(子育て)男女で違うんじゃないかと思うこと

 

うちには男1名の子供がいる。
1人だけなので、男の子はどうで、それに対して女の子はこうです、みたいな比較はできない。
でも、男の子ってこんな感じですという紹介をすることで、女の子と同じじゃんとか、全然ちがうねーみたいな感想を持ってもらえれば楽しい。

 

(※)お約束の免責事項
・あくまでうちの家庭の話であって宇宙の全ての男の子がこうではない。
・内容を面白おかしくするために部分的に話を盛っている。
・女の子のことはまるで分からない。なので、男女に共通のことを延々と言っている可能性もある。

 


○いつまでたっても喋らない。
うちの男の子は5月生まれだから現時点で2歳4ヶ月。現時点で、まだほとんど3語以上喋れない。2語も自由自在というわけではないし、まだ自分の名前も理解していないと思う。
この前やっと3語喋ったかと思ったら、それが「パパ ポンポン いたい」とのこと。別に腹を痛がっている様子はない。

 

子供パラダイスワールド的な施設(別名、ドッグラン)で、1歳数カ月の月齢の女の子と一緒に遊んだりすると、女の子があまりにペラペラ喋るもんだからびっくりする。
一般的には男子の方が言葉の習得が遅いようで、女の子の育児に慣れているとかなり心配になると思う。
が、よく喋るお姉ちゃんがいれば、男の子といえどかなり早くからペラペラ喋りだすかもしれない。

俺自身も、言葉を理解すること(喋る、読む)ことがだいぶ遅かったようで、かなり大きくなっても同級生の女の子から本を読み聞かせしてもらっていたらしい。

 

ただ、言語の習得がいくら遅くても全く問題ない。その理由を説明しよう。
自分の身の回りで、やたらとお喋りで、四六時中ペラペラペラペラ喋っている人を思い浮かべてほしい。そして、その人物は幼少期から現在に至るまで特別に知能が高いのかを考えてみてほしい。
言語の習得速度なんか全く問題ないことがこれでわかっただろう。どうか安心して見守ってほしい。

 

それに、赤ちゃんは舌っ足らずなところが可愛いのだ。
うちの子に「お名前は?」と聞くと全くリアクション無し。
俺がかわりに「青山○○です」と子どもの名前を言ってあげると、つづけて「3しゃいです」と言い出した。まだ2歳もそこそこだから、明らかに年齢詐称である。しかし彼は悪びれる様子もなく、つづけて「パ♪ パパ♪ パパパ♪」と歌い始めた。
これでわかった。名前を聞かれてそれに答えているのではなく、普段見ている「パジャマでお邪魔」の冒頭シーンをそのまま言ってるだけなのだ(あの番組に出ている幼児は決まって3歳なのである)。

舌っ足らずな男の子には、こういう可愛い期間がとても長くあるので幸せだ。


○やたら乗り物に惹かれる。
男の子は、どういうわけか、電車や車という乗り物に接していないうちからそうした「車輪のついたデカいもの」に心を奪われ、電車の玩具や、ただ延々と電車が走っているだけのYoutube動画ばかり好むようになる。
これは全く理由が分からないらしい。
会社の上司いわく、石器時代にマンモスを追いかけていた名残りだそうだが、ツイッターで見た真偽不明の情報によると、猿の赤ちゃんでも同じ傾向があるんだそう。
猿の赤ちゃんに、リカちゃん人形と救急車のどっちで遊ぶか実験したんだろうか???
お姉ちゃんのお下がりと言って、ぬいぐるみや人形を与えても、大して喜ばないかも知れない。

 

いろんな絵が書かれたカードを散らばせて、親が言った絵が書かれたカードを集めてこさせる遊びをしているんだが、「トマトは?」とか「スイカは?」とか言っても大してやる気を出さないが、総武線は?」と言うと秒でカードを探して持ってくる。
別に、このまま鉄道愛好家になってもらっても本人の自由ではあるものの、別の意味でちょっと心配になる。

 

f:id:amemiya_a:20240904153243j:image

 

とりあえず電車を見せておけば静かにしているので、Youtube動画であれば定番のトレインキッズなどがオススメだ。

https://www.youtube.com/watch?v=4Il6QdZF9ow&t=1199s


○やたら走る
2歳児だとだいたい10~12時間くらい寝るんだろうが、起きている12時間程度ずっと家の中を走りまわっていることがある。
時速5キロ程度で10時間走り続けたとすると、毎日、東京駅から八王子駅くらいまで走っていることになる。
何が彼らをそこまで駆り立てるのかわからんが、これには良い面と悪い面がある。
悪い面としては、ドタドタうるさい。マンションで子育てをするのであれば、フロアマットを増強したほうがいい。
良い面としては、勝手に走って勝手に疲れてくれるので、勝手によく寝てくれる。

 

○やたら食う
この前、夕飯に生姜焼きを作ってやったら、大人が食べるサイズのロース肉を1枚全部食いやがったうえ、おかわりまで要求していた。


○遊び方の違い
前述の子供パラダイスワールド的な施設には「おままごとコーナー」がある。
そこでは他人の子供とも遊ぶ機会があるのだが、女の子はおとなしく、親も巻き込んだおままごとごっこをするのが好きなようだ。
女の子の社会性の発達の速度にはただただ驚くばかりだ。


そこに男の子を混ぜると、おもちゃの包丁を探し出し、それを持って奇声をあげながら走りまくる!!


お姉ちゃんと同じ遊びをさせようとすると、ちょっと難しいかも知れない。

そもそも、俺達人類の歴史のほとんどは石器時代なので、その時代の習慣がまだまだ残っているのだろう。
女性たちは社会を作り上げ、食事の支度などをする。男性たちは散り散りに獲物を探してくる。
幼児たちは、こうした石器時代の名残をそのまま体現しているのだと思う。
そのうえでどうするか? は教育方針によって様々だろうが、うちはとりあえず自由にさせている。俺が子供の時、自由にさせてもらったことをありがたいと感じているからだ。

 

******


とりあえず思いつくところで、たぶん女子とは違うだろうなと思う部分を挙げた。
冒頭のディスクレーマーのとおり、うちの男の子はそうじゃないというのも全然あり得るだろう。
が、少なくとも、好むと好まざるとに限らず、こうした割と原始の状態に近い子というのには、男女の違いがはっきりあると思う。
そんな彼らに「ジェンダーレス」や「男女同質化」などの思想がいかに素晴らしいか、先進的か、人道的かを説いてやっても、きっとわからんと思うから、彼らの自由にさせてやったらいいと俺は思う。