俺たちはコップ屋じゃない

2月、3月とあまりにも更新してこなかったから、今月からどんなに短い話題でも積極的に書いていこうと思う。これ言うの自体も105回目くらいだと思う。

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人にあげる記念品って、選ぶの難しいよなって話をする。

 

3月末は別れの季節ということで、うちの会社でも送別会が開催された。
そこでは、退職者のための宴会をやって、記念品を渡すこととなっている。
そして、今の会社での役割上、そうしたことは俺が全部企画することとなっている(もう宴会係長だよな)。

 

今回で退職する人は、うちの部署で3人いる。ブラックだから結構辞めるよね。

で、俺が一人で記念品を3つも考えるのは面倒くさいから、同期の社員と部下に頭を下げてお願いし、各自1つずつ(計3つ)記念品を選んでこようということになった。

 

記念品って選ぶの難しいよな。
俺が欲しいと思う物と相手が貰って嬉しい物が一致しないからだ。


例えば、俺は今、動物たちがなぜかみんな不機嫌そうな表情をしているモチモチクッションがとても欲しいんだが、60歳で定年退職する男性上司にこれを渡したとしても、不機嫌そうなぬいぐるみを抱える不機嫌そうな顔がもう一つふえるだけだ。あれ俺ぬいぐるみ2つあげたっけみたいな。

 

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だから、一生懸命考えないといけない。
一生懸命考えないといけないんだが、気がつくと三越陶器の湯呑を買っている自分がいた。

「THE ジジイへの贈り物」だからな。安直にもほどがある。世界安直選手権で圧勝できるくらい安直だと自分でも思った。

ただ、模様がとてもかっこよくて、もしも俺が貰ったとしても嬉しい、実に良い物だ。

「テメー何も考えてねえじゃねえか」ってみんなに文句言われたらそう言い訳しようと決めた。


そして送別会の前日、俺たちは記念品を各自で持ち寄って、順番に見せ合うこととした。
実は、ここまで一切打ち合わせしなくて、みんなで思い思いの品を選んでくりゃいいんじゃねという話になっていたんだが、今思えばこれが大失敗だった。


以下、その場での会話。

 

俺「お前たちせいぜい一生懸命考えたんだろうな。せっかくのプレゼントなのに安直に選んだものだったりしたら容赦しないからな」
そんな俺の言葉を受けた同期が用意してきたのは、ステンレス製のタンブラー

うわぁさっそくコップ繋がりで被った!
「これは、氷を入れておいても一晩中溶けることがない、非常に良いものなんですよ」と同期。
次に部下が、何やらおしゃれな箱をテーブルの上に出して言ったことが、
「僕は、ワイン好きな○○さんが喜ぶと思って、ワイングラスをご用意しました」。
俺「俺たちゃコップ屋じゃねえぞ

 

 

 

「このままだとアメリカ行きます」

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前回の日記に書いたとおり、3月5日から9日まで沖縄(石垣島~本島)に滞在した。

 

いや~ほんと、よくまあ俺行く時こんな雨降りますねえってくらい天気が悪かった。


初日(5日)の昼間だけは晴天だったのだけれど、後は全て雨か曇りで、石垣島の星空が見たくて予約していた「星空ツアー」も、業者に確認したら「この雨で中止かどうか連絡してきたのお客さんが初めてっス」的なことを沖縄の言葉で言われたくらい超雨降ってた。

 

悲しい、が、仕方がないので、雨なら雨で、悪天候でも出来ることをやろう、ということで、俺は人生初のスキューバダイビングに挑戦することにした。そのとおり、俺は死ぬつもりなんだ。

 

おんめえこの雨でよく来たなあ!!」的なことを沖縄の言葉で言われながらもダイビング業者に船を出してもらい、酸素ボンベなどの機材の説明や、「呼吸が苦しいです」などの簡単なジェスチャーを教えてもらってから、大荒れの海へ飛び込んだ。


おお、さすが沖縄! 荒れていても海の中はめちゃくちゃ透き通っていて綺麗・・・いや耳めっちゃ痛え!!! なんだこれ! 4メートルくらいしか潜ってないはずなのに、水圧のおかげで尋常じゃないくらい耳が痛い!!

 

「海に潜ったら、ちょっとだけ耳が痛くなるんで気をつけてね。その時はこうやると楽になるよ」と教えてもらっていた動作(耳抜き)をしてもまるで楽にならないから、身の危険を感じた俺は業者に「僕そろそろ死んでしまいます」というジェスチャーをやることで助けてもらった。いやー水圧ってあんなにも痛いんだね。

 

それからだんだん耳抜きにも慣れてきて、余裕が出てきたから、その辺りの海底をすいすい泳いでみる。いやあ返す返すも海が綺麗だ。遠くの方まではっきり見える。
そしてお魚がたくさんいる! もうちょっとで普通に触れそう・・・って、気がつくと俺めっちゃ波に流されとる! 
海の中はすごく透明度があって綺麗だから油断していたけれど、流れがとても早くて、どんどん沖の方に流されていってしまうんだ!


身の危険を感じた俺はすぐ業者に「僕このままだとアメリカまで行きます」というジェスチャーをすることで助けてもらったわけだけど、業者いわく「泳ごうとすると流される。だから、基本はサンゴに捕まりつつ水の中を這い回るんだ」とのこと。なるほどな~。あんまり優雅とは言えないけれど死ぬよりはいいかな。

 

ということで、サンゴや岩にしがみついて海の中をウロウロ。ああこれは楽だ。最初からこうしていれば良かったんだ。
余裕が出てきたから、業者の人を笑わせようと思って、海底にあったちょっとした子どもくらいある岩を持ち帰ろうと担いだら先に自分が笑ってしまって思いっきり水を飲んでしまい、再度「もう死ぬかも」のジェスチャーをすることとなった。

俺は人を笑わせようとすると先に自分が笑っちゃうのがよくない。

 

ちなみに、この日は本来「青の洞窟」という、まるでバスクリンを入れたように水が青く見える洞窟に行ってダイビングする予定だったんだが、こんな悪天候の日に行くと岩に叩きつけられ、翌日になってからお前自身が全身真っ青になって海の底から発見されるぞと言われ(とても上手いことを言うもんだなあと感心した)、そのへんの海でお魚にエサをやるプランに変更してもらったんだ。

 

自分すぐ眼の前をお魚が泳いでいて、ファインディング・ニモみたいなやつにも触ることができた(逃げないんだ)。

あと、海底にボテっと落ちてるナマコがとても可愛いから、両手に持って遊んだ。これがネコのしっぽみたいだったから、業者の人に「ネコのしっぽがたくさん落ちてますね」というジェスチャーをしたら「ここは大昔、ネコの集会場だったんです。それから、一部のネコは陸に上がり、人間たちを支配して暮らすようになりましたが、他のネコたちはしっぽを捨て、ウミネコとして海の上を飛び回るようになりました。ところどころに落ちているしっぽは、そのウミネコたちのものなんです」というジェスチャーをしてもらって、すごく勉強になった。

そのネコのしっぽはこっそり持ち帰りたかったけれど、諦めた。

 

 

来月沖縄へ行く、スパゲッティを茹でに。

ごぶさたしてます。

 

2月は株価の暴落があって毎日そわそわしていたり、休日にイベントがあったりして、なかなか落ち着いてブログを書こうという気にならなかった。

 

基本、このブログは、本気でまるで予定がなく、更に雨が降っていてお出かけもできず、窓についた雨の水滴を指でなぞって一つの大きな水たまりにする作業にも飽きてきたなと思ったら更新するものなんで、それなりにやることがあると、こうしてご無沙汰しちゃうんだ。

あのな、俺にだって土曜日に都内のドトールへ行って2~3杯のコーヒーを注文して丸一日居座る以外にも予定があるんだ(スタバにだって行かなきゃならん)。

 

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来月、前からずっと行きたいと思っていた沖縄へ行くこととした。理由は沖縄がアメリカから返還されたからだ。

 

仕事をまるまる1週間休み、4泊5日、石垣島と本島をのんびり回ってくる予定だ。既に航空機とホテル、レンタカーの予約は済ませた。あとはただ、当日うっかり寝坊して飛行機に遅刻するのを待つばかりだ(石垣島までの直行便が少なく、朝5時のバスで羽田に行くことになったんだ)。

 

 沖縄には10年前、今の会社へ就職した年に旅行したけれど、今となってもとにかく楽しい記憶として残っている。だから、今から計画をたてるのも楽しみだ。

 

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まず、現地では主に水牛を利用して移動すると聞いているから、レンタカーは必要ない。手綱とムチを持参しなくちゃ。10年前に使ったやつがまだ実家にあるはずだ(具体的には、この水牛には石垣島からさらにフェリーで移動した先の離島である竹富島で乗る予定なんだ)。

 

ところで、水牛といえばその乳で作られるのがモッツァレラチーズなわけだが、俺はこのモッツァレラチーズが大好きで、自分でスパゲッティを作るときにもよく入れている。そこで、うまい具合に茹でてトマトソースと絡めたスパゲッティをそっと水牛のお乳の下にスタンバイさせたら牛に怒られるかな??ちょっとでいいんだけど。

俺はこのためにスパゲッティを茹でるための寸胴鍋も持参する予定だ。

 

 

それから、石垣島には「青の洞窟」と呼ばれる大人気の観光地があるんだそうで、俺も絶対ここへ行くと決めている。青の洞窟が具体的にどういう観光スポットなのかわからんが、名前的におそらく茹でたてのスパゲッティがないと青の洞窟シリーズの様々なスパゲッティソースを楽しめないだろうから、俺はこのために寸胴鍋を持参するつもりだ。

 

なんか沖縄行くというかスパゲッティ茹でに行く人みたいになっとるが、ところで、JTBの人に「3月の頭にいって海で泳げますかねえ」と聞いたら「バカこくでねえぞお前」みたいなこと言われ、ちょうど沖縄ツアーセールということで店頭に出てたシーサーの置物で引っ叩かれた。

きっと、俺みたいなやつが、夏休みに北海道に行って「食べ物は美味しかったけど、残念なことに楽しみにしていた雪はありませんでした。なので、減点です^^;」とか言うんだろう。

ちなみに沖縄では5月頃に海開きなんだそうだ。

でもよお、海開きの前だろうが何だろうが、カメは一年中泳いでるだろ?! なんでカメがよくて人間がだめなんだよ!

泳いでるウミガメ見たいな~。

 

 あ、カメ見たいで思い出した。カメ見たい!

沖縄に観光スポットは数あれど、美ら海水族館はまず外せないところだろう。

あそこには日本の水族館でも珍しいジンベエザメがいるから、ぜひ見てくる。

ジンベエザメのお腹にくっついてる小さいサメかわいいよなあ。俺も、あの中の一匹になってゆっくり泳ぎたいと毎日会社で思ってるんだ。

 

その他やりたいこととしては、名護市にあるヤギ肉蕎麦のお店「むかしむかし」に行きたい。

ここは、伊集院光のラジオでその存在を知り、以前沖縄旅行した時に立ち寄ったんだ。そして、今でも思い出せるくらいめっちゃ美味しかった。

麺も、野菜も、全て店主が作っているんだそうだ。ヤギ肉すらも! 

このヤギ肉蕎麦を食べている時に、そっと、横にある小窓から外を眺めてみてほしい。「それ俺の兄ちゃんだよ」という顔して小さいヤギがこっちを見つめてくるからな。

 

他にも、時間が許す限りいろいろ行くつもりだが、メインはドライブで、きれいな海をのんびり見てくる予定だ。

が、最近いつ車に乗ったっけ? って本気で思い出せないくらい車を運転するのが久しぶりなので、結構心配している。

が、大丈夫。俺は最近任天堂switchを買ったから、最新版のマリオカートが遊べるんだ。これで練習しておけば、対向車線から急にウミガメの甲羅(沖縄限定のアイテムだ)を投げつけられても対応できる(バナナをたくさん持っていかなくちゃ)。

 

そんな旅行プランを考えていたら、ひとつだけ問題が。

それは、俺がずっと勉強していたTOEICの試験が、この旅行から帰ってきた翌日にあるということだ。

この直前の1週間は絶対勉強しないじゃん! こりゃ良い大失敗の理由ができたわいと喜びたいところだけど、せっかく受験料も支払ったことだし、夜にホテルで勉強するための英語の本も持っていかなくちゃならん。 

 

そんなことを後輩に話したら、「いいじゃないですか。沖縄の現地で本場の英語を試しましょうよ」とか言ってた。これまじで。

後輩の中で、まだ沖縄返還されてないんだ

 

 

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2017買ってよかったベストバイ3

今年はネタがないから去年の話をするぞ。

 

去年も例年のごとく、俺は欲望の限りにたくさんの買い物をしたが、その中でも、これは買って良かったとか、こんなクソみたいなの買うくらいだったらわざと路上にお金落っことしてそれをストリートチルドレンに拾ってもらっていや~これで少しでもここムンバイに住むあの子の暮らしが良くなればいいんだけどと将来をしみじみ案じたほうがマシだったものなどいろいろある。

 そんな中から、今回は買ってよかったもの(ベストバイ3)と、これを買うくらいならわざと(略)ムンバイ(略)マシだった物(ワーストバイ3)を紹介しようと思う。

 

ワーストバイ

 

早速去年の「買わなきゃ良かったもの」を書いていこうと思ったんだが、そんなものは手にしてからおそらく48時間以内に「クソだわこれ」と判断し、ゴミ箱の底まで手を突っ込んだ上で捨てて記憶からも消しているから何買ったか覚えてないんで、つまり紹介のしようがないんで困った。

 

 

そこでAmazonの履歴を見てみる。いや~ほんとたくさんの物買ってんな~って中からソーイングセットなんて買ってたのか俺は!?

恐らくほつれたボタンを自分で留めなおそうと思って買ったんだろうが、家庭科の授業で常にミシンの針に糸が通らなくて癇癪を起こしては先生に「ちょっとだけ一人になれるお部屋行こうか?」とか言われてた俺がボタンを手縫いするなんて芸当ができるとはとても思えない。どんな泥酔状態だったらソーイングセットなんて買うんだろう。そして、もはや俺の手元にない。

みんなボタンが取れたら新しいの買おう。それか裁縫の上手な子をお嫁さんに貰ったほうがいい。

 

 

それから、部屋に絵を飾るブームの時にアクリル製のピクチャーフレームを買ったが、これは実に良くなかった。

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これは二枚のアクリルパネルをネジで締めて、その間に写真を挟んで飾るという仕組みなんだが、これが時間が経つとネジがゆるくなってきて、挟んだポスターが下に落ちてしまう。なんど締めてもダメ。買わなきゃよかった。

俺は抗議の意味も込めて、「ポスターが床に落ち、何も飾られていないピクチャーフレームがただ壁にかかっている」という悲しい光景を写真に撮って印刷し、このピクチャーフレームに飾ってやった(その写真も床に落ちた)。

今では賃貸マンションの壁に問答無用で泣く子も黙る巨大な釘を打ち付けて絵を飾っていて実に安定している。最初からこうしたら良かった。

 

ベストバイ

 

1年にたくさん物を買う俺達が、これは本当に買ってよかった、ありがとうこんなに良い物を生産してくれて!と思えるものベスト3を紹介する。

俺は趣味がお買い物で、Amazonの全売上高の5%くらいを毎年支払っているくらいのお客様だから、その評価についてはそれなりに信頼してもらっていい。なおここで紹介した商品については1ヶ月間のページの閲覧数に応じた広告料がそれぞれの製造元からAmazonを通じ俺の銀行口座に振り込まれるようになっている。

 

1.あわわ(awa hour)

 

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石鹸を手軽に泡立てることができる(それもかなりモッチリした泡)優れもので、買ってから毎日の洗顔で使っている。

 

洗顔については「洗顔料を泡にしてから優しく顔を撫でる」というのが我々美容業界では常識になっているが、これなら忙しい朝でもすぐに濃密な泡ができるんですげえ便利だ。

ペースト状の石鹸はもちろん、ボディソープやシャンプー、あるいは固形石鹸でもOK。泡立ちにくい石鹸でもお構いなしに泡にしてくれる。

ダイソーに類似品はあるけれどそちらは普通のスカスカな泡になるんで正規品を買ったほうが安物買いの銭失いにならないで済む。

泡を作る作業自体も、水の加減など調整するとかいろいろ楽しめる。文句なしのランクインだ。

 

 

2.スティーブンノル・ヘアオイル

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ツイッターでフォロワーがオススメしていたんで買ったものだが、実に素晴らしい。

ティーブンノルというと、シャンプーやリンスは非常に高価なもので、だいたいボーナスが支給されたり、株式で果てしない大儲けをした時にやっと手が出せるようなものだが、これは1,700円くらいと(ヘアオイルとしては)常識的な値段なのが良い。

で、めちゃくちゃサラサラ、まっすぐに纏まるうえ、重要なこととしてベタつかず、その後のヘアアレンジがしやすい。

アウトバストリートメントは大体、潤うのは良いんだが髪の毛がベタっとしてしまい、とてもじゃないけど朝の出勤前に付けられないものが多いんだが、これは朝のシャンプー後に使える。更にUVカット効果もある。逆に言うとその成分があるんで夜寝ると前とかには使わないほうがいいかもしれない。きっとテスターがマツキヨとかにあるからぜひ使ってみてほしい。お風呂終わってからマツキヨいった時いろんなテスターこれでもかってくらい使うよな。

 

3.Hulu

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物ではなくサービスなんだけど、契約してよかった。

毎月1,000円くらいで非常にいい暇つぶしになる。

俺がいいと思ったのは、コナンとかスターウォーズとかマーベルシリーズとか、その手のシリーズ物映画が新しく公開される時、Huluではそのシリーズの特集として過去作品が一挙に見られる(ことがある)。これでツタヤにいかずとも予習ができるからありがたい。その他、その週に民法で放送されたドラマやバラエティ番組の一部は「見逃し救済」として翌日からすぐ見られる。アニメも現在放送中のものも少しはあるし(こちらは配信まで1週間くらいかかる)、海外と日本のドラマの種類も結構豊富だ(俺のオススメ海外ドラマはダントツで「シャーロック」!)。

 

ひとつ難点を言うと、特集で組まれている以外の映画のラインナップはあんまり良くない。ツタヤで言えばだいたい店頭のワゴンで980円で売られてるかな~みたいな感じ。だから普段はドラマやアニメを見て、最新映画の特集が組まれてシリーズ全部見放題みたいになった時はそれを見る、という使い方がいいだろう。ちなみにエッチなものは無い。

 

 

俺達は1年間でたくさんのものを買う決断をする。その一方で、買わないようにする決断をその何倍もする。このように「買ってよかった」「これ買うくらいならムンバイの子どもにあげたほうがマシ」など後から振り返ることで、その目利きがだんだんと養われていくんじゃないだろうか。皆さんの去年のベストバイはなんだった? 間違ってもろくに家庭科の授業受けてないくせにソーイングセットなんて買うなよ!!

 

 

バイトさんの話(話しかけられるのが苦手な人にうまいこと接するために)

こんにちは。


今年はこれまでと違って、もっと何でもない、特に話題性もないような下らない日常の話をどんどん書いていこうと思う。
お茶飲んだら茶柱が立ってただの、模様の面白いネコがいただの、どこそこのパンケーキ食って幸せだっただの、お前たちが毎日インスタにアップしてるような話をこれからもっとしていこうと思う。

で、手始めに、毎日の会社でのやり取りとか、仕事風景の1コマを書いていこうと思う。

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1.ガンジス川の恵み

俺が働いてる会社の給湯室にはインスタントコーヒーが置いてあって、休憩中の社員が自由に飲んで良いようになっている。


そのインスタントコーヒーは「ブレンディ」という銘柄なんだが、俺はその味が薄いといって(毎日何でも塩を振って食べてるせいか味覚が弱ってきたんだ)、これまであまり手をつけていなかった。

で、今の俺の立場上、そういう備品を買い換える時に、銘柄を何にするか決める権限があって(1国の宰相にも匹敵するほどの力だ)、その権限を振りかざしまくって「今後インスタントコーヒーはブレンディをやめて香味焙煎にする。異論がある者にはギロチン台に上がってもらうからな」と勝手に決めてやった。

で、この前やっと香味焙煎が納品されたと部下から聞いたから、早速飲んでみた。

以下、その時の実際の会話だ。

 

俺「いや~香味焙煎やっぱうまいな~!! 香りも旨味もブレンディとはぜんっぜん違うわ。
これがコーヒーだとすると、ブレンディってのは色だけ似てる泥水に近いな。
インドを流れるガンジス川、あれはインドでは神聖な川として崇められているが、実際は水質汚染がひどく、生活用水として使われることで健康被害も生じている。
この香味焙煎に比べたらブレンディはその部類だな」

部下「あの瓶に入ってるのまだブレンディの詰め替えっすよ

俺「うんどうりでクソまずいと思った。やっぱこんなもん飲めたもんじゃないな」

 

2.ウィルスメール

最近、うちの会社宛に、ウィルスが入ったEメールがよく送られてくる。
メールの内容はいかにも普通のビジネス的な内容なんだけれど、添付されているファイルを開くとPCを乗っ取られたり、情報が流出してしまうようなやつ。俺のPCのデータが流出してしまうと、会社の内部情報はともかく、俺がいかに日中ツイッター見まくって遊んでるかがバレてしまうからめちゃくちゃ気をつけているんだ。


で、これが正月明け早々に俺のPCにも来た。

まず、送信者の名前に心当たりがない。少なくとも今まで1度もやり取りをしたことがないからアドレス帳に載っていない。
タイトルは「年頭のご挨拶」など、ありがちなものなんだが、添付ファイルがついていてこれが5MBもありやがる!
新年の挨拶で5めがばいと! いったいいくらお年玉いれたらそんな重さになんだよ!

何となくウィルスメールっぽいという理由が1割、後はそんなデカい容量でおくってくんじゃねえという怒りで、即座に弊社のシステムセキュリティ部に「不審なメールが届いたのでご報告します」と言って転送したんだ。

そしたら、その後、セキュリティ部の担当者から全社員あてに以下のようなメールが返ってきた。

タイトル:社員のみなさまへ
本文:お前らこれ以上こっちに社長のメール送ってくんな!


3.かわいそうなバイトさん

俺みたいなしょうもない奴にも部下がいて(余裕のある会社に勤めてよかった)、正社員とアルバイトさんが1名ずつ働いてくれている。

 

で、このアルバイトさんは、20代後半のちょっと細い女性で、かなり怖がりな性格というか、俺に話しかけられただけで椅子から飛び上がるくらい驚く。寝てて目が覚めたら目の前にヘビが10匹いたときのカエルくらいビビられる。


あと、聞かれたことに何をどう答えたらいいか慌ててしまうようで、とりあえず「はい・・・」と言ってから、30秒くらい待つと「あ、違うんです、それは・・・」と正確なことを教えてくれる。

 

俺は、バイトさんがそうして毎回困っているのを見て可哀想に思っているし、これはそもそも俺の言い方が威圧的だったり、答えに困るような事ばっかり聞いているのがよくないんだと思って、何とか怖がらないような言い方を工夫しているんだ。

 

例えば、急に話しかけることで驚かれるのを解消するため、とりあえずバイトさんの周りをうろちょろして「今来てますよ~」アピールをする。

そして、十分に自分の存在を見せつけたと思ってから「お、そういえば。あの~○○さん・・・」などとわざとらしく声をかける。その結果椅子からひっくり返る勢いでびっくりされる(つまりこの作戦は大失敗だった)。

 

更に、バイトさんに「あれどうなったっけ?」的な質問をする時も、理解しやすいように

・「~~ってどうなってるんですか?」

ではなく

・「~~でいいんですよね」

とか、基本「はい」って答えられるように質問するようにしている。

何か話しかけられたことにびっくりして「はい!」って言っちゃうから、はいで答えられるように聞くようにしているんだ。

 

で、そう一生懸命に努めていたつもりが、先日、バイトさんと雑談していて「新年はニューヨークに行きました・・・」などと恐る恐る喋ってくれたから、珍しく話しかけられて嬉しくなった俺がつい調子にのって「ちゃんと、ニューヨークで新年のタイミングを狙ったテロを計画してワゴン車にありったけの爆弾を積んでトランプタワーに向かって猛突進してきましたか」とかバカみたいなこと言っちゃったんだ。すると可哀想なことに「はい」だって。

 

きっと読者の中にも、人から話しかけられると必要以上にびっくりしてしまうとか、どう話していいかわからず怖くなってしまう人とかいると思うんだが、「できればこんな感じでコミュニケーションとってくれると嬉しい」みたいなのがあれば教えてほしい。
そしてたぶん「返事にこまる冗談言うやつが一番○したくなる」のは間違いないと思う。

寝てる間に掛け布団が落ちるんだがどうしたらいい?

あけましておめでとう、ところで俺は夜中に布団を蹴っ飛ばす。

 


俺はあんまり寝相がいいとは言えない。
寝相がいいとは言えないくせにわざわざベッドで寝ている。
寝ているうちに掛け布団を蹴っ飛ばすか何かして床に落としてしまい、その結果、寒さで起きるハメになる。

むくっと起きては、布団を直してまた寝る。夜中の間ずっとこれを繰り返している。むくっと起きては布団を直して、布団を直してはむくっと起きている。

 

酷い時はベッドから俺自体が落っこちる!
そういう時はだいたい何かの夢を見ている時で、過去に覚えている例としては

・木にたくさんのビワがなっていて、近づいたら蜂に追いかけられた夢でベッドから落っこちた。
・道路に財布が落ちてたから(当然のように)急いで拾いに行こうとする夢でベッドから落っこちた。
など。

寝相のせいじゃなくて単にお前が強欲にまみれた夢ばっかり見てるのが悪いんじゃないかという気もしてきた。でも、そういう夢を見ることを改善する方法はきっと無い(すべての欲望を捨てるため、観音菩薩様の神々しいお姿を想像しながら寝たくない)し、ベッドから落ちるのはそう毎日あることじゃないからまぁいいやってなってるんだが、掛け布団を蹴っ飛ばしてベッドから落として寒さで目が覚めるのは毎晩のことだからすごく悩んでいるんだ。

 

そんな部屋が寒いなら、暖房とか付けっぱなしで寝たら(布団を蹴っ飛ばしたとしても)目が覚めないんじゃ?」とか思っちゃった読者がいたら、それはちょっと早トチリさんだ。
うちにある唯一の暖房器具は石油ストーブなんだよな。
だから、うっかりそこに毛布を蹴っ飛ばしてしまうと、たちまち勢い良く燃え始め、やがてマンション中が紅蓮の炎に包まれるよな。目が覚めないから良いだろって言うけど、永遠に覚めないだろ!


あるいは、そんな火事になると、きっとこの街のすべての消防車がたくさんうちへやってくる。そのピーポーピーポーの音がうるさくて寝られやしないだろ!!
だからどっちにしたって暖房器具をつけながら寝るというのはナシだ。


それにしてもこんなに毎晩毎晩、掛け布団が引っぺがされたうえベッドから離れた場所に落ちているなんて、ちょっとした怪奇現象だよな。
本当は自分で蹴っ飛ばしてるんじゃなくて、深夜に何者かがうちに忍び込み、俺にイタズラしてるって可能性はないだろうか。いよいよ疑心暗鬼になってきた。


例えば、国際的にも指名手配されているような凶悪犯罪グループの一員が、うちのマンションの二重のロックをかいくぐり、まんまと我が家に侵入したと思ったら、すやすや寝てる俺にかかっている毛布をそっと剥がして、そしてまた二重のロックを解除して出ていく。これを毎晩のように繰り返しているんだ。
疑問がひとつだけ。何のためにそんなことやってんだこのアホは?

 

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布団がベッドから落ちてしまう原因はいろいろ考えられるけれど、要するに、寝ているうちに布団がどこかへいっちゃうのを防ぐ方法を考えたいんだ。


そこで、いますぐ実行できるものとして、とりあえず以下のようなものを考えた。


1:ファンタスティック・ビースト作戦

寝相の悪さはすぐに治らない、という前提で考えよう。
すると、毛布を蹴っ飛ばしてしまうのも仕方がないということになるから、問題はその後、毛布が床に落ちたまんまじゃなくて、俺の身体に戻ってきたら良いんだ。

 

これから社会人になる人に言いたいが、こうした複雑な問題を全部一気に治そうとすると混乱して余計ダメになるから、まず「これは仕方ないから、ここを治そう」などと、最初に出来ることと出来ないことをはっきりさせることが重要なんだ。で、出来ることから少しずつやる。
そこで、布団が落ちるのは仕方ないと諦めつつ、落ちた後、布団からニョキッと足が生えてベッドに戻って来てくれればいいんだけどなあと思って毛布のことをじっと睨みつけたけれど、これはあんまり効果なかったから2~3時間くらいで睨みつけるのをやめた。
これから社会人になる人に言いたいが、どんなに良い方法だと思ったものでも実際に効果がなかったらすぐやめる、これが大事だ。

 


2:執事作戦

で、次に考えたのが、毛布が落ちたらそのたび拾い上げてそっと掛けなおしてくれる優しい執事を雇うという作戦だ。

いっっっっっっつもそうだけどお前自分の生活で何か不便があると「執事雇いたい」ってなるのやめろよ!

 

やれお酒を飲んでる時の会話の内容をほとんど覚えられないから飲んでる俺のそばで喋ってる内容をひたすらパソコンのワードに入力してくれる執事ほしいだの、やれランニング行く時に来てたウィンドブレーカーが暑くなって脱いだ時に邪魔だから最初から一緒にランニングしつつ俺がウィンドブレーカー脱いだら受け取ってくれる執事ほしいだの、何人召し抱えるつもりなんだよ!俺の家はそんな広くねえ!

 


3:十二単(じゅうにひとえ)作戦

たとえ1枚布団を蹴っ飛ばしたとしても、まだ俺の上には違う布団があれば寒くない。失ってもまだスペアがあればいいんだ。従って掛け布団を12枚重ねで掛けるというのが本作戦のポイントだ。


これは平安時代の女性が着物を幾重にも重ね着した十二単からヒントを得た着想だ。
その時代の人達も寝相が悪くて、寝ているうちに自分の着ている衣服を脱いでぶん投げてしまうんで12枚も重ね着したという経緯があるのだという。

これは実効性があると思って、早速、うちにあるタオルケットだの夏用の掛け布団だのを出してきていっぱい重ねて寝てみた。

で、その結果、まず掛け布団が重くて非常に寝づらい
そして蹴っ飛ばすときは12枚まとめて蹴っ飛ばす!!
まるで意味がなくどうしょうもない作戦だった。
おまけに夜に起きて見るとベッドの周りに12枚の散らかった掛け布団が散乱していて、俺は抗議の意味も込めてこれを3日くらい片付けなかった。
誰に対する抗議なんだ。


4:リバーシブル・ベッド作戦

これは文字で説明するより図を見てもらったほうが理解が早いと思う。

 

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普通こうだが、

 

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このように寝ると毛布が外れることは無い。

これは今までで最も効果がありそうな作戦で、考えついた時にひとり「やった」と呟いた。

 

5:梱包作戦

毛布と自分をガムテでぐるぐる巻きにして固定するというシンプルな方法がこれだ。
ちょっとした頭の不具合によって施設で入院している人とかがよくやられるやつだ。
俺もそんなに自分の頭が正常じゃないと思う時あるからこういう措置も仕方ない。
で、やってみたけど毛布にガムテってくっつかないな~。なんの抵抗もなく剥がれちゃってダメだった。

ガチの入院患者のように、ロープか何かで自分の身体をベッドにかんじがらめにする、という方法もいいと思うんだけど、問題がひとつ。
朝起きて、毛布がそのままなことに安心している俺をベッドから解放するのは誰なんだろう? ヘイSiri! 救急車呼んで!などとiPadに向かって大声出すほかなくなるんでダメだ。


6:布団クリップ作戦

ネットで「掛け布団 落ちる」とかで検索すると(現代に生きる利口な人間たちはまずそうしているようだ)、世の中には布団クリップっていう製品があるらしい。

 

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これは、片側のクリップを掛け布団に、もう片側のクリップをマットレスに装着することで、寝ている時にいかに大暴れしたとしても布団がどこかにいかない、という優れものなんだそうだ。

早速Amazonでポチったから、今から届くのを楽しみにしているなんだが、これを同僚に話したところ「そんなものを掛け布団の片側に装着したって、もう片方から蹴っ飛ばしちゃったら、まるで開いたドアの扉のようにべろんって剥がれてしまってそれっきり、お前の身体が吹きさらしになるのに変わりないんじゃないか?」などと、物理や力学の法則をまるで理解していない助言めいたことを言い出したから、今日も布団を剥がしにやってきた国際的にも指名手配されている凶悪犯罪グループの一員にお願いしてこの同僚を殺害してもらい、遺体は掛け布団に包んでビワの木が生い茂る山に捨ててきた。


今からこの布団クリップを使うのが楽しみだ。
が、これもまるで効果が無いとしたら、いよいよ俺は自分の身体の上にベッドを逆さまにして置いてから寝ようと思う。

 

青山日記で振り返る、俺の一年

こんにちは。

来年から本気出す。

本気出すために今年一年を振り返って反省しよう、青山ブログを見ながら。

 

 

 

1月:ピアノが我が家にやってきた

動物園のゴリラはあまりにも暇すぎると自分の毛を抜き始めるんだそうだ。

一方、青山ゴリラは暇になりすぎると自分の毛を抜くのはもったいないからブログを更新する。このブログの扱いはそんなとこだ。で、今年の1月のブログの更新回数を見るとなんと7回も更新してる! 正月ってすげえ暇だな! ゴリラだったら全身ツルッツルのエステ帰りみたいになってるよな。

 

1月のトピックといえばやっぱり我が家にピアノが届いたってこと。

ピアノが届いたよ 感想 - 青山日記

 

YAMAHAの「Nu-1」という電子ピアノを買ったんだが、これが実にいい音を出してくれるんで、今でも買って良かったと思っている。
が、その奏でる音以上に、ピアノの天井が平べったいから色々と物が置けるようになっていて、このサブ機能が良い。このおかげでピアノの上にバスタオルとか畳んだパンツとか置けるというのがその理由だ。


2月:ピアノは今後も続けます・・・

 

うん、喜んで買った割には(案の定)、最近そんな熱心にそのパンツ置きで音を出してない。なかなかそうすぐには上手くならないからやる気でないってのもあるけど、目標も無いからダラダラしてしまう。
そんな現状に比べると、この日記の時点では(ピアノ買った直後だから当たり前だけど)、SoundCloudにアカウントを作ってみたりして、みんなに練習の成果を披露するべく頑張っていたようだ。

 

(弾いた)ジムノペディ - 青山日記

 

今年10月に引っ越して、通っていたピアノ教室も変わることとなった。

それを機に頑張り直そう。

今の課題曲がフォーレの「シシリエンヌ」、バッハの「主よどうのこうの」で、これはツイッターのフォロワーも聞いたら喜んでくれる(と思う)から、1月中に録音できるように頑張ろうと思う。

 

ちなみに、ピアノ教室を変更する際には、先生と以下のような会話があった。

俺「すみません引っ越す予定なんです(だからピアノ教室変えます・・・)」

先生「あ、そうなんだ^^ 遠くから通うと意識も高まるし、練習もガンバるだろうから、今後ともよろしくね!」

俺「いや・・・電車で来ることになっちゃうんで・・・教室を変えます・・・」

先生「次来るまでに電車賃とアタシとどっち取るのか考えてこい」

俺「はい・・・」

 


3月:スマートドラッグ生活

 

このブログにアクセスする人を分析すると、ツイッターから来てくれる親切な人が1%、残りの99%は「スマートドラッグ」という検索ワードで訪れる人だ。
そのせいでこのブログは、俺の愉快な生活をつづる日常系ブログなんかじゃなく、怪しいサプリメントを売りさばくイラン人の地下サイトみたいな感じになっている。


スマートドラッグっていうのは、脳機能を安全に高めてくれるサプリメントのこと。

最近、厚生労働省が(よくわからん理由で)規制したことでも有名になったけれど、ここで紹介したスマートドラッグはだいたいその規制の対象外だから、ちょっと気になったら試してほしい。

 

スマートドラッグについて(生活編) - 青山日記

 


4月:ミュシャ展に行った

 

世間でも結構話題になったようだけど、新国立美術館で開催されていたミュシャ展へ行ってきた。
その感想としては「絵がでけえ」「かわいい」など、小2の夏休みの日記でももうちょっと何か書くだろみたいなことしか言ってないけど、これは今年行った美術展でダントツに印象に残った。

 

ミュシャ展と大エルミタージュ美術館展に行った - 青山日記

 

美術館なんて退屈で陰気な趣味に思われるかもしれないけど、実際にその画家のことをよく調べたり、代表作の中から自分の好きな作品を決めたりしてから見に行ったりすると結構感動するぞ。一度行ってみるといい。


来年のおすすめは何と言っても、2月から国立新美術館で開催される「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」だ!


印象派の絵はわかりやすいし、明るい気分になれるしとてもいい。

特にモネとルノワールはめちゃくちゃ有名な絵が来日するんで、それだけでも見る価値がある。ちなみにすげえ混むだろうから早めに行ったほうがいいぞ。(東京のほか、福岡(5月19日 ~ 7月16日)と名古屋(7月28日 ~ 9月24日)でも開催するようだ。)

 

www.buehrle2018.jp

 


5月:塩がうめえ

5月にはゴールデンウィークがあったにも関わらず書くネタに困っていて、しまいにゃ「何でも塩かけて食うとうまいぞ」みたいな話をしている。

これは、よほど何もない、しょっぱい生活をしていることを意味する。

 

何にでも塩かけて食う男の話 - 青山日記

 

で、最近では塩にもこだわりはじめた。
東京スカイツリーのショッピングモール「ソラマチ」には、その名もずばり「塩屋」という店があって、そこには世界各地の塩が何十種類も置いてあるから、俺はスカイツリーへ行くと必ずここへ寄って塩をいくつか買っていく。生活習慣病予備軍の御用達ブランドだ。


豊富なラインナップの中でも俺がおすすめしたい塩は「ウユニ塩湖」の塩だ。
粒が非常に細かく、サラサラしていて、非常にマイルド。旨味もある。
そして値段が安いのもいい(360グラムで500円くらい。死海の塩なんてその3倍以上はする)。

ウユニ塩湖はご存知のとおり、湖面に上空の景色がそのまま映し出される鏡のような美しい湖で、「この世界で旅行に行くとしたらどこがいい??」みたいなガールズトークでもよく挙げられる場所だ。
そんな楽しい話題の中で俺は「あの湖の塩うめえぞ」だからな。
お前めっちゃ塩に詳しいなって尊敬されるか、生活習慣病予防のパンフレットを投げつけられるかのどっちかだと思う。

 

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(※うまい塩を求めてさまよう人々)


6月:梅酒つくったよ

6月は毎年恒例となっている梅酒作りをした。

で、毎年そうだけど、作り方を載せている。まだ作ったことのない人は意外と簡単だから試してみるといいぞ。

梅酒作ったよ - 青山日記

 

それからちょうど半年後、まさに今の時期くらいから飲み頃だから、容器から梅を引っこ抜いたうえで冷蔵庫で保存したほうがいい。
年始年末はこれをちびちび飲みながら過ごすんだ。
どうでもいいけどこの記事は、梅酒作りに余った酒を飲んで酔っ払っいながら書いたって感じがすごい。

 


7月:消防車がやってきた


7月も引き続き特に書くネタがなくて、以前ボヤ騒ぎを起こして消防車を呼ばれた話とか書いた。だから7月に何があったって話は一切していない。
だけど、その話はツイッターでもみんな結構見てもらったようで反響も良かった。お前たちはひとの不幸な話が大好きだ。

 

家に消防車呼ばれたことあるか? - 青山日記

 


8月:パンダの名前を考えた

俺の記憶だと今年の8月はほとんど雨が降っていて、気分も落ち込んで散々だった。
そんな中、日本に明るい話題を提供したのが上野動物園のパンダ出産というニュースで、同時に名前を公募するというから考えてやった。考えてやった結果、パンダの名前なんかちんちんでいいとかいうクソみたいな下ネタで終わってしまったのは誠に遺憾というほかない。

来年は晴れるといいなあ。

パンダ命名係長の憂鬱 - 青山日記

 


9月:お勉強した。

9月は資格試験が近かったんで、ブログなんて書くヒマあったらテキストを読みたい、ということでますます更新から遠ざかった。
その甲斐あって無事に合格したから、更新頻度も上がるかと思ったら全く書かない。俺は基本、ブログを書くのがおっくうなんだ。

 

電車に1日のって風邪引いて帰ってくる不思議な人の話 - 青山日記

 

ちなみに9月は俺の誕生日がありました。

 


10月:友人の紹介

 

10月は仕事も生活も一段落したから、友人を誘っていろいろ遊びに行ったりした。

で、その遊びに行ったって話よりも、何故かその友人が変わっていて面白い奴だって紹介をした。

いわく「ウニと会話できる男」。
この男、最近ツイッターを始めたようで、俺によく使い方のアドバイスを求めてくる。ツイッターに使い方も何もあるんかと思って見てみたら、この人、業者だろうが何だろうがフォローバックしまくってて、その結果、常に業者から大量のDM(このセミナーいいですよ、このメルマガ面白いですよ的な)が届いてて凄まじかった。更に、最近ではツイッターを通じて知り合った女性から何か複雑な相談を受けて一日頭を悩ませているようで、この先きっと何かの特殊詐欺にこの男が巻き込まれて行くんじゃないかと思うから、そうしたらまたそれをネタにブログを書こうと思っている。

ウニの声が聞こえる男の話 - 青山日記

 


11月:台湾にいったわん

11月は仕事で台湾に行った。

俺は今の会社で働いて10年になるが、海外出張は初めての経験で、すごく良かった。

が、会社の期待を込めて国外に派遣された俺が帰った後、役員に対してした報告が「パイナップルケーキめっちゃうまかった。あとね、あとねパイナップルケーキほんと美味しかった」という幼稚園の遠足の感想でももうちょっと何か言うだろ的なのしかなかったのは誠に遺憾というほかない(俺がこの先海外出張することはきっと無いだろう)。

台湾に行ってきたいわん - 青山日記

 

12月:会社説明会をしたよ。

会社説明会に行っていろいろ喋ってきた。

いやー最近の就活生ってすごく真面目な!!

当然だけどぴっしりと黒いスーツを着ていて、硬いパイプ椅子にもきちんと座って、身じろぎもせずに俺の話を聞いている。
おまけに説明会後の質疑応答では「青山様にお聞きします」だからな。俺が様付けて呼ばれるのなんてファミレスのガストで順番待ちしてる時に呼ばれる時くらいだからびっくりした。俺が1名でお待ちの青山様だ。

 

会社の説明会をやってきた - 青山日記

 

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2017年を振り返ると、仕事では人事異動があってそれなりに忙しくなったり、私生活でも引っ越ししたりと、漢字一文字で表すと「動」って感じの1年だった。

それはそれで退屈しないし、生きてる感じがあっていい。

でも毎年それだと疲れるし、白髪も更に増えるから、動があったら静の時を味わうのもいい。動いたり、動かなかったり、激しかったり穏やかだったりってのがいいんだ。

そんで、大切なこととして、動いてる時も止まってる時も、いつも余裕を持って生きよう。余裕があればうまくいく。また来年、良いお年を。