GWたぶん5日目か?
今日は妻を家において、子供と2人でデートしてきた。何度も行ってるららぽーとだけど。
この日は天気がよく、赤ちゃんが脱水症状にならないようにと、お水を入れたボトルを用意した。うちの赤ちゃんは、このボトルを地面にぶん投げることを人生で一番の楽しみとしている。
したがって、妻はボトルを首から下げられるようなベルトを作り、赤ちゃんの首から下げるようにしている。
この日、俺もそれにならって、ボトルを赤ちゃんの首にかけてでかけた。
暑い日だ。赤ちゃんも喉が乾いているのだろう。家を出るときに入れておいたお水が、駅に着く頃にはもうボトルから無くなっている。
駅のホームでたっぷり補給してやる。
ららぽーとについた。もうボトルがカラカラになっている。
言うてそんな暑い日か??? 赤ちゃんだけが暑がっているのかと思ったけど、半袖シャツだから大丈夫だろうと思う。一応ボトルに水を補給してやる。
補給してやって、ちょっと歩きながら、ベビーカーの中を覗き込む。なんか放っておくとずっと飲んでるわこの子。
これは止めるべきなのか? 口さみしいとばかりに、大人がタバコを吸うがごとく、延々とボトルを吸っているのかもしれない。でも脱水症状になっていたらどうしよう?
妻だったら問答無用でボトルを取り上げるんだろうが、俺は子供に仕える兵士だから、定期的に確認してボトルが空になっていたら補給することにした。もしかしたら全然水分が足りていないのかもしれないからな。
適当に自分の買い物を済ませる。それから初めておむつ替えをする。おむつが15kgくらいある。赤ちゃんと間違えておむつのほうをベビーカーに乗せて歩き出しかねないくらい重い。完全に飲み過ぎだろ!!
ららぽーとには「ボーネルンド」って玩具のメーカーが提携している広大なキッズスペースがある。30分600円程度と結構いい値段を取るんだが、しっかりした施設なのでよく遊ばせている。大人無料だし。
こんな感じで、「ボーネルンド」のおもちゃが沢山置かれているスペースで遊ぶことができる。この日の赤ちゃんは、裏面が真っ黒になっている座布団に取り憑かれたように遊んでいた。
なお、このボーネルンドのおもちゃ、くそ高い。
過去、このボーネルンドのキッズスペースにて、赤ちゃんが振るとザラザラ音が出るお盆のような小さいおもちゃにドはまりして、妻の指示に従って買って帰ることにした。そしたら4,000円だってよ?! ザラザラ音のするお盆が4,000円だってよ!!!
ここでパパにアドバイスだが、「ボーネルンド」と名の付く玩具には十分気をつけた方がいい。気軽に買って帰るよと妻に約束しないほうがいい、それで俺は信じられないものを見たような顔のまま4,000円を赤ちゃん本舗に支払ったからな。
この日はGWなのに、乳児のお友達があまり来なくて、にぎやかな年長さんのいるスペースをずっと見ていた。親は同年代の子の代わりになれない。かわいそうなことだ。
が、同じ月齢くらいの子がそばに来ても、それはそれで全く相手にせず手元のおもちゃをイジイジしているのが困ったものなんだが。
キャンペーンでやっていた「手形・足形インク遊び」に参加。鯉のぼり風に、インクのついた脚を紙にベトっとさせていただいた。
足が超デカい。
妻は、子供が生まれる前から子供に履かせる用の赤ちゃん靴を買って、それを履いて歩いてくれることを心待ちにしていたんだが、子供が歩き始める前からその靴が履けなくなるくらい足がデカくなってしまった。
むかし、ヘミングウェイという作家が、世界一みじかい文章でめっちゃ悲しい物語書いたわとか言って「売ります。赤ん坊の靴。未使用」という小説を発表したらしい。
これは「赤ちゃんの靴を用意していたのに、履けるころまでに亡くなったかで靴が不要になった」ことを暗に示しているのだろうが、実際はそうではなく、歩き始める前に想定以上に足がデカくなってサイズアウトしてしまったのだ。ヘミングウェイにこの不要になった靴をぶん投げてやりたいくらいだ。
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さて、このブログの読者の中には、ママを置いてはじめて子供と2人で外出するパパもいるかもしれない。俺もこれまでだいぶ妻に怒られて学んできたことがあるから、そこでの経験を共有しておきたい。
まず、極めて重要なことだが、「何持っていったら良いの?」と妻に聞かないことだ。
妻は子供を連れて外出する経験が豊富だから、そういう人物にノウハウを聞くのは自然なことだと男は考えるものだ。だが、聞かれた方はイラッとしている。
「お前いままで横でなに見てたんだ?」というのが一つと、「てめえの頭でちっとは考えろ」というわけだ。
この点、ツイッターを見ていると「妻は夫のことを【部下】だと思って優しく教えてほしい」という意見がよくあるが、子供ができた日は妻と夫とで同じ日だ。つまり妻と夫は同期入社の社員なのだ。
同期入社の人から、能天気に「おれ何したらいいの? 優しく教えてよ」と言われた日にゃ、お前あたしと同じ給料もらってんだろ? ちっとは自分で考えろよ?? と思うだろう。育児についても同じことだ。*1
そのように妻に頼ることを止めた後は、普段の外出セットを分析する。この外出セットを基本として、外出するにあたって新しく更新するものを取り替えれば良い。考えてみると普通のことなんだが、「外出するぞ」と意気込むとなぜか1から始める人がいるから、普段妻が使っているものをお借りしよう。
替えのオムツやビニール袋、飲み物、お昼ごはんなどは、きちんと補充しておこう。また、不測の事態に備えて、着替えや、1枚羽織れる衣服なども持っていこう。
忘れがちだが重要なこととして、母子手帳または健康保険証など、子の年齢を確認できるものが入っているかを確かめておくことをおすすめする。そうした重要書類は「外出セット」以外のカバン等に別管理となっている可能性がある。
なぜ母子手帳や健康保険証が必要か?
施設(とくに、キッズスペースなど)によっては、0歳時は無料となる場所が多くあるのだが、そこでの年齢確認で使用するのだ。本日紹介したボーネルンドの遊び場では不要だったが、それ以外のキッズスペースでは基本的にそういう証明書類をもとめられている。俺はそのたんびに「今日忘れてしまったんで今日だけ許して下さい」といって赤ちゃんと一緒に泣いて許しを請うている。
普段、横でぼーっと妻の手続きを見ているだけだからもちろん知らない。言われて初めて慌てるので、外出前に気をつけておきたい。
*1:とは言え、普段は仕事していて、休日に家族でお出かけしているときも基本的に妻に世話を任せているから何したら良いのかわからんという人もよくいるだろう。誤解しないでほしいがそういう人を糾弾する趣旨は全く無い。その場合にどうしたら良いのかを話しておきたい。