こう暑いと日課にしている子供とのダンゴムシ探しもはかどらない。
というか暑すぎてダンゴムシが全然いない。
劣悪な環境のこの地球から、元々彼らがいたダンゴムシの星に帰っていったのかもしれない。あそこは平均気温25度のとても良い環境と聞くから。前橋駅の2つ先にあるらしい。
このように、日中の公園はダンゴムシすら寄り付かない地獄の暑さになるから、とても子供と遊べたものじゃない。
子供を滑り台に乗せても、ステンレス製の滑り坂をそっと触って温度チェックをしては「コレ無理」という顔で180度方向転換し、階段を降りていく。
こんな有様なので、子供を公園に連れて行く時間は、十分に日が陰った夕方以降となってしまう。これじゃ満足に遊べない。
というわけで、近頃は小さな庭*1に遮光のひさしを貼って、その下にプールを置き、そこで遊ばせている。
もっとも、プール遊びは昨年からしていた。
が、当時プールのサイズを見ずに選んだせいで「10つ子ちゃん大集合」みたいなテレビ番組に出演している人用のクソデカサイズを買ってきてしまい、これが大失敗であった。
まず、水をたっぷり貯めるのも一苦労だし、貯めたら貯めたで今度は排水口が無いから、水を捨てるのにも非常に困った。
遊び終わったら小さなバケツで少しずつ水を捨てるしかなく、この排水作業が想像を絶する面倒臭さであり、数回だけ使って即捨てた。
今回はその反省を生かし、まず、子供一人が入って少しだけ動き回れる小サイズのものを選んだ。
そんなに大きくなくても幼児は水に浸かっているだけで喜ぶぞ。
また、最も重要な点として底面に排水口があるタイプを選んだ。
総合すると、ベビザラスの店頭で5,000円程度で売られているミッキーマウスのものが良いだろうと思う。
ただ、必要かはわからんが写真をアップするときに子供の顔のほかミッキーマウスの顔にも黒い目線を入れる作業が面倒だった。不満点はそこだけで、評価は★★★★☆である。
(調子にのって警視庁の車両から落っこちそうになり耐えている子供の写真。というか警視庁って普通に名乗っていいんだろうか???)
こうして用意したプールに子供を入れてやると、とても喜んだからこっちも嬉しくなった。買ってよかった。
ただ、そうして遊ばせておいた子供は、やがてとりつかれたように小さなバケツでせっせとプールの水を残らず捨てるという遊びを始めた。
今年は、それをしなくていいんだ。
*1:我が家は戸建ての賃貸住宅に住んでいる