今日はオムライスの話をする。
最近ツイッターのフォロワーさんがオムライスを綺麗に作っていて、そうかそれなら俺も作らないといけないという正義感で作ってみたんだ。
だいたい、オムライスというと、綺麗に作ろうとして最終的に米と焦げた卵がしっちゃかめっちゃかになったモノをケチャップどばどばにかき混ぜて食うという、料理名が当初の「オムライス」からちょっと変わって「地獄」になるというのがお決まりのパターンだ。
そのとおり、最後の卵を巻きつけるところが問題だ。
その瞬間まで、お母さんの手元を覗き込んでいるわんぱくな男の子は笑顔だったんだ。
そこで、俺はこの問題を解決するため、オムライスを作る時に心がけるべきことを1つ考えたから(というか常識なんだそうだが)今日はそれを紹介したい。
~オムライスをつくろう~
1.ケチャップライスをつくる
いきなりだがこれが一番面倒くせえ。
ニワトリも卵と一緒にオムライス用の米も産んでくれないかなって思うよな。
なので、大抵やる気の無い時にはスーパーで冷凍のチキンライスを買ってきてそれで済ます。やる気がないのにわざわざオムライス作るってのもよくわからんが。
あれを家庭で作ろうとすると、チキンだのミックスベジタブルだの何だの買ってこなくちゃいけないから(そしてもちろん米も炊く)結構手間がかかる。
が、冷凍食品を買ってくればあとは卵を焼いて包むだけだから凄く簡単だ。
それでツイッターにアップして
「自炊した」
「え~すご~い」だからな。お前たちは実にチョロい存在だ。
(俺はこれを書いていて思った。どうせなら卵に包んだ状態で冷凍食品で売ってくれればこのブログ自体も冷凍食品を買ってこい以上で済むんだが。)
ただ、ひとつだけ注意してほしい。冷凍食品のチキンライスにはしばしばマッシュルームが入っているから、これを注意深く探し出してすべて箸で取り除くことだ。
で、ここまで書いておいてアレだけどスーパーにチキンライスの冷凍食品がなかった。ここまでのくだりは一体なんだったんだ?!
家にケチャップはあったから、有り合わせのものでケチャップライスを作ろう。
冷蔵庫を開けてみるとニンジンとベーコンはあった。
そして以上だ。
もうオムライスつくる予定をほんの少し変えてチャーハン作ろう。
一応、具材を炒めて、ケチャップを加えて混ぜる。ここにコンソメもいれるとそれっぽい味になる。
うん、これだけで十分うまい。もうビール飲んでこのまま食っちまおうかな・・・。
でも、ツイッターでイイネを貰うにはもうちょっと見栄えが良くないといけない。そのためだけにここから綺麗な卵で包むってわけだ。オムライスを発明した人って相当ツイッターやってた人だと思う。
2.卵で包む
ここで失敗するパターンというのは、だいたい、フライパンの上で卵がこびりついて、米を包む時に破ける、そして「あああああああもういいやこのまま混ぜて食おう」というものだ。
フライパンの上で、薄皮の卵をお箸で突っついたり、米を包もうとしてヘラで余計なことをしているとすぐに破れる。
この作業をフライパンの上でやってはダメなんだ。
なので、ここがポイントなんだが、卵がうまい具合に固まったな~と思ったら、慎重にフライパンから剥がして(ここまではできる)、その上に米を置いたら、いったんこのように皿をフライパンの上に置いて、ひっくり返す。
そうすると、薄皮タマゴが皿の上で米に乗っかる感じになるよな。偉いぞ。
この状態で、端っこを上から中に包み込むようにして折り曲げていくと破けることはないし、見栄えの調整(整形)も実に楽ちんだ。そしてうまそうな料理というのはこれをきちんとやるかどうかだ。
オムライスを作ったっていうと、みんなフライパンの上で箸を鮮やかに駆使して綺麗にしていると思うだろうが、基本的に皿の上で粘土遊びみたいにやってる。が、それがバレることは決して無い。
きちんと盛り付けるとこのような感じになる。
後から気がついたけどお皿のミッフィが完全に血だらけになっている。
あと、俺の家はなぜかアルミと鉄のフライパンしかないんだが、みんなは絶対テフロン加工のフライパンでやってくれよな。
あまりに書くことがないから今度からお料理ブログにする。
次は煮玉子の作り方だ。
俺ってタマゴばっか食ってんな!