俺たちはコップ屋じゃない

2月、3月とあまりにも更新してこなかったから、今月からどんなに短い話題でも積極的に書いていこうと思う。これ言うの自体も105回目くらいだと思う。

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人にあげる記念品って、選ぶの難しいよなって話をする。


3月末は別れの季節ということで、うちの会社でも送別会が開催された。
そこでは、退職者のための宴会をやって、記念品を渡すこととなっている。
そして、今の会社での役割上、そうしたことは俺が全部企画することとなっている(もう宴会係長だよな)。

 

今回で退職する人は、うちの部署で3人いる。ブラックだから結構辞めるよね。

で、俺が一人で記念品を3つも考えるのは面倒くさいから、同期の社員と部下に頭を下げてお願いし、各自1つずつ(計3つ)記念品を選んでこようということになった。

 

記念品って選ぶの難しいよな。
俺が欲しいと思う物と相手が貰って嬉しい物が一致しないからだ。


例えば、俺は今、動物たちがなぜかみんな不機嫌そうな表情をしているモチモチクッションがとても欲しいんだが、60歳で定年退職する男性上司にこれを渡したとしても、不機嫌そうなぬいぐるみを抱える不機嫌そうな顔がもう一つふえるだけだ。あれ俺ぬいぐるみ2つあげたっけみたいな。

 

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だから、一生懸命考えないといけない。
一生懸命考えないといけないんだが、気がつくと三越陶器の湯呑を買っている自分がいた。

「THE ジジイへの贈り物」だからな。安直にもほどがある。世界安直選手権で圧勝できるくらい安直だと自分でも思った。

ただ、模様がとてもかっこよくて、もしも俺が貰ったとしても嬉しい、実に良い物だ。

「テメー何も考えてねえじゃねえか」ってみんなに文句言われたらそう言い訳しようと決めた。


そして送別会の前日、俺たちは記念品を各自で持ち寄って、順番に見せ合うこととした。
実は、ここまで一切打ち合わせしなくて、みんなで思い思いの品を選んでくりゃいいんじゃねという話になっていたんだが、今思えばこれが大失敗だった。


以下、その場での会話。

 

俺「お前たちせいぜい一生懸命考えたんだろうな。せっかくのプレゼントなのに安直に選んだものだったりしたら容赦しないからな」
そんな俺の言葉を受けた同期が用意してきたのは、ステンレス製のタンブラー

うわぁさっそくコップ繋がりで被った!
「これは、氷を入れておいても一晩中溶けることがない、非常に良いものなんですよ」と同期。
次に部下が、何やらおしゃれな箱をテーブルの上に出して言ったことが、
「僕は、ワイン好きな○○さんが喜ぶと思って、ワイングラスをご用意しました」。
俺「俺たちゃコップ屋じゃねえぞ