GW最終日
すげえ雨。なので一日中家で過ごした。が、一回だけ有意義な外出をした。お昼にスパゲッティを作ったんだが、スパゲッティを茹でるための塩がなくて、わざわざそれだけのために大雨の中スーパーまで行ったのがそれだ。
それはいいんだが、うちの近所のスーパーでは、物を買うと必ず「袋はMサイズでいいですか?」と聞かれる。
前にも書いたが、このように「袋のサイズを聞く」という運用はいろんなムダが生じるから止めた方がいい。
俺はこの店の袋のサイズを(2年間通っているけど)よく知らない。手の持った袋の塩(2個)がそれに入るかわからない。これが【情報の非対称性】だ。
もし入らなかった場合、この長いレジをもう一度並び直し、袋だけを買う手間が生じる。これが【リスク】だ。
そして、【情報の非対称性】と【リスク】が同居する場合、人はリスク回避的になる。つまり念のため大きな袋を貰うようになる。すると、本来はMサイズで良いのだが、Lサイズを貰うようになって、結果的に「L-M」分の無駄が生じる。これはレジ袋有料化の趣旨とは全く反するものだ。
だからレジの店員さん(真面目なベテランで、すぐに全品をスキャンして会計までしてくれる方だ)は、「この2つの巨大な塩は、Mサイズで十分だと思うので、Mサイズつけとくからな」と提案してもらいたいと思っている。
自分を神のごとく考えている横暴なお客の暴言だと思うだろう。
俺も炎上したくないし、毎日頑張っているレジの店員さんにこれ以上の注文をしたくないから、スーパーの経営者に提案したいのだけれど、サッカー台でレジ袋が買えるようにしてくれないかな? ただそれだけで、ほしいもの全てが手に入る。
自分の身の丈、つまり買ったものがレジ袋にどれだけ詰められるのかが判明するのは荷詰めの段階だ。
なのでそこでレジ袋を何らかの形で課金し、最適な大きさのものを買えるようにしてほしい。
具体的な提案としては、腕にタオルのようにレジ袋をかけたウェイターのようなおじさん(比喩が多すぎてよくわからん)がサッカー台の付近に常にいて、その人に「ペイペイッ♪」ってすると腕にかけたレジ袋が「どうぞ」ともらえるシステムだ。マルエツ聞いてるか?!
このタオルがレジ袋のイメージ。
GW最終日だというのにグチみたいな話しかしていない。
ーー
最終日も子育ての話をする。
あと10日後に乗る予定の飛行機で、赤ちゃんをどうにか静かにさせておくため、いろいろ考えている。
やはり「シナぷしゅ」を見せ続けておくというのが確実な気がするので、うちの赤ちゃん用のベストセレクションを編集した。
中でも今月の「つきうた」である「マイマイカー」は素晴らしい作品だと思う
まさに天才が作った作品、2023年では「あたらしいパターン」を超える傑作であり、赤ちゃんを動画の時間中微動だにさせない力を持っている。
解説動画を見たら、2~3日で作られたんだって~。
ところで、この編集をしながら、飛行機では音が出せないから、イヤホンなりで赤ちゃんに聞かせなければいけないことに気が付いた。
調べると赤ちゃんにはヘッドホンをつけて音楽を聞かせれば良いらしい。
赤ちゃんにヘッドホンつけて何時間もYoutube見せる親とか大丈夫なのか??
というか、帽子どころかパーカーのフードですらこの世の終わりのような嫌がり方をする赤ちゃんが、ヘッドホンを大人しくつけてくれるかめちゃくちゃ不安。
まずうまくいかないと思ったほうが良いかもしれない。
いっそのこと、うちの赤ちゃん以外のすべてのお客にヘッドホンをしてもらうのが合理的ではないだろうか???
でも、大丈夫。経済学はこうした問題にも答えを用意してくれている。ノーベル経済学賞を受賞したこともあるロナルド・コースのいう「コースの定理」だ。
しっかり説明するとめちゃくちゃ長くなるから要約すると、俺は飛行機で、隣の乗客に、赤ちゃんがうるさくしても構わないだけのお金を支払う。おわり。
「5,000円やるから到着まで我慢しろ」というわけだ。*1
むちゃくちゃな話だと感じるけど、よく引っ越しの時とかに、周辺の住人にお菓子だのタオルだの持っていくのとあんまり変わらない。
俺はあらゆる手をつかって飛行機に乗る。がんばる。みんなからのアイデアも募集しているからな。
(参考)
めっちゃ勉強になる。耳抜き対策ぜんぜん考えてなかった~
客室乗務員の皆さんから伺った「赤ちゃん連れで快適な飛行機旅をする5つのコツ」 | 飛行機の素朴な疑問を集めてみたら・・・