みんなで勉強しよう。

勉強する。

 

2023年、特に何も勉強せず(本も読まず)だらだら過ごしていたところ、あっという間に残り4ヶ月となった。

その間に部署異動もあり、求められるスキルも明確化されたというのに、今年の上半期にやっていたことがグランブルーファンタジーのレア武器集めだけというのはやばすぎる。

 

というわけでこれから勉強再開する。具体的には、10月に実施される「システム監査技術者」の資格試験を受験し、合格する。

これはITに関する高度試験のうち、すでに合格しているITストラテジスト、プロジェクトマネージャなどと同じく「論文系」とされる資格試験で、過去問を回し、論文を適当にでっち上げれば誰でも受かるものだ。何となくボケ防止のために勉強するにはちょうど良い目標で、今の職場でも評価される。やらない理由がない。

みんなも一緒に頑張ろう。スマホなんか捨てちまえ。

 

それに加えて「中小企業診断士」も受験することにした。これの通信講座の受講料が、職場で団体割引されているのを発見したからというのが理由だ。

 

しかし中小企業診断士、何をしている人たちなのかさっぱりわからん。

日常生活でこの資格を持っている人と出会ったことがなければ、街を歩いていても「中小企業診断屋さん」という看板を見たことがない。あるか? 俺はない。

 

でも、ツイッターでは「中小企業診断士1次試験合格!」なんてユーザネームに付けては見栄を張っている奴をちらほら見る。

最終合格じゃなくて、1次試験合格だよ!? そんなすごいのこれ。

 

中小企業診断士の試験(1次試験)は、全7科目のマークシート式だが、調べると、そのうちいくつかの科目(例えば経済学、会計学)は大得意だから、割りとすんなり合格するんじゃないかと思う。

おまけに、続く2次試験は「論文試験」で、それっぽい論文をでっちあげる事にかけちゃこの日本では小保方晴子か俺かってくらいの論文専門家だから、こっちもきっと大丈夫。やる気出てきた。

 

しかし、それじゃ、なぜこれまで中小企業診断士を受けなかったかというと、名前がよくない。これに尽きる。

いやみんなも薄々感じていただろう。

例えばこれまで受けてきた「証券アナリスト」とか、「ITストラテジスト」、名前超かっこいい。モテそう。だから、俺、受けた。

一方で、「中小企業診断士」と名刺にかかれていたら、うーん、よくわかんないけど、田舎の方の会社の役員さんみたいなイメージ。モテなそう。俺受けない。

こんな全く一方的な、誹謗中傷的な、原始動物的な考え方からこれまでスルーしてきたのだ。

主催者の中小企業診断協会に提案したい。名前をもっとかっこよくしてほしい。例えば「スタートアップ・カンパニー・アナリスト」とかどうだろう。

 

そうした意味だと、何故か「情報セキュリティスペシャリスト」から名前を変えてしまった「情報安全確保支援士」も、そんなに勉強のモチベーションが沸かないんだよね。

なぜカッコイイ名前から変えてしまったのか、俺にはわからない。

情報セキュリティスペシャリスト」といえば、名前の響きから、これまで賢そうなメガネをかけているコンサルタントみたいなイメージだったものから、情報安全確保支援士っていうと急に安全第一の黄色いヘルメット被った現場猫のイメージに変わるんだよな。

いや別にそれを被って仕事をしている方々(俺のツイッターのフォロワーにもいるだろう)を揶揄する意図は全くないんだが。

 

 

情報セキュリティスペシャリストのイメージ

 

 

・誤った情報処理安全確保支援士のイメージ。

 

こんな調子でモテそうだから資格を取るとか、そんなこと言ってるやつが適当に挑戦してくるから周りも迷惑だろうな。

しかし「モテそう」「見栄が張れそう」ってむちゃくちゃ大きな人間のエネルギーだと思うんだよね。

俺も自分の子供には「いいか、小学生までは足が速いヤツから順番にモテる。だが最終的には学力が高いヤツがモテる」と朝な夕なに言い聞かせ、勉強へのモチベを維持してもらおうかと思っている。

 

それは半分冗談として、子供は親を見てその通りに育つものだから、子供に勉強をしてもらいたいなら、親が家の中で自分の勉強をするべきだと思う。

自分は寝っ転がって酒を飲みながらテレビ見ているのに(それで社会で通用するのに)なぜ他人には勉強をさせようとするのか、子供からすると全く説得力がない。

だから俺は子供にあまり勉強しろと言わず、子供の2倍は自分が勉強しようかと思う。

みんなも俺と一緒にがんばろう。