学習状況の共有。
最近はもっぱら「ネットワークスペシャリスト」試験に取り組んでいる。
昨年末までは「中小企業診断士」も二足のわらじ的に進めていたんだが、二足のわらじ無理。
そもそもわらじなんか履いたこともないのに、一気に二足も履こうとするのが間違いだったのだ。*1
というわけで、4月の試験までは「ネスペ」に集中することにした。
資格試験において「二兎を追う」ことは非効率だから止めておいた方がいい。
そもそも野原で2匹のウサギを追いかけ回したことも1度しかないのに、無謀な話だったのだ。
ネットワークスペシャリスト試験対策の話。
2月中までに、【午前2(択一式)】の過去問を令和5年から平成25年までの10年分終わらせた(回答をすべて記憶した。)。
次回の試験(択一式)も、この過去問から6割は出題されるだろうから、仮に明日受けたとしても合格すると思う。
というわけで、今から本番までは午後の記述式問題への対策となる。
やはり択一試験を繰り返すだけでは理屈が身についていないから半分もわからない。
このため、(他の試験ではしなかったが)知識の整理用に、ネットワーク系の薄い本*2を通勤時間中に読んでいる。
重要なのは、ここで「ネットワーク大百科」みたいな分厚い本に手を出さないことだ。そんな時間はないし、ネスペの試験でもおそらく必要ない。
IPAの試験など「問題文が何を言っているかが何となくわかる」くらいで十分に合格できる。
【イラスト図解式 この一冊で全部わかるネットワークの基本】
170ページあるが半分はイラストなので読みやすい。10年分の択一の過去問をこなした後だと理解が深まる。
これと並行して、公式サイトからダウンロードしてきた過去問を解いてみるが、他の論文系資格(ITストラテジスト、プロジェクトマネージャ、システム監査技術者)と違って、発表されている公式の解答を見ても、何故そうなるのか理由がわからない(計算問題などは最終数値だけ出ている感じ)。
なので午後試験を解説した参考書は必須。
で、他の試験ではTACの「オールインワン」を使っていたのだが、ネスペでは左門氏の有名な参考書があるのでそれを使う。
一冊2,780円。
ネスペの受験料は7,500円だからその3割くらいする。
しかもこの本、1冊で1年度分で、その年ごとにまた別の本があるんだよね。
ネスペ受けるまでにいくらかかるんだろう。*3
ちなみに、ネスペ受験用のテキストがブックオフでかなり安売りされていたので試しに買った。700ページ近くある大著で、こういう本は基本的に買ってはいけない。
実際、前半400ページくらいまであるテキスト部分を読んでも、過去問に回答できるようにはならない。ネットで調べたほうが100倍効率的だ。
また、最近はAIチャットとしてBingが提供しているCopilot(GPT-4が使われている)が利用できるから、こいつに教えてもらうことも手軽にできる、というか、Chat GPTが試験勉強をする上で死ぬほど便利ということに、今回の勉強で気がついた。
下記の記事にChat GPTを活用して勉強する利点がわかりやすくまとまっているので、興味があれば見てほしい。
たまに、Chat GPTの情報は不正確で~、原典に当たらなければ~という意見も見かける。
その通りだと思う。ちょっとした疑問でも原典で調べ、結果、時間がかかりすぎて結局飽きてしまい、試験の競争から脱落していく予定であればそうしたらいいと思う。
上記の本の説明に戻ると、前半部分の基礎編は何の役にもたたないが、後半(400ページ~700ページ)は、午後の記述問題に関する丁寧な解説がイラスト付きでされていて使い道がある。
この本の本体はこの部分だろう。会社にある業務用カッターで後半部分だけ切り落としてそこだけ使おうと思う。
なんだか結局参考書の紹介になってしまった。
午前対策はもう良いと思うので、3月、4月をかけて午後1、午後2に取り組む。
具体的には上記の本を使って令和5~令和元年くらいまでの過去問を解き、内容を理解したうえで本番に臨む予定。みんなも頑張ろう。