いやー最近更新してない
ここのところ変化がない日常だから仕方ない
ブログのネタのために定期的にUFOに連れ去られるとかしたい
そのためにわざわざ宇宙人きてほしい
見出しのデザインをいろいろ学んだので無駄に使ってる
今週中にちゃんと書きます・・
多分ちかぢか梅がスーパーに並ぶと思うから、また梅酒の作り方でも書こうかな。
そうでなければ「ぼく昨日宇宙人にあった リアルで」的なクソ記事書こうと思う。
多分ちかぢか梅がスーパーに並ぶと思うから、また梅酒の作り方でも書こうかな。
そうでなければ「ぼく昨日宇宙人にあった リアルで」的なクソ記事書こうと思う。
こんにちは青山です。
今でこそ俺は社会人だからこんなクソ記事を載せるブログをやっているけれど、俺が青春時代を楽しむ花の高校生だった頃もこんなクソ記事を載せるサイトを飽きもせずにやっていたのはこの前言ったとおりだ。
で、そこでは日記に加えて、短い小説のようなものを載せようと計画していて,これがだいたい「お,これ面白いアイディアだな」と思って書き始めてから10行くらいで飽きる。
そのサイトには最初の10行くらいで力尽きて終わった小説が海の墓場のようにして置いてあったんだ。
そんな無数の小説になりたかったものたちのなかで、今でもたまに思い出す作品(?)というのがある。
(以前「山岡の思い出」という小説を書きかけた,という話をしたことがある。あれみたいなもん)。
今日はその話をする。
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まずタイトルが「開運美少女ラッキームーン」というものなんだが、多分だけどいつものとおり名前だけで面白いわこれと思って書き始めたんだと思う。俺の悪い癖だ。
ストーリーはこんなものだ。
この世界は不幸に満ちている。
宝くじを買えば外れる,競馬を買えば外れる,家を買えば燃える、犬を飼えば逃げる。
その溜まりに溜まった悪い運が,邪悪なエネルギー【不運エナジー】として意志を持ち,人の心に入り込む。
その結果,善良な市民は、不運な怪人へと姿を変え,街をぶっ壊しはじめる。
基本的には宝くじ売り場とかパチンコ屋とか不運な連中が多そうな場所を狙うのが奴らの性質だ。
で、これに立ち向かうのが俺たちの開運美少女ラッキームーンだ。
開運美少女は,ラッキームーンを筆頭に5人のめちゃくちゃ幸運な女の子たちで構成される。
(どのくらい幸運かというと,彼女らは最低限,生まれてからジャンケンで一度も負けたことがなく,普通に歩いている限り赤信号に止められることがない)
彼女らのもつ「幸運のエネルギー」で,不運な怪人を倒すわけだ。
暴れまわる怪人を前に駆けつける5人の少女たち。
「ラッキー・スピリチュアルパワー 運気アップ!」
という掛け声でそれぞれ変身する。
変身のために洋服を着替える必要があるからいったん近くのルミネやイオンのトイレに行くんでこの辺はダラダラしている。彼女たちが全員戻ってからが戦いが始まるのだ。
彼女らの基本的な戦い方は殴る蹴るだ。
だが,専用の武器もある。
幸運を呼び寄せるツボ,鈍く輝くブレスレット,金色のドラゴンの置物などがそれだ。
そうした彼女たち専用の「開運ウェポン」を用いて,そして基本的にはぶん殴る。
(ドラゴンの置物は攻撃力が高いが持ち運びが大変だ)
最後,5人で寄ってたかってボコボコにされた怪人の前に,ラッキームーンが歩み寄る。
その手には「ルナ」という名前の金色の招き猫がまばゆく輝いている。
で,ラッキームーンが言うには「この開運グッズを4万9,800円で買うならお前の会社には黙ってる」。
怯えきった怪人が5万円を支払うと,その金をラッキームーンが「金がみるみる溜まる開運財布」という,よく雑誌の最後のほうの通販で売られてそうな悪趣味な財布にしまう。お釣りはない。
基本そんな感じでどんどんやる。
たしか、ラッキームーン以外の人物紹介をしているところで飽きてやめたのを記憶している。
俺はストーリーを書くのは好きなんだが,登場人物の細かい描写をするのがすごく面倒に思えるんだよな!
というか,普段から小説を読んでいて思うのが,みんなそんな,他人のことちゃんと見てるのか? ってくらい超細かい人物描写してるのあるよな。
背がどんくらいで,まあそれはいいとして,髪の毛がどんなパーマで色がどうで,肌の色がどうで,目の大きさがどうの・・・。
これは小説に感情移入するための描写だとは思うんだけど,もうちょっと適当なのでいいと思うというのが俺の考えだ。
例えば,ラッキームーンの仲間であるラッキーイエローはカレーが好きだ。
イエローだから当然そうなる。
彼女の人物描写については以上である。
ただ,こんな悪質な引ったくりみたいなラッキー連中も,ただお金稼ぎをしているだけじゃなくて,それでもっと凄い開運ウェポンを購入し(雑誌の後ろのほうの通販で売られている),更なる巨悪を倒そうという目的を持っている。
そのため,彼女たちはそうした怪人を倒してお金を巻き上げる一方,それ以外にバイトもしている。
それぞれ,運の良さを生かしたバイト,例えば幸運を呼び寄せるセミナーなどを開いたり(ムーン),風水グッズを売ったり(ブルー),,ラッキーブラックは脳筋だから道を行く人に突然「俺とジャンケンして俺が勝ったら5万な」などと吹っかけてお金をいただいたり(刑法249条「恐喝」),ラッキーイエローはカレーが好きなので幸運とか関係なくココイチでバイトをしている。
だから,この小説は怪人からお金を巻き上げるのも含めて基本的には金を稼ぐ話だ。
誰かこの続き書いてくれ。
最近人から言われて気が付いたんだが,俺は何にでも塩ぶっかけて食べるようになってきた。かなりやばい。
俺はいつまでも若くありたいと思いつつ,もう味覚からおっさんになりつつあるんだ。
こんな悲しいことが世の中にはあるんだということをみんなにも知ってもらいたくて今日はこうして筆をとりました。
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先日さっそくこんな悲しいことがあった。
ファミマでポテトチップスを買ったんだが,これが「フランス産岩塩」と「瀬戸内海の塩」という,2種類の塩を贅沢に使ったものだそうで,実にうまそうだったんだ。
で,家で食べてみたところ,うーんたしかに美味しいけれど・・・,なんだかもうちょっとしっかりした塩気がほしいなあ,とか思って家にあった普通の食塩をぶっかける!
結果として2種の贅沢な塩と1種のどうでもいい塩を使ったポテトチップスになってしまったんだが,うまい! だがもう最初から食塩ぺろぺろ舐めとけって感じだ。
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さらに,この前こんな恐ろしいことがあった。
俺は近頃,家でビールを飲むときのおつまみとして「リッツ」を食べることが多い。
あれは安いうえにたくさん入っていて,実に素晴らしいおつまみだ。
みんなもそう思うだろう。俺もそのリッツにハマってきた。
で,会社の同僚と,リッツは美味しいよね,本当に神が創ったお菓子だよね,あれ以上のお菓子はこの惑星のどこを捜し歩いても見つからないって話をしていたとき,俺がすごくナチュラルに「あれに塩かけるとうまいよな~笑」と言ったところでちょっとあれ? という雰囲気になった。え,何か変なこと言ったか?
その同僚からは完全に病人を診るようなまなざしで,あれにはもう十分な塩がかかっているんだということを教えてもらったが,俺は引っ込みが付かなかったから,その同僚には毎日隠し味として塩5kgが入った手料理を食べさせ健康を害したうえで殺害し,その遺体は死海に沈めた。塩というのは実に様々な用途で役立つものだ。
このように,既に塩のかかっている食べ物にさらに追加で塩をぶっかけて食べることを,例えばスターバックスでホイップクリームを追加してもらうことが「エクストラホイップ」と言うように,我々の業界ではこれを「エクストラソルト」と呼んでいる。
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塩に関する話をもうひとつしよう。
先日,家に帰ってからリッツを食おうとしたら(もう主食がリッツだ),塩がない。
これではエクストラソルトができない!
が,その日の夜,俺はたまたま,会社の上司の親族のお通夜に出席してきたんだが,その帰りに葬儀場の人から小分けパックになったお清めの塩をいただいていて,それがスーツの上着から発見された。
ここで,まだ高濃度の食塩水によって脳が汚染されていない健康な人であれば,「いけね,お清めし忘れちゃった! どうりで部屋中でポルターガイスト現象が起こり続けるわけだわ」とか言って,玄関あたりで塩を振りまくだろうが,勘のいい読者のことだから,この塩がゴースト対策ではない他の用途でどのように俺の役に立ったかわかるだろう。
例えばスターバックスでホイップクリームを追加してもらうことが「エクストラホイップ」と言うように,我々の業界ではお清めの塩を食用にすることを「ヘヴンズソルト」と呼んでいる。あんまスタバ関係ねえ。
最近またスマートドラッグについて雑誌などで特集されているようだが,やっぱり日本人というのは新しいもの嫌いなところがあるんで,「得たいの知れないヤバいもの」という論調が多いようだ。
スマドラってなんだ?っていう人は、その説明と、過去に俺が使ってきたスマドラのことを紹介しているページも読んでもらいたい。
直近では5月21日に某雑誌で「中高生に蔓延のスマートドラッグ,怖い副作用」なんて記事が載っていた。
週刊誌は不安で金を稼ぐ業者だから「怖いぞ」は信じちゃいけない。他方,「安心していいよ」は信憑性がある。大雑把だけどそんな理解でいい。
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こういう「得たいの知れないもの」はだいたい「何かよくわからないものは怖い」という人間の自然な心理に対応して,すんなり受け入れられて,すなわち怖がられる。
が,少し調べてみると,スマドラというのは
・人体に元から存在する栄養素を補うもの
・人の血液の流れをサラサラにして,血行をよくするもの
という,まったく安全で健康的な役割しかないんだということがわかるはずだ。
これはこのブログでも口をすっぱくして言ってきたことだ。
有名なDMAEは,脳の中で認知力のもととなる「アセチルコリン」の素となるもので,卵とかレバーにだって含まれている。
人間が全く受け付けないものを,無理やり外から摂取するようなものではまるでない。
雑誌などの記事ではとにかく,スマートドラッグを飲んだ効果,つまり「集中できる」「眠気が抑えられる」などが「覚せい剤と似たような効果」だと言って(レベル感がまるで違うわけだが),「覚せい剤と同じ効果が出るということは,覚せい剤と同じくらい危険」などという論理で俺たちを怖がらせようとしてる。
こんな小学生でも「え?」って思うような理屈にだまされちゃ駄目だ。
例えば,スマートドラッグのうち「ロディオラ」は(これは実に素晴らしい)ストレスを和らげて精神状態のブレをなくすセロトニンの分泌を促す効果がある。
他方、牛乳を飲んだって「セロトニン」が分泌されてイライラが抑えることができるが,スマートドラッグの効果を怖がるならば牛乳にも怯えたほうがいいことになる。
ある程度,精神や脳の状態に変化を及ぼすものだから,その反面,デメリットなんかも当然ある。
問題はそれとの付き合い方だと俺は思う。
例えば,俺が今でも最高のスマートドラッグだと思っている「NアセチルLチロシン」は,頭のモヤを取り払って,思考を深く,柔軟にさせるうえ,物事に対してかなり意欲的になる。
これは本当に如実に実感できる。
が,その反面で,「小さなことも気になってしまう」という点も指摘できる。気になるというか「気が付いてしまう」と言ったほうがいい。
大事なのは,その状態でどうするか,だと思う。
「今はスマドラを飲んでいるからちょっとしたことに気が付いて,イライラするんだ」と思い直せばすっと落ち着いてくる。試してみてほしい心のコントロール術だ。
更にいえば,そもそもそんなにイライラしてヒステリーを起こすようなものではまるで無いから安心してほしい。
また,雑誌ではほかにも「吐き気がしたり、覚せい剤と同じ症状が出る」なんてことをお医者さんのコメントで紹介しているようだが,そんなサプリがあるんだったらぜひ教えてほしい。私すっごく興味あります。
そんなものが存在しないからそんなボヤかした言い方になるんだ。
俺は結構な量のスマートドラッグを試してみたが,その効果はだいたい1ヶ月ほどつづけて「効いてるかも・・・」が大半で,「そんな劇的なものじゃないんだな・・・」とがっかりしたのが第一印象,というくらいのものだ。
(例外として,NアセチルLチロシンとロディオラにはかなりの即効性があった)
そして,吐き気や頭痛について,俺は今のところ体験はしていないが,これくらいの諸症状は身体との相性のようなもので,そしてどんなものにも相性というのはある。それは風邪薬だろうがスマドラだって同じことで,全く当然の話だ。
もしそんな状態になったら止めたらいいだけの話だ。
ただし,これは俺の実体験で,「ホスファチジルセリン(PS)」は,ADHDの改善にかなりの効果があるようだがこれは感じられず(俺はADHDではないから当然だけど・・・注意力の改善も特にみられなかった),その反面でかなり濃厚な夢を見るから,俺がスマドラの副作用として挙げるとすればこれかなと思う。
サプリなんか飲んで夢が変わるんかいな,と思うだろうが,凄いんで試してみてほしい。まず間違いなく夢を見る。
そんで,これがお金持ちになる夢だったり,エッチな夢だったらまだ良いんだが,だいたい自分の生まれ故郷の村に火をつけて焼き払ったり,身の回りの人たちを手斧を持ってアレする夢ばっかり見る!
これがうまいことコントロールできるようになれば(つまり,狙ってお金持ちになる夢とか,エッチな夢とか見られるようになれば)最高なんだろうけれど・・・。
ちなみに,ホスファチジルセリンは,細胞膜を作っているリン脂質のひとつで,俺たち動物の身体には多く含まれているもの。だから「元からあるものを補ってあげる系」のスマドラと言えて,当然安全なものだ。
ネット上ではとりわけADHDの症状の改善に役立つとされているので,どうにもならんという人は試してみてほしい。
まるで無い,というのが俺の結論。
飲むとかなり調子良い,飲まないと普段どおり。
で,これは人の恐怖心を煽るときの定型句なんだが,「飲んだらもうその状態が素晴らしすぎちゃって,飲まない生活に戻れませんよ」というもの。
確かにスマドラを飲んだときの頭の冴え渡る感じは素晴らしくて,ああいつもこんな状態だったらなあと思うのは本当だ。だからこそこんなにも紹介している。
でも,飲まないからといって,何かの中毒みたいに「もうだめだ・・・一刻も早く飲みたい・・・」なんてことはまるでない。
「素晴らしい←→普通」の間を行き来するようなイメージなのが,サプリメントのありがたいところだ。飲みたかったら飲めばいいし,飲まないでいいなら飲まないでいい。
ただし,「カフェイン」については中毒症状や,禁断症状,あるいは離脱症状(効果が薄れてくるところで脱力感やイライラ感が突然押し寄せること)が現れる。
俺は眠気が酷いときには「エスタロンモカ」というカフェインの錠剤(マツキヨで買える)を服用しているが,これはすごく感じる。
これが嫌だったらスマドラを買うときにカフェインの入っていないものを飲むといい。
そもそも,スマドラは脳に栄養を与えるサプリで,身体に栄養を与えるビタミン剤の脳バージョンみたいなもんだ。
「スマドラを飲んだときの脳の状態が良く感じられちゃうと,もう飲み続けるしかないんですよ」って,それで身体の調子がよくなって,ずっと飲み続けちゃいかんのか?
ビタミン飲んで健康になって,ずっとビタミンを飲み続けたっていいよなあ?
スマドラも同じものだという認識がはやくわが国にも広がってほしい。
俺が目にした雑誌では,「小さい頃からスマドラに頼ると、問題を自力で解決しようとする意志や集中力、注意力といったものが失われていく」みたいなことが書かれていた。
え,なんで?
スマドラを飲んだとして,問題に取り組むのは自分自身なはずだ。
そして,学習した結果だとか,記憶したことは,スマドラを飲むことをやめたって別にどこにもいきはしない,自分に身につくものだ。
他の誰でもない,自分自身の脳の機能をより使いやすく,柔軟に,前向きにするようサポートするものであって,むしろ逆に「自分で何とかしてやろうという意志と,思考力が身につく」サプリなんだと思うんだがなあ。
前述のコメントをした人(お医者さんのようだが,医者は普通こんなコメントをしない),じゃあどういう状態だったら問題を自力で解決したと言えるんだろうか。そして,それにどれだけの意味があるんだろうか?
豊かな生活を手に入れるために、俺達は現代の科学でできることはなんでもやろう。
また,学校などでスマドラを飲むことについては,いわゆるドーピングじゃないか?という倫理的な問題(平たく言えば「ずるい」)もあると聞く。
こういうのは大体「よくわからない新しいもの」が必ずつけられるレッテルだと思っていい。
例えば昭和の部活動では,運動している最中に水を飲むことが何よりの重罪とされていた。ズルいんだと!
あるいは俺の小学校の頃,シャープペンシルというのが徐々に広まりつつあったが,それもズルいから使うなとされた!
会社勤めとしてもそういう話はあるだろう。俺の聞いた話だが,会社でずっと使っているエクセルシートの入力表をマクロ化したところ,先輩から「そんなのズルいからやめろ」といわれたらしい。
そんな一つの個人的な話が何だってのは全くそのとおりなんだが,俺が言いたいのは,こういう新しいものは,とにかく最初はそう言われるんだ。
で,その後,その有用性なんかがやっと広まってくると常識になって,しまいにゃ「まだ飲んでないの?」となる。そんな手のひら返しを,俺たちは何度も見てきたはずだ。
学生のみんな。ここを見ていたら大いにスマドラを飲もう。「ずるい」「そんなのやめとけ」なんて言っている奴が多い今だからこそ差をつけられるんだからな。
どのスマドラも短期的記憶の向上,それから何より勉強をしようという意欲の向上にはストレートに効くものが多い。迷ったらNアセチルLチロシンがいい。
ただ,ひとつ言っておくと,それで格段に成績や偏差値が伸びても,あんまり学校で「俺さあ!スマドラ飲み始めたんだぜ」とは言わないほうがいい。
言いたい気持ちはわかるし,言わないでおくのは途方もない努力と忍耐を要するだろう。でも,大人の俺からしてみると,そういうのは言わずに「なんかよく分からないけど急に頭よくなった」って思われてる謎の人物であるほうが1億倍は格好いい。
逆にいうとタネ明かしするとダサいからやめたほうがいい。
それどころか,スマドラを飲んでますなんて言うと,まだ「部活中に水飲むのはずるい」世代の連中のことだから,すぐにずるいずるいの大合唱で,君がせっかく努力して(大事なことだ。スマドラを飲んだってそれだけで歴代首相の名前が自然に記憶できるわけじゃない。俺たちは努力しているんだ!)獲得した偏差値も「なんかやばいクスリやってるんでしょ」で一蹴されてしまう。
俺は君がそうなったら実に悲しい。
だから,周囲には言わないようにしよう。というか逆に言うとこんな素晴らしいサプリメントを回りに言わないほうがいい。競争相手が増えるだけだ。
余計なことは言わずに敵を増やさず得をする。それが大人だ。
いや~~~書くこと無い。
あんまり書くこと無いから【ためしに死んでみた】って記事を書きそうなくらい何も書くことが無い。
こういう日記を続けることは性格的にも苦手なほうで,夏休みの日記も苦労した。
そう,小学校低学年くらいのときに,夏休みの毎日の出来事を書かなきゃいけないみたいな課題があったんだ!
だいたい,日記を毎日書けといっても,小学生なんてものは地面に歩いているアリを見てたら17時間が経過してたってくらいボーーーっとしてる生き物だから毎日書くことなんてあるはずもない。
それどころか,プールに行った日ですら,疲れてその日は寝ちゃって,翌日になってから2日分の日記に取り組もうとすると「あれボク昨日なにしてたっけ」と完全に忘れていて結局書くことがなくなる。
そんでしまいには「8月26日 朝起きました。家にお母さんがいました」などという度を越した適当な日記(というか意味不明の記録)をつけていた気がする。
そんな小学生たちのために,このブログには「お題スロット」という機能があって,クリックするだけで「お前は今日これについて書け」といったネタを提供してくれる。
これがあるおかげで俺たちは,本当に書くことが無いがあまりに「ちょっと5時間呼吸止めてみた」みたいな記事を書こうとして死なないで済むようになっている,実に良い機能だ。
1.初めて買ったCD
あのな,昨日プール行ったことも忘れてんだぞ。覚えてねえよ!
最初に買ったCDどころか,最近Amazonで買ったCDのことも覚えてない。というか買ったことも忘れてて段ボールに入れたまま部屋に置いてあったりする。
こういう昔の思い出みたいな話をされると俺はもうどうしようもなくなってしまうからダメだ。
2.一気読みした本
俺は中学校を卒業するくらいまで全く読書というのをしたことがなく,自分できちんと読んだ本(小説含む)というのが多分1冊あったかなかったかくらいの人間だった。
それでも俺が唯一面白いと思って,小学生の頃に図書館で借りた本が,岡田淳という作家の「二分間の冒険」という小説。
内容ほとんど覚えてないけれど,読書大嫌い芸人だった俺でも夢中になるくらい最高に面白かった気がする。
ところが,生まれてからまるで読書なんてせず,ただヒマな時には変わった形の木の棒を17時間振り回していた俺が,一転してクラスで本なんか読んでいるもんだから,クラスメイトみんなから「青山が本を読んでいるから,明日雪がふるぞ!」などと,全く非科学的な推測にもとづく冷やかしをされ,更に先生までも「棒を振るのはもういいの?」だ。
あのな,そんな振ってねえよ!
この「二分間の冒険」自体は素晴らしく一気読みしたものの,俺が本を好きになるのは高校入学前の暇なときに島田荘司の「異邦の騎士」を読むときまで待たなきゃいけなくなった。
3.最近見た映画
ゴールデンウィーク中に,ディズニーの「美女と野獣」の実写版を見たが,完全に文句無く最高傑作といえるくらい面白かった。
ストーリーはみんなご存知のとおりなんだけれど,それでもこれほど面白く見ていられたっていうのは凄い。映像と細かい演出がとにかく良くて,2時間近くのあいだ,ディズニーランドのアトラクションに乗っているかのような素晴らしい体験だった。
こんなに面白いと感じた作品としては,ほかに「TOO YOUNG TO DIE ! 若くして死ぬ」と「スラムドッグミリオネア」があるけど,それらに共通することとして,「全体のストーリーとかテーマとかは別にどうでもいい。作品の,どの部分を切り取ったとしても,その部分部分が笑えたり感動したりする」というのがある。
というのも,俺は病的に飽きっぽい性格をしているから,最後の最後でまさかのどんでん返し!みたいなのが苦痛なんだよね,そこに至るまでに大体飽きて止めてしまうんだ。
上記した3作品は間違いなく「映画を適当に早回しして,適当なところで止めてそこから見始めたとしてもそこが面白い」といえる作品なので,みんなにおすすめしたい。
4. 引越し
俺が会社に就職してから今年で10年になるが,その間に7回も住む家を変えている。
そのうち転勤をともなった引越しは3回で,後は,賃貸マンションの更新料を支払うくらいなら,他のもっと家賃の安くて良い物件に住もう・・・と思って引越したもの。ちょっと多いほうかと思うし,きっとむしろ高くついている。
で,そこで得た知見をもとにして,これから引越しを迎えるかもしれない人たちにひとつ言っておくと,部屋が狭いのは慣れるけれど,建物が古いのは住めば住むほど嫌になるぞ! 狭くても仕方ないから新しいところのほうがいい。建物が古いことによって生じる住みづらさは計り知れない。
たとえ部屋の壁に正体不明の人型の大きなシミがあったとしても築年数は新しいほうがいいとまで言っておきたい。
(今度「引越しするときに気をつけること(物件探し,引越し作業)」をテーマに記事を書こうと思う。)
お題スロットからもらったネタで書けるのはこんなとこ。まあまあ書けたけど,よくわからんお題もかなりあった(「靴下」ってネタは何書きゃいいのか皆目わからん。)
またネタに困ったらやるか・・・いやスロットの中身もあんまり更新されないだろうから,いよいよ次は「ためしに自分の家燃やしてみた(レポ)」みたいなのになるかもしれない。
競馬の話をする。
競馬の話を待っている人がこのブログの読者に何人いるんだろうか???
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今回は,ペーパーオーナーゲームの途中経過を書く。
ペーパー・オーナー・ゲーム(POG)って何だという人は,去年の記事を参考にしてもらいたい。
要するに,「これからデビューする競走馬(2歳)をあらかじめ指名して,その馬が今後1年間レースに出て稼いだ賞金の合計額を仲間内で競い合う」という遊びのことだ。
つまり,まだ走ってもない子馬を見て,体つきとか,血統とか,牧場で遊んでいる様子などから,「これは将来すごい馬になる!」とか勝手に判断して,その馬が見事そのとおりに賞金を稼ぎまくったら「偉い」,ぜんっぜん活躍しなかったら「お前が指名したのって馬じゃなくてロバだったんじゃねーの」とみんなから蔑まれ,それから一年間「ロバ野郎」と罵られることとなる(僕らの仲間内ではこれに優勝した人を,ダメだった人たちでお食事をご馳走するという副賞がついている)。
で,普通,この遊びが行われるのは,若いお馬さんたちがデビューし,競馬場で走り始める6月から,翌年の5月末までの1年間で,その間にレースに出て稼いだ金額が対象となる。
だから,ちょうどこの時期が前年のペーパーオーナーゲームのクライマックスなのだが・・・とりあえず,僕の指名したお馬さんたちをおさらいしてみよう。
(名前の左側に書いてあるのは指名順位で,要するに順位が高いほど「これは間違いなく強い」と思っているということだ。)
1位ヘリファルテ → 骨折
2位ラボーナ → デビューからクソみたいな惨敗続き(最近1つようやく勝った)
3位ヴィニー → 初戦に負けてから行方不明
4位サトノアーサー →日本ダービーに出走予定
5位モクレレ → 行方不明
6位ヴァナヘイム → 骨折
7位アドマイヤロブソン →なんとか2勝した。日本ダービーには出ない。
8位オーシャンセブン → 行方不明(最近ようやく初出場して惨敗)
9位サトノヴィクトリー → 初戦で無残に負けた後行方不明
10位chathamの2014 → 初戦は3着するも次で8着惨敗
11位ミラアイトーン → 武幸四郎のオモチャとなり敗退
12位レーヴルシード → 行方不明
13位ハナレイムーン → そこそこ稼いだけどクラシックには出られず。
14位アンノートル → 初戦だけは勝った
15位ムーンシュトラール → マジでどこいったお前
16位ダイワキャグニー →日本ダービー出走
17位コロナシオン → 初戦は勝ったけれどパッとせず。
18位フォギーナイト → 初戦負けたあと行方不明
19位ミリッサ → 初戦勝った。まあまあ。
20位キャリコ → もったいぶって登場後クソみたいな惨敗
いや~すがすがしいくらいのロバ野郎だ。
これだけ見る目がないと逆にすごい。
いや,今年は,ワリと評判になっていた馬たちが全くダメだったり,怪我したりでうまくいかなかったロバ野郎が多いみたいだよ・・・。
そんな中でかろうじて,サトノアーサーとダイワキャグニーが「日本ダービー」という国内最高峰のレースに出られることとなったのはありがたい。
この「日本ダービー」の賞金はなんと2億円!
ほかのレースがせいぜい7000万円~3000万円程度ということを考えると,この日本ダービーに勝つだけで逆転可能という,クイズ番組によくある「この問題に正解した人に7億ポイント!(他の問題に正解しても1ポイント)」みたいな存在だと思ってもらいたい。
とくに,サトノアーサーのほうはかなりチャンスがあると思うので,注目していただきたいと思う。
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そんで,気を取り直して,2017年~2018年のペーパーオーナーゲームで指名する予定の馬を考えてみた。
順位まで決めていないし,まだ決定というわけでもないんだが,今年はこれらの馬が非常に有力と思われる。
○グレートウォリアー
まず名前が「偉大な戦士」だからな。名前からしてこれで強くないわけがない。
こういう「名前が良さそうだから指名する」という人たちを「名前派」という。
そんな馬鹿な理由で馬を選ぶのかと思われそうだけれど,歴代の名馬の名前を見ても「ディープインパクト」とか「ゴールドシップ」とか格好いいし,これまでの歴史上,「ウンチマン」とかいう名前の馬が活躍したことは一度も無いのだ!
更に,クラブ(この馬の馬主のようなもの)の情報によるととにかく成長ぶりが良くて,早いうちに使えそうとのことで,まずハズレではないかなと思う。
○ヴェルテアシャフト
キャロットクラブという馬主クラブがあるんだが,そこの歴代最強の馬だとのこと。
この馬を管理することとなる調教師である池江という人も「この馬まじでやばい。ちょっとシャレにならん」という意味不明なことを言っているくらい強いらしい。
まあ毎年のようにそんなこと言ってるのでおなじみの人なんだが・・・。
○レイエンダ
このお兄さんの「レイデオロ」という馬が今年大活躍したので,その弟も人気になりそう。
こういう,今まで全く見向きもしてなかったのに,兄が活躍したんで急に弟を指名するというのが「二匹目のドジョウ狙いのクソ野郎」として,このペーパーオーナーゲーム業界では1番に忌み嫌われることとなる。
○サトノソルタス
競馬をよく知らない人でも「サトノ○○○」という名前がつけられている馬を聞いたことはあるんじゃないだろうか。
これは「セガサミー」というパチンコ屋の会長をしている里美という人が,うなる金にものを言わせて買いあさった馬に対して付けられる名前だ。
里美というオーナーは,セリにかけられた馬のなかで,とにかく物凄く高い金額が付く馬を片っ端から買っていく。
そして,POGの世界では,里美と同様に,もう細かいことを考えず,セリで高い金額がついた馬だけを指名していく人というのがいて,彼らは親しみをこめて「里美野郎」と呼ばれている。
で,そんな高額な馬たちがちゃんと活躍したかというと,正直いって競馬会最高のロバ野郎なのは里美なんじゃないかってくらいのしょーもない結果が続いていたんだけれど,去年ついに「サトノダイヤモンド」という世代最強クラスの馬が登場したことが話題となった。
今年もサトノアーサーがダービーを勝つかもしれないし,完全に里美に運が回ってきたといっていい。
そして,そんな「サトノ」の中で,今回一番評判が高いのがこのサトノソルタスというわけだ。
○ガールズバンド
馬のことは,素人の俺たちが考えるより,それを直接飼育している牧場の人や,馬主の人に聞いたほうが良いに決まっている。
そこで,自分の目が節穴だということを素直に認め,そうした専門家のコメントだけを頼りにする人たちを「コメント派」と呼び,これはなかなかの良識派だとされている。
ただ,牧場の人ってやっぱり自分達の馬がすごくよく見えるらしくて,ど~~しょうもないような馬でも「いやあ~これは本当に(お母さん思いで性格が)いい馬なんです! (親孝行もしたりするんですよ!)」
みたいなコメントしちゃって,それを真に受けちゃうと,実際にレースに出てから「なんだこの,ロバは」みたいになる。
だから話半分に聞く必要があるんだけれど,このガールズバンドというのは,この馬を管理している「社台(しゃだい)グループ」の事務局イチオシの馬で,去年イチオシした「ソウルスターリング」というのが物凄く活躍したもんだから信頼できそう。
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こんな具合で,最終的には50頭程度のめぼしをつけておき,同じペーパーオーナーゲームで戦う仲間内で最終的に自分の指名する馬が決定される。
(仲間内では,ひとつの馬は1人しか指名できない。同じ馬を指名した場合は,順位が高い人のほうが優先される。ドラフトみたいなもん),
5月27日に行われるそのドラフト会議が終わったら,最終的な俺の指名馬を紹介できると思う。
ロバの王に,俺はなる!
今年もゴールデンウィークが終わった。
そんな休みなんかねえよという人。
かわいそう。ここに哀悼の意を表する。来年は休めるといいな!
しっかり9連休とったよという人。
いやあ~ほんっと今年も実に無駄な連休だった、とにかくヒマで何もやることねえ…。
しかし、会社の同僚たちは、やれ北海道行くとか、やれ伊豆の旅館に行くとか、キャンプに行くとか、本当に不思議なくらい色々と予定があるようだった。
こうなると、ゴールデンウィークが終わった後は、みんなで「どこ行った!」「ここ行った!」とかいう旅行トークで盛り上がることになるんだが、そこへいくと「近所のマツキヨに行きました」と言う他に話題がない俺達はどうしよう?
というわけで、今回はゴールデンウィークの思い出を思い返してみて、「青山、お前のゴールデンウィークはどうだった?」という時に「こほん・・・俺は・・」などと、以下の話を得意げにしてやろうと思う。
ゴールデンウィーク中でもピアノ教室はあった。俺たちピアニストは、一日でもピアノから離れると感覚が薄れてしまうから、休日など無いのだ。たまに酒飲んで酔っ払った時は見向きもしないで床で寝ているが・・。
で、そんなピアニストでも、ずっと同じ曲を練習しているとさすがにダレてくる。ダレてくるというかいつまでやっても上手くならもんだから、だんだん弾いてると鬱になって泣けてくる。実に情けないピアニストだ。
そこへいくと、ピアノの先生は慣れているから、生徒がだいたいダレはじめているのを見透かしている。
だいたいピアノ教室へはいつもキチンとした革靴で来るのに、それと間違えてナイキのランニングシューズでブラっと来ているような時がそれだ。
(ピアノ教室に来て「可愛い靴はいてますね^^」と言われた時に気がついた)
ランニングシューズなうえ、何となくやる気も無いから適当に弾くことになる。
そうすると、先生の様子がちょっと変わって、楽譜を取り上げられる。
それで殴られるのかな~と思ったら、「ぶんぶんぶん、しましょうか^^」だ。
ぶんぶんぶんってなんだ?
これはこのピアノ教室で最も恐ろしい刑罰のうちのひとつだ。
俺のピアノの先生は、俺のような大人以外にも、小学校低学年のようなガキどもの面倒も見ている。
で、そのガキどもというのは、ピアノがうまくできないと、まるでそれがお決まりの仕事かのようにグズったり、いやいやしたり、不貞腐れたりするもんだ。
そんなとき、先生は「じゃ、今日はレッスンは休憩にして、もっと楽しい曲を弾きましょうか!」と言い、別の楽譜を出してくる。それが「ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ」なのだ。
こいつはリズミカルで楽しい曲だから、ガキどもも途端にご機嫌になって、ピアノへの興味を取り戻すというわけなんだが、先生はどうも、それを俺たちのようなやる気のない大人にも使えるもんだと思って、「ぶんぶんぶんしましょうか^^」とくるわけだ。
「ソ、ファ、ミ(ぶん、ぶん、ぶん) レ、ミ、ファ、レ、ド(はちがとぶ)・・・」
30過ぎた大人が弾くにはあまりも異様な曲なんだが、先生は「はいあと2回」だからな。
あまりにも恐ろしい罰だ。
しかも弾いている横から「ちょっと腕に力入りすぎかな」「もっとリズミカルに!」などと、あれ?これ楽しむための曲なんじゃねえのかなと思うのを許さないくらいの鋭い指摘が入ってくる。
お前たちは一度でもいいから、30過ぎた大人の男がちょっとだけ泣きそうになりながら「ぶんぶんぶん♪」と弾いている様子を見たことがあるか。
ついでにいうと、俺がこの刑罰を受けているのはこれが一度じゃない。
だいたいその週に練習しなくて、それが故に上達もせず、したがってやる気も起きずにレッスンを受けていると、突然自分の楽譜をすべて片付けられ、別の楽譜を目の前に出されて「ぶんぶんぶん、しましょうか^^」だ。
これを翻訳すると「そんなやる気ないんだったら罰としてこれだ」ということだ。
やる気あります! しっかりやります!と背伸びしながら言ってももう遅い。
で、それができると次は「キラキラ星」だ。むちゃくちゃトラウマになってきた。
散々ぶんぶんぶんを弾かされたそのピアノ教室の帰り道。自転車に乗っていると、やたらガコガコと揺れる。
パンクか? でも、そんな感じじゃない。走れることは走れるのだから。
いったん降りてみてタイヤを確認してみると、なんと前輪のタイヤが完全に裂けて、中からチューブがニュルンっと飛び出ている。
だけど、チューブは無事だから、パンクにはなっていないというわけ。
いやこれでチューブが破裂していないのが不思議なくらいだ。だってチューブで直に道路を走っているんだからな。
とりあえず教室からマンションの駐輪場まで行き、明日近くの自転車屋にでも持っていこうと思ってそこへ止める。
で、部屋にはいってコーヒーを飲んでいたら、突然外から、街中に響き渡る音で「パァーーーーーーーーーーン!!!!!」という銃声にも似たような音が響いた。
少なくともマンション中の住人は「なんだ?!」と飛んで外を見るような音がした。
マンションの中で俺だけはその音の正体がだいたいわかった。俺のチャリだ。
そんなわけで家に帰ってきて、ピアノの練習をすればいいんだけれどこれがしない。
ピアノ練習しないで何しているかといえば、「ファイナルファンタジー10」をやっている。
これは知り合いがオススメしてくれて、わざわざPS VITAという携帯ゲーム機ごと貸してくれたものだ。そこまでしてもらったからにはしっかりやる。
ところで、大人になってからRPGができなくなった。
理由は以下のとおり。すぐ酒を飲むからだ。
だいたいプレイステーションをセットする時から飲み始め、最初の村を回っている時に酔っ払い、王様に会いに行くところで寝落ちしている。これが基本形だ。
最初の村のセーブポイントでプレイ時間が実に20時間とかになっている。すごい大作をやっているもんだ。
でも、PS VITAは携帯ゲーム機だから、仕事に行くまでの通勤時間にできるからいい。俺たちが酒の呪縛から解放されるのはただ仕事をしている間だけなのだ。
で、このゲームをすすめていくと、ヒロインの「ユウナ」という可愛い子が連れ去られる。助けに行くが、時すでに遅し、悪のボス(気持ち悪い胸毛男)にキスされる!
おい、チューすんじゃねえ!!
電車の両脇の人がちょっとこっち見るくらいの声で言っちゃったが、そんな場合じゃない。
あらん限りの最強の武器と魔法で殴りつけ、その悪のボスを打ち倒す。
ふう、気が済んだ。二度とこんなことすんなよ!
ヒロインを救出する主人公。
で、その後のシーンで、今度はその主人公がユウナにチューする!
おい、チューすんじゃねえ!!!
休みの最中、埼玉県の大宮というところにあるビアガーデンへ行ってきた。
こんな時期にもうビアガーデン? と思うだろうが、これがオープン記念でちょっと安くなっていて、大宮で働いている知り合いが気を利かせて予約してくれたんだ。
みんなもご存知のとおり。ゴールデンウィーク中はよく晴れて、夏のようだった。
俺はもう冬の寒さに見切りをつけて、コートなんてもう全部クリーニングに出したし、コタツなんて捨てた。
こんなに暖かいんだからもう寒い日なんてあと10年くらいこないだろ。
そんでビアガーデン当日(5月1日)
日本中にとどろく雷鳴、唸る雨風。
いやあ今年一番天気悪いなこれ。どうなってんだ。
けれど、出発する時間になってようやくおさまったから一安心・・・だけど、どうしよう、コートなんてもうクリーニングに出しちゃったよ!
仕方なく半袖のTシャツにペラペラの長袖シャツという格好で外に出る。千葉県だとまだ大丈夫、そこまで寒くない。
だが、みんなも知っているとおり、埼玉県というのは千葉から北に2,000キロほど、飛行機で8時間ほどすすんだ先の極寒の地で、電車降りたところからめちゃくちゃ寒い!! うわあやばい。
しかも、そこから普通の居酒屋じゃなくて、風が吹き荒れるデパートの屋上のビアガーデンだからな。みんなもう寒いってわかってるからファー付きのコートとか着てやがんの。
その中の一人が俺にこう言った「いやあそんなカッコ寒くないですか! そんなカッコでもビアガーデン来るなんてよっぽどビール好きなんですね!」
ちがうんだ!
連休中、IKEAに行ってきた。
読者の中には、最寄りの駅から近くの繁華街まで牛に乗って2時間進まなければならないほどの田舎に住んでいる人もいるだろうから一応IKEAとは何なのか説明しておくと、テーブルとか売ってる店だ。
とはいえ、単なる家具屋というわけじゃなくて、IKEAは建物全体がちょっとしたテーマパークになっているんだ。
具体的には、お客さんは決められたルートに従ってぞろぞろ歩いていき、その途中、「一人暮らし」「子供部屋」「ペットのいる部屋」などと、いろんなテーマが決められたお部屋のゾーンを順番通りに体験していく・・・みたいな感じ。
全部ちゃんと見て回ろうと思ったら平気で2時間以上はかかる。これが、興味のないゾーンでも遊べる仕組みもあってなかなか楽しい。
そんな中、俺は、コースの途中でちょっとオシャレなコースターを発見した。
普通のコースターと違って、縁があって、しょっちゅうコーヒーをひっくり返す俺のために作られたようなコースターだ。運命の出会いといっていい。
家具を見に行って買ってきたのがコースターとか何してきたんだお前みたいな話だが、俺はこのコースターが大変気に入ったから買うことにした。
で、コースの最初の方でこのコースターが売られているのを見つけてしまったもんだから、残りのコースを見て回るなか、ず~~~~~~~~~っとこのコースターを握りしめていることとなる。
途中で、ちょっと気に入ったテーブルの上に置き忘れそうになったり、ソファに座ったときに尻で踏み潰しそうになったり、握力の限界を迎えてさすがにどこかの戸棚の中にこっそり置いていこうと思ったり…。
しかし俺はそれでも頑張って、コースがすべて終了した後のお会計のゾーンまでこのコースターを握りしめてきた。やりとげたのだ。
そしたら、このIKEAというのは、知っている人には当然のことなんだが、今まで歩いてきたのは全部「見本」のゾーンで、その中で気に入ったのがあった人のために、最後にお買い物コーナーがあって、そこには今までの見てきたものが全部並んでいる。
もちろんこの手汗に滲んだコースターも無限とも思える数量が天井まで重なっていた。
2時間だ。
2時間の道のり、俺はあのコースターを大事に握りしめて歩いてきたというのに、最後にこの無限のコースターだ。この時の悲しみを少しでも伝えたい。
マラソンのレースに出て、一生懸命42キロを走ってきたら、最後にみんなが平和そうに俺を出迎えて「なんだ、地下鉄でも良かったのに笑」とか言っているのと同じ気分だ。
見た人ならわかるけれど、映画「ミスト」のラストを思い出した。
スティーブン・キング原作の脅威の映画「ミスト」は、まだ見ていない人ならぜひとも見てほしい。 俺は、たしか大学2、3年の頃にいちどだけ見た。
それからというもの、人から「おすすめの映画は?」と聞かれると、必ずこの「ミスト」と答えるようにしている。そう答えて自分以外の被害者を増やそうとしているのだ・・・。
あれ何の話だっけ?
そうIKEAに買い物に行く連中は、決して、コースの途中で見つけたコースターを二時間握りしめている必要なんかない。最後にお買い物ゾーンがあってそこでしっかり無限個買えるから安心することだ。
俺がゴールデンウィークの思い出としてみんなに語れるようなことは以上だ。ちょっと盛りだくさんになってしまったが、みんなの喜ぶ顔が今から楽しみだ。
あ、あと、肝心なこととして、だいたい、社会人というのがどこかへ旅行へ行くと、みんなにお土産を買ってくることとなっている。だいたいみんな、仙台土産の萩の月とか、北海道土産の白い恋人とか持ってくる。
俺はゴールデンウィーク中に作ったカレーをタッパーに入れて配るつもりだ。
ニンジンがゴロゴロ入っているぞ。