会性の発達の速度にはただただ驚くばかりだ。


そこに男の子を混ぜると、おもちゃの包丁を探し出し、それを持って奇声をあげながら走りまくる!!


お姉ちゃんと同じ遊びをさせようとすると、ちょっと難しいかも知れない。

そもそも、俺達人類の歴史のほとんどは石器時代なので、その時代の習慣がまだまだ残っているのだろう。
女性たちは社会を作り上げ、食事の支度などをする。男性たちは散り散りに獲物を探してくる。
幼児たちは、こうした石器時代の名残をそのまま体現しているのだと思う。
そのうえでどうするか? は教育方針によって様々だろうが、うちはとりあえず自由にさせている。俺が子供の時、自由にさせてもらったことをありがたいと感じているからだ。

 

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とりあえず思いつくところで、たぶん女子とは違うだろうなと思う部分を挙げた。
冒頭のディスクレーマーのとおり、うちの男の子はそうじゃないというのも全然あり得るだろう。
が、少なくとも、好むと好まざるとに限らず、こうした割と原始の状態に近い子というのには、男女の違いがはっきりあると思う。
そんな彼らに「ジェンダーレス」や「男女同質化」などの思想がいかに素晴らしいか、先進的か、人道的かを説いてやっても、きっとわからんと思うから、彼らの自由にさせてやったらいいと俺は思う。

 

 

 

健康(ダイエットなど)のためにはじめて効果のあったこと2つ

俺もいよいよ30代が近づくにつれて健康に気を付けることが増えた。ひとつ、巨大な嘘。

 

今回は俺が健康志向のために始めた習慣について説明しよう。具体的は以下の2点である。

 

○トマトジュース

去年の秋から毎日トマトジュースを飲んでいる。
トマトジュースには抗酸化(老化防止)、美肌、ダイエットなどの効果があるうえ、GABAも含まれているから精神衛生的にも素晴らしい効果がある。

実際、飲みはじめてから肌トラブルもなく、体のむくみがとれて服がぶかぶかになった感もあるなど、これまで良いことしか起きていない。もっと早く飲み始めたら良かった。

 

もっとも、以前からトマトジュースにはそれなりに興味があったものの、飲み始める上での難点がひとつあった。くそまずいということだ。


俺が子供のころ、缶のトマトジュースを何回か飲んだことがあったが、しょっぱい、えぐ味がある、生臭い、口当たりも悪い、などと、金正恩将軍に何らかの失礼をしない限りは飲まされないであろう酷さだった。皆さんにも経験があるかもしれない。


大人になってもトマトジュースに関してはそのイメージでいたのだが、昨年、伊藤園の「理想のトマト」というトマトジュースを飲んで椅子から転げ落ちた。

いま、トマトジュースってこんな美味しくなってるのか?!


口当たりが優しく、余計な塩気も感じない。それどころか「ジュース」という名のとおり優しい甘さがあって飲みやすい。そして濃厚なトマトのうまみが感じられる。
これはもはや健康志向関係なく「美味いから」という理由で飲み続けられるほどの完成度だ。この「理想のトマト」を知ってからというもの、ずっと飲み続けていて、とにかく体と精神の状態がいい。ぜひ買ってみてもらいたい。

 

 

それ以来、同僚などと健康に関する話をする時には*1、決まって「トマトジュースまじでいいぞ」と勧めているのだが、その結果はご想像のとおり「ト、トマトジュース・・・・?」という怪訝な顔だ。

彼らの気持ちはよく分かる。俺たちの世代はみんな、子どもの頃に飲んだあの激まずトマトジュースのイメージが払拭できないでいるから、必ず「何言ってんのこいつ」という目で見られ、今やこんなに素晴らしく改良されたトマトジュースを満足に布教できないのは残念だ。

読者にはぜひ試してもらいたい。

 

ちなみにいろんな種類のトマトジュースがあるが、食塩入りはやはり(いかに味が改善されてきたとはいえ)あまり美味しくない。トマトだけでも塩味があるのだからそれで十分に感じられる。
また、「サラサラ」したタイプよりも「ドロドロ」タイプの方がむしろ飲みやすく感じる。
それらを総合すると、上記した伊藤園の「理想のトマト」が攻守ともに最強と思える。おすすめ。


○ ジン

ジンというのは蒸留酒のひとつで、一般的には40%以上のアルコールがあるスピリッツと呼ばれるものだ。
酒なんかでどんな健康志向の活動をしているというのか。説明しよう。それは、これまで飲んでいたビールをジンに置き換えたことだ。

 

俺はほとんど毎晩のように飲酒をしているわけだが、基本的にビールや発泡酒を好んで飲んでいた。だいたい350ml1缶くらい毎日飲んでいた。


それをジンの炭酸割に置き換えてみたのだ。するとどうだろう。体重が落ちるとともに、ウエストや足は【如実に】細くなっていくのがわかった。また、実際に昨年の冬に行った健康診断ではほとんど全ての数値が改善していた*2

 

より度数の高い酒を飲みはじめたにも関わらず、なぜ健康になるのか?

それはビールのような「醸造酒」と、ジンのような「蒸留酒」の違いにある。


細かい説明は省くが、醸造酒というのは果物などを発酵させてアルコールをつくるものであり、ビールやワインなどをさす。
他方、蒸留酒醸造してできたアルコールをさらに蒸留(加熱・気化)させてアルコール度数を高めたものであり、ジンやウイスキーなどをさす。


この蒸留という過程で、体を太らせる原因である糖質が分離されるため、蒸留酒にはほとんど糖質が含まれていないのだ!!!
つまりどういうことかわかるだろう。
蒸留酒を飲めば痩せるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 飲めば飲むだけ、痩せるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

この理屈に異論を挟む余地なんかない。俺は同僚や知人との間で「最近健康に心がけていること」という話題になった場合、必ず「ジンいいっすよ*3」という話をしている。
その結果はご想像のとおり「ジン・・・・?」という怪訝な顔だ。

さっきトマトジュースの話をして一度怪訝な顔をされているんだが、再びそれと全く同じ顔で見られることになる。
きちんと健康の話をしているのに何故なのだろう。

ここの読者にだけでも伝わってほしい。トマトジュースとジンまじでいいぞ。


(補足)
ジンは甘くないので炭酸で十分に割っても飲みづらいかもしれないから、レモンを絞ったりすると良い。
または、少量のジンジャーエールトニックウォーターで割ると、それぞれ「ジンバック」「ジントニック」というカクテルになって美味い。
ただし、こうした割り物には糖質が含まれているから元の木阿弥にならないよう気をつける必要がある。もっとも少量入れるくらいならそこまで健康志向は損なわれない。

*1:歳を重ねてくると健康に関する話題が増える

*2:ただし、医者にはジンを毎日飲んでいるという話はしなかった。怒られそうだから。

*3:真面目な話、実際には「ビールをやめたこと」が最も良かったのだろう