○ あけたね~!
出社して、同僚と顔を合わせると同時に「おお。おめでとう」と祝福をうけました。
一般的に、こうした場合、自分の身に何かおめでたいことが起きている可能性が高いから、ここ数日の自分の身におきたおめでたいことを思い出してみて・・・・一切ない。小学生の頃にチャボの絵を描いてそれが入賞したことくらいまで遡らないとありませんでした。ひょっとしてそれかな? でも今更なんで?
というところまで考えてから、あ、このおめでとうは「あけまして」なんだ! ってことに気がついた。ややこしい挨拶すんな! とっさに「どうもw」とか言っちゃったよ、チャボの絵かと思って!
そういえば、妙な新年の挨拶で思い出すのは、むかし同じ会社で働いてたギャル系のバイトさんが新年に「あけたね~!!!!^^」と言っていたのをよく覚えています。 今まで明けないことあったんか。
ということであけましておめでとうございます。
○ すごい靴
新年の箱根駅伝といえば、今年の駅伝で活躍した選手が、揃いもそろって同じランニングシューズを履いていたことがとても話題になりました。ナイキの「ヴェイパーフライ」というシューズがそれです。
日頃のランニングを趣味にしている僕も、この下位モデルである「ズームフライ」というシューズをここ1年履いているから、その凄さが実にわかる。
これマジっべーぞ。
具体的にどうマジっべーかというと、シューズのかかと部分にプレートが入っていて、足を踏み込むたびにこれがバネのような役割をしてめっちゃ前に進む仕組みとなっているのです。常に踏切り板で飛び跳ねているかのよう。
これを履いて走った人のいう「いつも坂道を下っているかのような感覚」はまさにそのとおり。普通に走ってるだけなのに勝手にずんずん前に進んでいく! 興味がある人はナイキの公式ショップで体験してみてほしいと思います。
でも、こんな(プレート仕込みの)シューズがオッケーだったら割と何でもアリな気もしてきます。そんならもっと駅伝に勝てそうな洗練されたシューズが作れるのでは?
まず、プレートの反発を利用するのが良いのだったら、いっそのことサーカスの人みたいに靴底に巨大なバネをつけて、一歩ごとに3メートルくらいびよよよ~~~んって飛び上がりながら走れば(?)間違いなく永久不滅の新記録が出るだろうと思います。
あるいは、かかと部分にジェットエンジンを組み込んで、スイッチを押すと時速300キロ前後でぶっ飛んでいくようなシューズが出てくるに至れば、駅伝に出場するのは陸上部ではなくて科学部に変わるだろうと思います(最終的には鳥人間コンテストとあんまり変わらない催しに成り下がると思いますが)。
とはいえ、これらの方法はそれなりに開発コストがかかるうえ、シューズを使いこなす訓練も必要です。面倒くさい。
そこで、僕が考えた駅伝で勝つためのシューズは以下のようなものです。
これは科学的知見なし、コストなし、かつ練習時間がゼロでも絶対に勝てるというおそらく最適な設計になっているので、皆さんでも即採用できます。
まず、シューズのかかと部分にSUICAをこっそり隠せる小さな切れ込みをつくります。
あとは十分にチャージしたSUICAをしのばせたうえで駅伝に出場し、スタートしてから他の選手が見えなくなったところで即座に電車に乗り、ゴール付近の最寄りの駅からのひょっこり出てくればいいという画期的なシューズです。まず間違いなく勝てる。
これを考えついた時「やった」と一人つぶやいたものです。
仮にこれで箱根駅伝に出場したとすると、大手町(読売新聞東京本社前)のスタート地点から、ゴールとなる神奈川県の芦ノ湖までどのように行動すれば良いのかを以下に示しましたので参考にしてください。
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8:00・・・スタート
8:05・・・電車の時間までドトール(新大手町ビル店)で時間を潰す。
8:38・・・シューズに隠しておいたSUICAをおもむろに取り出し、東京駅からJR東海道本線(熱海行)に乗車
10:00・・・小田原駅で下車
10:10・・・小田原駅東口から伊豆箱根バス(箱根園行)に乗車
10:36・・・箱根町で下車
10:40・・・まだ準備もできていないだろうゴールを目指してのこのこ走る。
10:45頃・・・世界新記録の樹立
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所要は2時間40分程度ですが、ドトールでだらだらしている時間を除いた実際の移動時間は2時間程度です。
今年の箱根駅伝で総合優勝を成し遂げた東洋大学のタイムが「5時間26分31秒」ということをふまえると、史上空前新記録となります。また、帰りも同じように東海道線を利用して大手町まで帰ればいいだけなので総合優勝もまず間違いありません。
そして走破タイムはおそらくこの銀河の歴史が終わるまで駅伝の記録として残り続けることでしょう。
(史上最強の駅伝ランナーのイラスト)
これを実行するにあたって問題が2つ。
ひとつは、正月からゼッケン番号のついたタンクトップでドトールにいると結構目立つので、東京駅の高架下あたりにジャージを隠しておいたほうが良いです(それがOKならわざわざシューズにSUICA隠さなくてもいいような気がしなくもありませんが)。
ふたつめは、このシューズの機能が表沙汰となった際に、世間の皆様や他のランナー等から
1.【ずるい】2.【酷い】3.【駅伝の歴史を愚弄する真性のクズ】
だのという不当な言いがかりをつけられる可能性です。
そのような圧力が加われば、我々は仕方なく電車に乗り込むことを諦め、大手町から箱根までのとてつもなく長い道のりを2時間どころか3日か4日かけてとぼとぼと歩いていくはめになることでしょう。
これを防ぐにはやはり、不公平感を無くすため、他のランナーとも同じようにSUICAシューズを共有する必要があります。
スタートと同時に脇目も振らず東京駅に向かってダッシュする駅伝ランナーたち。いやまずは東京駅ではなくドトールの席を確保するべくダッシュすることになります。お前たちにプライドはないのか?
それはともかく、そうなるとみんなで一緒の電車やバスに乗ることになるので、結局箱根のバス停に付くまでは平等で、そこからゴールまでの短距離走に変わるだけでは?
たしかにそのとおり。でも、最近はSUICAでタクシーも乗れるようになったし、上のスケジュール表(僕がヤフー路線で調べました)よりも効率的に箱根へ辿り着く方法があるかもしれません。そうなると話は別です。
箱根駅伝が「最も早く走れる人の大会」ではなく「最も早く箱根へたどり着ける人の大会」となった時、スタート地点には屈強な陸上部員ではなく、東京~神奈川間のあらゆる交通インフラを熟知したオタクどもが並ぶことになると思われます。そんなの正月から見とうないわ。
○ お勉強を頑張る。
去年は証券アナリストの資格試験を頑張ったけど、それ以来まったく何のお勉強もしていない。ただ本を読み、Amazonにどうでも良さそうなレビューを投稿するくらいが日々の日課となっています。
ところでAmazonレビューには「面白かったです」という普通の感想文を書き込む人もいれば、「この本の概要は~~。ここで著者が言うのは~~」というきちんとした書評を投稿する人などいろいろいます。
でもたまに「注文したらすぐ届きました^^ ★★★★★」「すごい丁寧な包装で届きました。伊集院静さんありがとう。親切な人なんですね。★★★★★」とかそんなレビュー見かけるマジで。
それ著者じゃなくてAmazon物流センターへの評価だかんな。
なんでも良いのでお勉強の目標を作ろうと思うのだけれど、僕が好きな金融・証券・会計系の(中級の)資格は、証券アナリストを最後におおむね取ってしまったので、いまは目標という目標がないのです。
それじゃあ高級の資格である税理士や公認会計士を目指すとなれば数年がかりで根詰めてやる必要があるけれど、勉強は趣味の範疇だからそこまでやる気がありません。
ユーキャンの資格一覧を見てもあんまりピンとくるものもない。
ボイラー技士ってよく人気資格に出てくるけど、ただ湯を沸かすのにそんな資格必要なのかと思う。読者でボイラー技士の方がいたらごめんなさい。ヤカンでカップラーメンつくる技士くらいのイメージしか持っていないアホなんです。
秘書検定にも興味があります(これまで社会常識やマナーを身に着けずに過ごしてきたことをやや後悔しています)が、タイトスカートが似合わないから秘書になれないしいいや。
いまの仕事に直結する資格となると「情報セキュリティマネジメント」で、これはちゃんと4月の試験を受けようと思います。わからなかったらツイッターにごまんといるパソコンの先生に聞けるし。さらにそんなに難しいものではないようなので3月から勉強したら十分。
何か良い資格ないかね? もしあれば教えてください。
そして、一緒に勉強の目標つくってガストでお勉強会しましょう。
さもなきゃまた大学受験でもして、女子大生だった頃に戻ったうえで、大学駅伝を目指す。絶対に勝てる靴のアイディアがあるんだ。