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一円玉を無くしちゃうってのはどう?

この記事のまとめ。

・タイトルのとおり。1円玉なんていらなくない?

 

------------------レジにて------------------------------

 

レジ・・・「お会計は合計で788円です」

 

俺・・・(ふーん,なるほど,オーケー。わかっているよ。俺はこれでも大学を出ているからな。

いいか、まず,ここで1,000円札を渡したらおつりは212円,レジが誤魔化しでもしていない限り、硬貨は5枚返ってくるだろう。

でも俺は賢いから,そこで1,003円渡したらどうなるかを考えるんだ。なんでそんなことするかって? いいか?

そうするとおつりは215円だ。

手元の1円玉を3つも始末できたうえに,返ってくる硬貨も4枚(100円玉2枚,十円玉1枚,5円玉1枚)で済むだろう・・・やはり俺は天才だ──平成の──。)

 

レジ・・・「あ、1,000円で足りていますよ笑(3円を返す)」

 

俺・・・・「はい。申し訳ありませんでした。」

----------------

 

僕らはこういう場面によく出くわすけれど,そのときによくレジで「もう限界だ」と叫ばないでいられると思う。

よくよく考えてみると僕らはみんなして1円玉の押し付けゲームをしているんだ。

 

いつもこんな具合に厄介払いされている1円硬貨だけど,どうして今もこうして僕らの生活に入り込んでいるんだろうか? 僕にはよくわからない。

あんなもの,明日からなくしたって誰も困らないんじゃないか? 困らないどころか、僕らはみんなそれを望んでいるんじゃないか。

 

しかも、この厄介者を作るのに(これって有名らしいんだけれど)1円以上のコストがかかる。

正確には、材料のアルミがだいたい0.5円、人件費が1.5円くらいで、1円玉1枚をつくるのにおおよそ2円くらいかかる(ちなみにこの豆知識は,何故か,最近食べた柿ピーの小分け袋の裏に書いてあった。僕には柿ピーがこの事実を僕らに伝えて何がしたいのかよくわからない

 

 もう、財布の中に1円玉があったらすぐに全部捨てたほうがいいかもしれないし、現にそうしている経済学者がいる。

(あの「秒速で億を稼ぐ男」で有名になった与沢なんとかという人は、1円に限らず小銭は全部捨てていたらしい。さすがに僕のお給料は「億」なんて額からは程遠いから、1円はよしとしても、10円を捨てるところでもう怪しい。50円なんてなったもう、仮に落としたとしたらしばらく惨めに這いつくばって辺りを探すくらいだ)

 

お金を捨てるのは良心が痛むというのであれば、全部寄付したほうがいいかもしれない。

レジ脇に決まって設置されている,可愛い盲導犬のワンちゃんの餌代を補助するための寄付金ボックスはそのためにあるんだから。

いや、冗談ではなくて、本当に1円なんて全部寄付したほうがいいかもしれない。そのほうが、財布が痛まずに済むし、長い目で見れば、1円玉を大切に持っているよりずっとずっとお得かもしれない。

 

うん,わかっている。

「1円を全部捨てちゃったら、そのときはいいけど、次にコンビニいって1円単位の支払いがあった時に,細かいお金がなくて,結局また1円が溜まっていくだろ、このアホタレ」そうだろ?

そのとおり,1円の無い世界にするためにはもちろん法律や制度も変えないとダメだ。

 

こういうのはどうだろう。「1円単位未満は全部チャラ法

(話はちょっと変わるけれど,僕はこうしたわかりやすい名前が大好きだ。日本の法律名は実に長過ぎる。よくニュースとかで聞く「日米地位協定」とかってあるだろ,あれって正式には日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく. 施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」 とかって名前なんだぜ。)

 

で、「1円単位未満は全部チャラ法」によれば、まず、第一条にはこんなことが書いてある。1円未満は全部チャラだ。

チャラって言葉はちょっとあいまいだから、1円単位の端数が発生したらすべて切り捨てるものとする。

こいつが成立するとこうなる。

レジ「お会計は788円です」

僕「スッ(1000円札を出す」

レジ「おつりは220円です」

 

本来もらえているはずのお釣りよりもちょっぴり大目のお釣りがもらえてる!

実質値下げだ、やったー!!

 

はいはい、わかってるよ。

「それはお前たち、客のほうからしたらラッキーかもしれねえけど、お店のほうからしたら損じゃねえか、このバカタレ」そうだろ?

でも、大丈夫なんだ。この哀れなお店は、税金の申告時に、そうして損した分のお金が国から貰えることになっている。つまり税金から還付されるというわけ。

 

それって結局どういうこと?

僕らが所得税として納めたお金から、そうしたお店に、後払いという形でお金が回るわけで、つまり直接財布から1円玉を払わずに、めぐりめぐってお店側に1円が支払われていることになる!

 

なんか書いているうちにそれっぽくなってきたぞ?

 

これがもうちょっと専門的な話(本当に価値のない硬貨を廃止しよう。通貨単位を切り下げよう)となると「デノミ」とかいう名前になるんだが、そんなことを書いて一人でも最後まで読んでくれる人がいるとは思わないから、僕はこの「1円未満全部チャラ法」を推して、次の衆議院議員選挙に立候補しようと思う。

 

みんな、投票用紙のかわりに1円玉入れるのだけはやめてくれよな!