次回予告

今週末(24日)に資格試験があるから、それまであんまり、家でのんびりブログを書く時間がない。試験が無事に終わったらゆっくり書くんだ。

 

テーマはもう決めていて、「お前たちは引っ越し先として考えていた賃貸マンションを下見に行ったら何故か床が水びたしでそのまま無言で玄関を閉めたことあるか?」だ。なげえ。

 

うん、引っ越しを考えている。別に結婚したとか、転職したとか、豚肉を大量に焼いたおかげで家が全焼したとかそういうわけじゃなくて、単に更新に合わせてもっと広めの家に住もうと思ったんだ。

賃貸マンションに住んだことがない人は知らないかもしれないが、賃貸には「更新料」といって、だいたい2年おきに、なんでか全くわからんが、家賃とは別に、1ヶ月分の家賃に相当する金額を払わないといけない。

俺はこれが嫌だから、今まで一度も更新というのをしたことなく、つまり更新にあわせて毎回のように引っ越してる。その数、就職して以来5回だ。

で、今度が6回目の引っ越しになるというわけ。

これを同僚に言ったところ、「そんなの更新料よりも引越し代のほうがよっぽどかかってるじゃん。トータルで見るとよっぽどマイナスでは」などと言われたから、その人はアリさんマークの引越社のトラックで轢いて、遺体はそのまま見知らぬ土地まで運んでもらった。引越業者というのは様々な使い道があるものだ。

 

そんで、ここまで引っ越ししていると、だいたいどの物件が良さそうか、悪そうか、ネットの情報だけでもかなりわかるようになる。やっぱ物を探すのって慣れだよね。見るべきポイントが決まってくる。

 

そうして探し出した物件が4つほど。早速この連休に下見にいったわけ。

どれもこれも悩ましいほど良さげな物件だったから凄く楽しみで、今日中に契約してやろうと思ったくらいだ。

で、ドアを開けて、誰もいないはずのマンションがめっちゃくちゃ水びたしだからな。そのまま無言で玄関をしめたって話を次にする。

いやもうこれで終わりでいいんじゃないかこの話。

 

 

 

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電車に1日のって風邪引いて帰ってくる不思議な人の話

9月になりましたね。

9月になってもネタはないから、今日は俺の近況を報告する。

 

 

今月末に資格試験があるから、最近はよく喫茶店に行ってそこで勉強をしている。

 

なぜ人はわざわざ喫茶店で勉強や読書をするのか。逆に言うと、俺達はなぜ家で勉強や読書ができないのか。その理由は以下のとおり。

 

①:家にいると俺達はすぐ酒を飲む。

②:おまけにつまみまで食いだす。

③:そしていい気分になったら寝る。

これだ。

次に「なんでわざわざ喫茶店に行くの?」と言ってきた人には、家でビールを飲み、おまけにつまみを食べ、そんで気持ちよく寝ようとしているところでどうやって勉強するんだってこっちから逆に聞いてやりたいくらいだ。

 

これは読書にも当てはまって、俺はどうしても家で読書ができない呪いにかかっているんだ。

Amazonで買った本が届いて、喜んで広げて数行読む。うん面白い。

ところで、本を読むと喉が乾くよな。

冷蔵庫を開けると、ビールと、アルコールばっかり飲んでちゃ本当にダメな人になると思って買った2リットルのお茶が入っている。当然ビールを飲む。おまけにつまみまで食いだす。
そして寝るばかりだ。

これが、俺たちがわざわざ作業のために喫茶店に出かける理由に他ならない。


いや、たとえビールを飲まずとも、家で本を読んでいるとどんなに面白い本でも眠くなってくる。あれはお布団がいけないんだ。

お布団のある空間では、俺たちは本能的に、活動的なことをしようという気にならないんだ。

休みの日の予定をいろいろ立てていたにも関わらず、いつも午後1時すぎに「いまおきたw」とか言ってるツイッターの連中を見ているとその理論は正しいと思う。


俺の会社の先輩にも、同じ理由で、家で本が読めない人がいた。

 

で、その先輩はケチなもんだから、喫茶店にいってドリンクを注文するのもお金がもったいないと言って、どうするかというと、定期券で電車に延々と乗りながら座席で本を読むんだそうだ。

路線の端から端まで行ったらまた折り返して、また本を読みながら端から端まで電車に揺られる。

そんで一通り読み終わったら、定期券の範囲でいったん改札を出て電車を乗り直し、電車賃もタダで済ませる。

俺は、これは厳密に言うと法律違反なんじゃないかと思うから、何か世の中にむしゃくしゃしたらいつでもこの先輩をキセル乗車の罪で警察に突き出してやる気ではいるし、どっちかとうと読書家じゃなくて電車がとても好きな人みたいだ。

 

ただ、そんな先輩も、既にいろいろと罰を受けている。

それは、とりわけ冬場、いろんな病気を電車で貰ってくるということだ。
ただでさえ身体が丈夫でないのに、いろんな人が乗りまくってる電車に12時間くらいいたらそりゃどうにかなるよな。

で、体調崩して会社休んで、その次に出勤した時のお昼休み、先輩が「最近よく病気になるから今日からミカン食べてビタミンCとるようにしてみた」だからな。真っ先に見直すものが他にあるだろ!

 


そんな奇妙な先輩の話じゃなくて、俺の近況の話だった。

 

喫茶店に行って勉強をしたり、本を読んで過ごしていることが多いんだが、そこで通う喫茶店について、俺なりに気がついたことがある。

 

それは、休日に喫茶店に行くなら、なるべく「ビジネス街」の喫茶店の方が静かでいいということだ。
俺達はなんとなく、休日なんだからという理由で繁華街とかデパートだかに行ってしまい、その結果、赤ん坊達のけたたましい鳴き声や、オバちゃん達の超どうでもいいような喋り声とかが入り交じる動物園のような喫茶店に入ってしまい、自分自身も泣きわめく赤ん坊たちの中にまじって泣くはめになる。

 

そこは逆に、例えば東京都内だったら、大手町、虎ノ門茅場町だとかというビジネス街に行ってみると良いということに気がついた。

この前行ったスターバックスはびっくりするくらいガラガラで、店員さんもあまりに客が来ないから近くのドトールでコーヒー飲んでるくらいだ。

ラテの注文もすぐに出て来るし、トイレも待つことはない。それにビジネス街の喫茶店だから綺麗なので、勉強や読書をするにあたって、まさに理想的な空間だったんだ。


でも、ここにも注意点がひとつある。
お客があまりにもいないもんだから、ずっと居座ってる客が結構目立つ(ような気がする)。

 

1時間くらい、店内に俺ひとり、店員さん3人みたいな時間帯があると、店員さん3人の「「「こいついつまでいるんだろう」」」 「「「お前が行くのはスタバでなく笑笑だろ・・・」」」という目が容赦なく突き刺さる。実際にそんなこと思われてないんだろうが、あんまり何時間もいると結構気になってくる。オレンジジュース頼むと「「「「んなもん家で飲めよ!!!」」」で怒りのバヤリース目の前でコップ注ぎだからな。そんなん実際に言われたこと無いけど・・・。

 

だから、程よい具合に人がいて、とはいえトイレが混んでなくて、綺麗で、店内が広々としていてタバコ臭くない、そしてコンセントがある、そんな理想の喫茶店をいつも探しているんだ。 

そして、そういう喫茶店が冬までに見つからないと、俺も1日中電車にのって風邪ひくことになりそうだ。そうなったらミカン大量に食おう・・・。

 

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(H29.8.30) 皆さまへのご報告です。

今日はオムライスの話をする。


最近ツイッターのフォロワーさんがオムライスを綺麗に作っていて、そうかそれなら俺も作らないといけないという正義感で作ってみたんだ。

 

だいたい、オムライスというと、綺麗に作ろうとして最終的に米と焦げた卵がしっちゃかめっちゃかになったモノをケチャップどばどばにかき混ぜて食うという、料理名が当初の「オムライス」からちょっと変わって「地獄」になるというのがお決まりのパターンだ。

そのとおり、最後の卵を巻きつけるところが問題だ。

その瞬間まで、お母さんの手元を覗き込んでいるわんぱくな男の子は笑顔だったんだ。


そこで、俺はこの問題を解決するため、オムライスを作る時に心がけるべきことを1つ考えたから(というか常識なんだそうだが)今日はそれを紹介したい。


~オムライスをつくろう~

 

1.ケチャップライスをつくる

 

いきなりだがこれが一番面倒くせえ。

ニワトリも卵と一緒にオムライス用の米も産んでくれないかなって思うよな。

なので、大抵やる気の無い時にはスーパーで冷凍のチキンライスを買ってきてそれで済ます。やる気がないのにわざわざオムライス作るってのもよくわからんが。


あれを家庭で作ろうとすると、チキンだのミックスベジタブルだの何だの買ってこなくちゃいけないから(そしてもちろん米も炊く)結構手間がかかる。
が、冷凍食品を買ってくればあとは卵を焼いて包むだけだから凄く簡単だ。

それでツイッターにアップして

「自炊した」

「え~すご~い」だからな。お前たちは実にチョロい存在だ。

(俺はこれを書いていて思った。どうせなら卵に包んだ状態で冷凍食品で売ってくれればこのブログ自体も冷凍食品を買ってこい以上で済むんだが。)

ただ、ひとつだけ注意してほしい。冷凍食品のチキンライスにはしばしばマッシュルームが入っているから、これを注意深く探し出してすべて箸で取り除くことだ。


で、ここまで書いておいてアレだけどスーパーにチキンライスの冷凍食品がなかった。ここまでのくだりは一体なんだったんだ?!

 

家にケチャップはあったから、有り合わせのものでケチャップライスを作ろう。
冷蔵庫を開けてみるとニンジンとベーコンはあった。

そして以上だ。

もうオムライスつくる予定をほんの少し変えてチャーハン作ろう。

 

一応、具材を炒めて、ケチャップを加えて混ぜる。ここにコンソメもいれるとそれっぽい味になる。

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うん、これだけで十分うまい。もうビール飲んでこのまま食っちまおうかな・・・。
でも、ツイッターでイイネを貰うにはもうちょっと見栄えが良くないといけない。そのためだけにここから綺麗な卵で包むってわけだ。オムライスを発明した人って相当ツイッターやってた人だと思う。


2.卵で包む

 

ここで失敗するパターンというのは、だいたい、フライパンの上で卵がこびりついて、米を包む時に破ける、そして「あああああああもういいやこのまま混ぜて食おう」というものだ。
フライパンの上で、薄皮の卵をお箸で突っついたり、米を包もうとしてヘラで余計なことをしているとすぐに破れる。
この作業をフライパンの上でやってはダメなんだ。

 なので、ここがポイントなんだが、卵がうまい具合に固まったな~と思ったら、慎重にフライパンから剥がして(ここまではできる)、その上に米を置いたら、いったんこのように皿をフライパンの上に置いて、ひっくり返す。

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そうすると、薄皮タマゴが皿の上で米に乗っかる感じになるよな。偉いぞ。


この状態で、端っこを上から中に包み込むようにして折り曲げていくと破けることはないし、見栄えの調整(整形)も実に楽ちんだ。そしてうまそうな料理というのはこれをきちんとやるかどうかだ。
オムライスを作ったっていうと、みんなフライパンの上で箸を鮮やかに駆使して綺麗にしていると思うだろうが、基本的に皿の上で粘土遊びみたいにやってる。が、それがバレることは決して無い。

 

 

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きちんと盛り付けるとこのような感じになる。

後から気がついたけどお皿のミッフィが完全に血だらけになっている。



あと、俺の家はなぜかアルミと鉄のフライパンしかないんだが、みんなは絶対テフロン加工のフライパンでやってくれよな。


あまりに書くことがないから今度からお料理ブログにする。

次は煮玉子の作り方だ。
俺ってタマゴばっか食ってんな!

パンダ命名係長の憂鬱

 

◯ パンダの名前どうしよう・・・(700時間経過)。

 

パンダの赤ちゃんが生まれて、その名前を上野動物園が募集しているんだが、それがネットだけで25万件だと!

お前達よくもまあパンダの名前なんてトントンだのヨンヨンだのレンレンだのランランだのチ◯チンだの25万件も考えて送るよな。

 

ほんと、25万件というと、それを審査する側もすごい労力だと思う。

仮にこの担当者が『ランラン? ありきたりすぎる。 ヨンヨン?? 冗談はパンダだけにしておけ』てな具合に1件あたり10秒で審査したとしても、25万件終えるのに700時間くらいかかることになる。

 

で、社員に一日24時間ずっとパンダの名前なんか考えさせてたら、上野動物園はパンダの模様もびっくりなブラック企業になってしまうから、せいぜい一日の仕事時間のうちの90%(7時間)をパンダの名前選びに使ってもらうとすると100日かかる。

 

それと、上野動物園で働いてるだろうパンダ命名係長にとって良くないお知らせがひとつあって、この25万件はネットの応募だけで、この他に、上野動物園を訪れた子供たちが備え付けの用紙で応募してくれたのもかなりある。

しかも、こっちはネットと違って子供たちの不思議な象形文字のような字で書かれているから、審査だってネットの倍は時間がかかるだろう。

 

こうして約1年間、会社に来てはパンダの名前を考えて、パンダの名前を考えては会社に来るような生活を続けた結果、ついに頭のおかしくなった担当者が突然「もういやだあああああああああああああ パンダの名前なんてもうチ◯チンでいいよもおおおおおおおおおおおおおおおおお ざまあみろおおおおおお」となってそれで決まっちゃう可能性が結構あるんじゃないかと俺は思っている。30%くらいはあると思う。ないかな。

 

◯ パンダの名前を考えてやった。

 

国をあげてのおめでたい話がしょーもない下ネタで終わるのもあんまりだから、この俺がパンダの名前を考えてやった(これで250,001件になった)。以下の通り。

 

名前:ミンミン 

理由:夏に生まれたから  

 

 

◯ 可哀想だから食べないんです。

 

食べ物に好き嫌いがあると(どういうわけか)育ちが悪いとか、品が良くないとかって思われてしまうようで、それが嫌だから、俺は今後、何らかの食べ物が嫌いだという話をするときは「可哀想だから食べないようにしている」と言うようにした。

 

例えば、外国の人がイルカを食べないのと同じで、あれは食べ物の好き嫌いとはちょっと違う話でしょ。

曰く、イルカは知能の高い生き物で、可哀想だから食べないんだと。その言い訳いいよな。

 

俺はしいたけが可哀想で可哀想で仕方ないから決して食べないことに決めているんだ。

まったく人間のエゴはどこまで膨らみ続ければいいんだろう。

 

君たちは、沢山のしいたけ達が原木に植えつけられ、出荷を待っている時の悲しい鳴き声を聞いたことがあるか。俺はある。

きっと、あのしいたけの傘のばってんマークをぱくぱく動かせながらしくしく泣いているんだと思う。あれがしいたけの口だ

 

スーパーでしいたけが並んでいたり、鍋に入っているのを見かけるたびに、俺はとても悲しい気持ちになるんだ。

だから、俺は鍋の中で悲しく泣いているしいたけをそっとお箸で摘んで、せめてもの思いやりで生まれ育った山に帰してやることにしている。

茹でられたり、切られたりしたおかげでもう死んでいるしいたけがほとんどだけど、中にはまだ息をしているのもいて、そういう時は助けてくれてありがとうって、傘の模様を「」に変えて俺に感謝してくれるのだ。

 

今後、俺に「しいたけ嫌いなの?w 美味しいのに~」とか言い出した人(どうして好き嫌いの話になると決まって『あれ美味しいのに』とか言うんだろうな!? 誰かが美味しく感じることと俺の味覚がどうかは論理的にまったく関係ない話なんだが!)に対しては、涙ながらに以上のような話を言って、改心したその人と一緒にしいたけを山に埋めに行こうと思う。

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それから、俺はピクルスも可哀想だから必ずハンバーガーから抜いてもらうようにしてるんだ。俺には可哀想なものが沢山ある。

 

 

 

みんな習い事サボったことあるか?

みんな~~~、子供の頃に習い事に通わされてたけどそれが嫌で嫌でしかたなくって次第にバレないようなサボる方法を考えていってそれがだんだん巧妙な手法になっていったって思い出あるか~?

 

俺は小学生のころ、スイミングスクールに通わされていた。

そして、スイミングスクールに通わされている大抵のかわいそうな子供たちがそうであるように、俺も毎週ものすごく嫌そうな顔をしながら、水着の入った布の袋をぶら下げつつスクールバスを待っていたんだ。

 

俺の親は幼児教育だとか、習い事だとかにそれほど熱心な方じゃなくてそれはありがたかったけれど、それでもこのスイミングスクールだけはということで小学校6年間通わされ続けた。

よくもまあこの世界に無限に存在するだろう習い事の中から一番目か二番目くらいに面倒くさそうなもんを選んでくれたもんだ。

ただ、結局俺のことだから、いかなる習い事をやらせようが面倒くさい、行きたくないやめたいって思っていたことだろう。

だいたい、子供ってのは学校に通うのが仕事のようなもんで、それが終わったら自分の時間のはずで、そこにまで強制的に活動を組み込まれることについてどう思うんだ。

君たち大人も会社から帰ってさあビール飲もうって時にいきなり背泳ぎだとかバタフライだとか普通に陸上で暮らしていたらまず実践しないだろう不思議な泳ぎをしないと解放されないとかになったらすごく嫌だろと、俺は涙ながらに親に訴えた。

涙ながらに訴えた結果、俺は次の日も変わらずものすごく嫌そうな顔をしながら水着袋をぶら下げてスクールバスを待っていたのだ。

  

で、そんな中、俺も大抵のやる気とコンプライアンス意識のない子供たちと同様に、これをサボることを考え始めた。

 

 まず、普通にすっぽかす。

これは我々の業界(習い事行きたくない業界)ではもっとも程度の低いサボり方だ。

普通にスイミングをサボり、普通に家でごろごろして、普通に親にバレて、普通に怒られる。まるで芸がない。

だいたいスイミングに行ってきたはずの人間が持ち帰ってきた水着がカラカラに乾いている。これでスイミングにちゃんと行ったんだななんて思う奴がこの惑星に1人でもいるとはとても思えない。

当時少年だった青山もこの方法を何度かやったところで「あれ?これどう考えても最終的にバレて怒られるじゃん」という事実に気がつき、次からもうちょっと悪質な手口を用いるようになった。

  

サボったことがバレないためには、習い事に行ったことを信じてもらえたらいい。

そのために青山少年が考えたことは、「今日スイミングにちゃんと行ったよ。とても楽しかったよ」的な感想を親に言うと、ちゃんと信じてもらえるんじゃないかということだ。

つまりサボった上にウソを付くという、世間的にはオレオレ詐欺だとか還付金詐欺だとかやっている連中とまるで変わらない手法を用いることにした。

その結果の会話が次のとおりだ。

青山少年「今日ちゃんとスイミングに行ったよ。ちゃんと行ったよ。楽しかったよ」

母「そう~。今日はどんな泳ぎ方を練習したの^^」

青山少年「うんとね~うんとね~わかんない

母「お前ウソついてんじゃねーぞ」

 

 俺は会話をするとすぐボロが出る(大体そうなんだが子供のウソは親に1ミリも通用していない)から、言葉でウソを付いてサボるのは無理だ。

そこで、ウソをつくにしても、もっと別の方法を採用することにした。

 

青山少年が考えたのは「絵日記を描く」という手法だった。

これは中々気合が入っている。

文章のみならずビジュアルでも表現することで説得力が増すと考えたのだろう。

それで描いた絵というのが今でも覚えているが、スイミングのスクールバスの先頭に座り、すごい笑顔で乗っている青山少年の絵だった。スイミングに行きましたって日記なのにバスに乗ってる絵だからな。

しかも普段は一番後ろの座席で、物凄く嫌そうな顔をしながら水着袋を抱えているにも関わらずだ。

 これは我ながらとてもよく頑張った。

俺は子供の頃から、なるべく努力しないで済むための努力だけは惜しまない性格だったのだ。

 

だが、この画期的な手口も、親の前には全くの無力だった。何故か?

何故か? っていうか、生まれてから10数年間、ただの1日たりとも日記なんてつけようとも思わなかったヤツが、スイミングのある日に限っていきなり色鮮やかで立派な絵日記を提出してきたのを不自然に思わない人がこの惑星に1人でもいるとは思えない。

 

結局、そんな努力にもかかわらず青山少年は親にすごく怒られたのと、絵日記を文房具屋で買うために支払った500円のお小遣いを失っただけに終わった。そして俺はますますスイミングが嫌いになったのだった。

  

もう余計なウソはやめよう。でも、何もしないでサボるのはダメだ。真面目に通うのはもっとダメだ。

 

そこで考えたのが、普通にサボって、ごまかす方法はシンプルに、水着を水道水で濡らしておく。これだ。

これはシンプルだが意外とバレないだろうと思ったものの、水着を洗濯しようとした親から即座に「お前んとこのプールはいつから真水を使うようになったんだ」と厳しい取り調べを受けて失敗。(当時の青山少年は合法的に塩素を入手する方法がなかった)

 

そうだ、プールの水にはあの独特な匂いがあるから、水着をみればスイミングに行ったかどうかは一目瞭然。俺はそんなことにも気が付かず、せっせと絵日記を描いていたのだ!

 

水着の匂いでバレないようにするため、親が見つける前に自分で洗濯しちゃったらどうだろう、と考えた読者。君もなかなか、この習い事嫌だ嫌だボーイズの素質がある。

 青山少年もその案はひらめいた。水着の匂いをごまかすにはもはやその方法しかないのだ。

だが、この案を実行する上で問題がひとつ。

この青山少年というのが、たいていの男の子がそうなのかはわからんが、とにかく家事なんてものを一切手伝わずに朝から晩まで遊び回っている奴で、もちろん洗濯なんて手伝ったこともない。

そんなガキんちょが、自分がスイミングある日に限って突如として「安心してくれ。もう洗濯機は回しておいたぜ」なんて言ったら、わたしたった今証拠捨ててきたところなんですよと言っているのとまるで変わらん。

青山少年は今までお手伝いをしてこなかった自分を呪い、また次の週から物凄く嫌そうな顔をしながら水着袋をぶら下げてスクールバスを待ったのでした。

  

そんなふうに、嫌そうに通ったり、ときどきサボって下らない言い訳して怒られたりしながら、結局小学校6年間は通い続けた。我ながらよく続けたもんだ。

だけど、中学にあがった後のプールの授業で、これから平泳ぎの練習をするから、平泳ぎができる人と、そうではない人とクラス分けをしましょうって話になった時に、俺は平泳ぎはスイミングで習っていたから得意げにやってみせたところ、先生から「お前の泳ぎ方なんか違う・・・」と言われて、平泳ぎができない子供たちのグループに分けられた。

あれ? 俺が6年間平泳ぎだといってやらされてきた泳ぎって一体なんだったんだ??

 

世の中のお父さん、お母さんに言いたい。

習い事というものは、ゆくゆくは子供の為になるんだということはよく分かる。先行投資というやつだ。

が、子供にしてみたらど~~してもやる気がでない時ってのがある。自分たちだってそうだろう。

そんなときに、突然、今まで一切つけたこともなかったような立派な絵日記を見せつけられたとしても、どうか優しい笑顔でそれを受け取ってほしい。

それを続けて泳ぎが上手くなることは決してないだろうが、もしかしたら絵がうまくなって画家になるかもしれんぞ。

更新したい

仕事忙しすぎて更新できねえ
土日もどっちか会社行ってるからな
この忙しさが通り過ぎるか会社に火がつくかどっちかしないと更新できそうにない
一応次の更新のテーマは【みんなは習い事サボったの親にバレたことあるか?】に決まってるんだが、もうちょいまってほしい

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家に消防車呼ばれたことあるか?

みんな~家に消防車呼ばれたことあるか?


俺はある。社会人になってからある。

 

 

 

俺はその日の朝から、フライパンで豚肉を山ほど焼いていた。
俺は朝から結構重たいもの食う。

 

うちの賃貸マンションはそこそこ新しい建物なんだが、換気扇の調子があんまりよくなくて、というか豚肉を大量にフライパンで焼くのに耐えられるようにはできていなくて、この日も、煙がもうもうと立ち込める限界の台所に俺はいたんだ。
なんかもう煙で目がしみてきて、痛くてあけていられない。料理どころじゃない。


君ならどうする? 写真をSNSにアップして「ちょっとしたボヤ騒ぎなんだがww」とか言ってイイネをもらったその次の行動だ。

いったん火を止めて、部屋の窓を全開にしてとりあえず煙を逃がすだろう。
それでなくとも換気扇が全ての煙を吸い込み終わるまでヨーグルトでも食べて待っているだろう。

 

ここで君に課せられた制限をひとつ発表しよう。とりあえず火を消すのは無しだ。なぜなら俺は豚肉を一刻も早く食べたいからだ。
そしてもうひとつ。窓を開けるのも無理な相談だ。なぜなら、俺はこの日の朝から部屋を結構掃除したり、換気して、ピカピカにしてあるんだ。お香も炊いた。そこに大量の豚肉の煙が入り込んだらどうなる? ピカピカのマンションの部屋が肉フェスみたいなことになるだろ。さあどうする?

 

俺がとった行動、それは玄関を開けて、そこから煙を逃がすということだ。玄関も外につながっているし、部屋を通さずに煙を出すことができる。

窓がだめならここから煙を外に逃がすしか無いよな。

俺は願っている。この世界のほとんどすべての人間が「うん、そうだよなうん」とこれに同意してくれることを。
(ただほんの少しの優秀な人たちが「え?!」って思うかもしれない。)

 

俺は玄関を開いて煙を外に逃がすことにした。

部屋中に立ち込めた煙が一目散にマンションの廊下に飛び出していく。廊下といっても吹きっ晒しだから、すぐに外気と交わるから大丈夫。その後にひらかれた裁判で、被告である俺はそう証言したのでした。

 

が、マンションの廊下には煙感知器の設置が法律で義務付けられてるらしく、このマンションも当然くっついている。

で、この煙感知器というのはほんのすこしの煙でも大騒ぎをするもんだ(というか普通、マンションの廊下に煙なんてたたないだろうから、ほんのすこしの煙でもあいつらは反応するようにできているんだ)。

 

時は朝の8時だ。そんな時間に1頭分の豚肉を焼いている俺もどうかとは思うが、更にどうかと思うのが、休日の朝の8時に寝ているマンション住人を全員叩き起こすのに十分なほどけたたましい非常ベルの音だ。

 

さあどうする? とりあえず豚肉食べてから考えようか? いやさすがにこっちが先だ。
玄関の外に出て、非常ベルが鳴っている器具を確かめてみるけれど、ベルを止めるような仕組みがどこにもない。装置の表面には電話番号が書いてあるから、そこに電話をしてみる(この間もけたたましいベルが鳴り響いている)。


管理会社のお姉さんが出ると、すぐに「ほかからも連絡がきている」としたうえで(さすが早いな)「そのベルは私たち管理会社しか止めることはできない。今から急行するけれど、20分くらいかかるかな」ということだった。

うわ~あと20分鳴るのかコレ・・・。


絶望とともに部屋に戻ってきた俺はパニックになりながら考えた。

俺ができることはなんだろう?

あ、そうだお昼前には出かけなきゃいけないからシャワー浴びないとだ。
というわけでお風呂場に行って水を出すと、シャワーの音で警報機の音がかき消されてあんまり聞こえなくなった。あ、止まった! そうか、こうして警報機の音を他の音でかき消せば、音は止まったことと同じことになるんだ! そうだったそうだった。

 

で、優雅にシャワーを浴びて、「頼むからもう警報機止まっててくれ・・・」と思ってお風呂から出てくると、うわ~こんなにもデカい音でまだ鳴ってるわ・・・というくらい元気よく鳴り響いている。


そのうえ窓の外に消防車が止まってる!!
更に、ちょっとパニックになっているオバちゃんが「このマンションからです!!」と聞こえてくる!!

 

ああ俺の人生もここで終わりだ…というか、終わりでなくとも、この歳になって公的機関の人から真面目に怒られるんだ…と思うとものすごく気が重くなってくる。


とりあえず炭になった豚肉は捨てた。何故だかすごく食欲がないからだ。

髪の毛を乾かして服を着て、おそるおそる窓の外を見てみると、消防車2台とパトカー1台止まってる! え? 逮捕されるのか!?

やば~早めに会社に連絡したほうがいいかな? と本気で考えているとドアを叩く音がした。
君ならどうする? 窓から逃げる前提として、ブラジルかインドネシアかどっちに身を隠す?

 

観念してドアを開くと、いやあよくそんな大勢でお越しになりましたねえってくらいめっちゃ消防員おる。学校のクラスの1つの川くらいおったわ。
で、多分むこうはもう俺の部屋が火の海だろうと想像してるもんだから、大丈夫ですか!! って言いながらドカドカ入ってくる。

少し身をかがめながら俺の部屋に入ってくる。

で「なんだこの、朝に掃除してピカピカになったばかりの部屋は」だからな。
火がない!いや俺は知ってるんだけど・・・。


世にも奇妙な物語の登場人物たちみたいな不思議な顔をしている消防員に、どうする? 事情を話すか? 豚肉焼いてたんですって言うか? まあ大人なら言うよな…。


「もしかしてクローゼットが燃えているのか??」とおそるおそるクローゼットを覗き込んでいる消防隊員の人に、俺が申し訳なさそうに「すみません、豚肉を焼いてて…多分それだと思います」と白状した。

が、消防隊員の隊長みたいな人が「いや、この部屋に設置してある感知器が反応してないんで、この部屋が原因ではありません」と言って、隊員を率いて隣の部屋へ・・・。

あ、もしかして俺のせいだと思われてないのか? と思う一方でうわ~この事情聴取もしかしてマンションの部屋の人みんなにやるのか??? と思いちょっとパニックになる。


一緒に警察官のひとも来ていたから、その人をつかまえて「ここで焼いていた豚肉の煙が、マンションの廊下に出ていって、それで感知器が鳴ったんだと思います」と言ったら、「いや普通はそういう家庭の煙であんな廊下の感知器は反応しないんですよ、よっぽどでない限り」と言ってくれたのでよっぽどな煙だったんだろう。

 

お前誤魔化してるんじゃねえと言われるかもしれないが(実際のところ誤魔化してるんだが)俺は結構しつこく「俺が豚肉を焼いてそれで感知器が反応したんです!」「俺の!!豚肉が!!」って言ったんだけれど、「常識で考えてそんな馬鹿なことがこの世界にあるわけない」と思われたのか、結局その感知器は「誤作動」か「いたずら」ということになった。いや~、そんな馬鹿なことするやつがいるんですよねえこのワールドに・・・。

 

本当に申し訳ないのと、ああ逮捕されなくてよかった・・・という複雑な安堵感を覚えたのを覚えている。


でも、俺が受けた罰としては、その後しばらくはまた警察官がうちに来るんじゃないかとビクビクして過ごしていたことだ。というのも、俺の玄関の前には監視カメラがばっちり備え付けてあって、後からそれを確認すれば、部屋から半身乗り出して、ドアをまるでウチワのようにバッサバサ開け閉めしながら尋常じゃない量の煙をすべて廊下に逃がそうとしている悪質な犯罪者の姿が写っているのがわかるからだ。


みんなも、豚肉を焼いてもその煙を決して玄関側から逃がそうだなんて、ゆめゆめ思わないことだ。消防車くるぞ!


(公的機関の方まことに申し訳ございませんでした)